野良たちの素性と環境

写真集のなかの猫たちは東京中野にある病院の中庭に居住している。どこの病院にも鳩やカラス、ノラネコ、ネズミ等はおるようだがこの中庭にいる輩ほど恵まれてはいまい、公道とは一般病棟、駐車場で分離され北側、反対側は老人病棟で囲まれて絶好の環境にあることは間違いないであろう、日当たりは良く中庭を囲むように沢山の木々が生い茂り一瞬ではあるがここが病院内であることを忘れさせてしまう環境である。

名前は勝手に付けさせてもらった、白茶の大きなやつが雄の「トミー」、一回り小振りな雌の「ミヤコ」である　なぜこの様な名前が付いたかははっきり書けないがどうも同じ様な名前の医師がおるとか？ははは　院内では医師を呼び捨てなど絶対に出来ないが中庭の野良くんを呼ぶんだから誰にも文句はいわせなーーいのである。

話を元に戻そう、彼たちが通常のノラネコと異なる環境で生活している事は間違いない、よつて性格はおおらかでのんびりとした性格である

食事は贅沢を言わなければ誰かが差し入れをしてくれるし患者の一部には、わざわざ「キャットフード」をまつもときよしへ購入しに偽りの外出届けを書いている人も居るとか？どこにも居るんだね。

私にとって彼らは運動不足を補ってくれる絶好のパートナーなんです。まだ幼児性が残っていて良くじゃれてくれるし家猫には少ない敏捷性も兼ね備えているので遊んでいるとこちらの方が息が切れてしまうほどです。

鑑賞！してあげてくださいまし。