(しばかわだいいちちょうせついけ)



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見沼たんぼの今、昔

 芝川の上流域である大宮台地内に形成された低平地に位置する見沼地域は、見沼たんぼとも呼ぱれ、川口、浦和、大宮の三市にまたがり、東京から20〜30km圏に位置しています。南北は約14km、外周は44km、面積約1,257.5haの首都近郊に残された数少ない大規模緑地空間です。
 見沼地域は、縄文時代の頃は東京湾の入り江の一つでした。今から約6,000年前に荒川下流域の陸化に伴い、沼や湿地となり、その中央を芝川が流れていました。江戸時代になると、水田のためのかんがい用水の必要性から、現在の浦和市大間木附島と川口市木曾呂の間で芝川を堰止めた溜池がつくられ、堰は長さが8町あったことからハ丁堰と呼ばれていました。その後享保の改革で溜池の干拓が行われ、溜池に代わる2つの用水が利根川から引かれることとなり(現在の見沼代用水西縁と東縁)、見沼たんぼは水田地帯として生まれ変わりました。
 近年、周辺の都市化の進展や営農環境の変化などにより見沼地域に対する開発圧力が増大している一方で、首都近郊に残された大規模緑地空間として新たな視点からの土地利用を求める声が高まってきてます。こうした状況の中、埼玉県では「見沼三原則」に代わる新たな土地利用の基準として「見沼田圃の保全・創造・活用の墓本方針」を定めました。




芝川第1調節池の建設にあたっては、
見沼たんぼの豊かな自然を21世紀に残すため、
みなさんのご理解とご協力をお願いします。

埼玉県南部河川改修事務所
〒339−0057 埼玉県岩槻市本町2−8−12
TEL 048−757−2201(代)

 

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