1.名称:アジョワン
2.別名:アジュワイン、カロム、ロヴァージュ(印)
3.学名:Trachyspermum ammi
4.科名:セリ科
5.原産地:南インド
6.主産地:インド、エジプト、イラン、ペルシャ、アフガニスタン
7.成分:チモール、カルバクロール、α−ピネン、α−テルペン、ジペンテン
8.生理機能:
9.薬理効果:精油の主成分チモールには防腐や殺菌効果があるため、精油は防腐剤として重宝されている。おなかの張りや消化不良のほか、せん痛、下痢などの腸疾患、また喘息の薬などにも使われる。
10.利用法:その粉末を他のスパイス類と混合し、インド料理に広く用いる。殺菌力の強いチモールを多く含むので、防腐剤、消毒液に利用されるほか、生薬としえの漢方の処方にも用いられる。
11.代表的料理:インド料理(豆料理、魚料理によく使われる)
《参考文献》
・「スパイス調味辞典」
武政 三男、園田 ヒロ子 著 (株)幸書房
・「スパイス入門」(食品知識ミニブックシリーズ)
山崎 春栄 著 (株)日本食料新聞社
・「MEDICINAL PLANTS」
Thomas S. C. Li 著
TECHNOMIC PUBULISHING CO. 2000年発行
・「最新医学大辞典 MEDICAL DICTIONARY」
後藤 稠(編者代表) 医歯葉出版株式会社
・ 「独英和活用大辞典」(常用版)
河辺 実 編 (株)廣川書店
・ 「スパイス ブック(実用版)香辛料の完全ガイド」
ジル・ノーマン 著 (株)山と渓谷社
・「おいしさ2倍、効果3倍 からだによく効くスパイス&ハーブ活用辞典」
ハーブ・香辛料研究会 編 (株)池田書店