ダイナミック駄玩具狩り7・でっびぃぃぃ…ひぃぃるっ!編
〜たまにはちょっぴり変身願望〜
デビルマン
(採集場所:東京都江戸川区)
金色。輝いてますよ。
有名古玩具店天井に貼られていたのを採取。
その絶妙な面取りに一瞬ソレとは気付かなかった。
なんつってもあなた、目が6角形ですよ。
そして某前衛彫刻家がデザインしたかのような前衛的な口の処理。
この面を着ける時は、やはり全身金色に塗りたくった上で、
おごそかに銀のぱんつを着けねばイカンのではないだろうか。
デビルマン(型違い)
(採集場所:ネットショップ)
こっちも。輝いてますよ。
クマどりのお陰で「あ、デビルマンだ」と気付くコトも出来たが、
すぐには気付けなさそうな一品。
というか、ムック「デビルマン解体新書」をお持ちの方は188、9ページを開いて頂きたい。
企画書で見られるデビルマンの顔ではないかっ!
どういう経緯かはともかく、このお面作者は企画書を参考に作ったワケだ。
デビルマンには有名なパチソフビがあるが、こちらも豪ちゃんのマンガ版と、
企画書に「魔王ゼノン」と書かれた極初期版のデビルマンを混ぜたようなデザインとなっている。
実は上のデビルマンともども東映の版権シールが付いていないため、
お面は正規版権モノが存在しないのかもしれない?(脱落した可能性もあるけど)
マジンガーZ
(採集場所:ネットショップ)
原作版つーか桜多版つーか。
なんですか、どうして主体的にお面かぶってるのに、
被った途端に兜甲児に操縦されるロボットにならねばイカンのですか。
左のパイルダーの窓に甲児が見えるバージョンが『マジンガーZ』放送中のモノと思われる。
右の窓を金に塗ったタイプは恐らく『グレートマジンガー』時期の再版だろう。
グレートマジンガー
(採集場所:ネットショップ)
造型力大幅アップ。
『マジンガーZ』が始まった1972年から、『グレートマジンガー』へ移る1974年というのは、
こういった玩具の造型に対する考え方が大きく変わったのが、上のZと比較するとよく分かる。
スケールモデル的というか、独自な夜店アレンジが鳴りを潜め、アニメに出てくるニュアンスを
しっかり生かしたシャープさが出てきてますねえ。トンガリトンガリ。
ゲッター1
(採集場所:東京都江戸川区)
NG版のカラーリングですね。
良かった、こっちは操縦席の位置が製作したおじさんにバレてなかった。
なんか、ウルトラセブンの目を流用されてるんじゃないか、との疑問が湧くが。
しかし、いざ突っ込むと悩んでしまうこの顔を、
不自然でなくまとめてしまってる
力量はなんでしょうか。
ゲッターロボ號
(採集場所:ネットショップ)
時代の進歩を感じます。
ドラゴンは持ってないです。見たことすらありません。情報求む。
で、『號』はこの他に翔の存在も確認してるんですが、
夜店的アレンジのゲッター1と比べると、作中イメージの
立体化には、つくづく感動しますなあ。
鋼鉄ジーグ
(採集場所:スーパーフェスティバル)
コレはいい曲線。
グレートマジンガーを経て、夜店の造型力もすっかり作品に追いついたイメージ。
アタマの黄色い筋も口元もしっかり彫られたモールドで、安心の仕上がりですな。
プロレスの星 アステカイザー
(採集場所:ネットショップ)
宙空を睨むその眼が怖い、眼が。
両の髪の表現は悩んだんでしょうなあ…。
なんと乱暴にもホチキスでばしばしと止められておりますっ。
マシンザウラー
(採集場所:ネットショップ)
覗き穴の処理は大正解!
これが…この血みどろの闘いが…恐竜の闘いなのか…
そもそもお面化されていたことに驚く作品ではある。
マシンザウラーは商品展開していく上で、「もう少し人間型のヤツを出して…」
とリクエストが出たらしいが、その気持ちが良く分かる一品。
コレ被って、「恐竜の闘い」もねーよな。風呂敷で作った尻尾でも振るか。
サイボット・ロボッチ
(採集場所:ネットショップ)
実写の『忍者ハットリくん』てあったよね。
もう一発、賢ちゃんアニメといえば外せない一品。
もう存在自体が嬉しくて、2枚買いしてしまいましたもの、俺。
しかし、額に輝く番組ロゴ、ちょっと「るぱぁん、しゃんしぇー」
…って自ら言わないと分かってもらえないモノマネみたいな哀しさは漂う。
写真では分かりにくいですが、黒目の中に穴がぽっかりとあいてます
ビッグダイX
(採集場所:ネットショップ)
いわずもがなとは思うが、『Xボンバー』に出た巨大ロボ。
しかしロボットもの全般にいえるが、面だけ被るというコンセプトはどうかね。
ガンダムお面もあったんだろうなあ…
それはさておき造型はいいですな。
どうせなら「X」は別パーツの透明セルロイドだったりした方がチープ感漂って
良かったかも知れん。(いや、別にチープに見せようとはしてなかったろうけども)