Chapter Five

第5話



ハッピー ホリディズ!

休みはのんびりLabVIEWを動かして遊ぼう、というのは全世界的に見ても少数派のようだ。その証拠に普段は活発なInfo-LVのメーリングリストもすでにメール数が落ちている。

さて、NIがGrafTekのConcept VIを買い取ってツールキットとして販売するらしいが、ツールキットを買うほどではないが画像も扱ってみたい人は、大橋の作ったRed27を試してみるのがいいだろう。ftp://ftp.pica.army.mil/pub/labview/に登録されている。Red27はTIFFファイルの読み書きができるVIだが、ファイルの読みとり部分は苦労したらしく、スパゲティ状態だ。おしいのはIntensity GraphのColor TableをサポートしていないからR,G,Bを別々のグラフにしか出力できないことだ。たとえば下の画像はオレの家のツリー(たくさんのリンゴがぶらさがっているだろ、なかには小さな窓をぶら下げてる人もいるかな?)だが、Red27で出来るのはこの程度だ。これでもVIのフロントパネルに表示されているとミスマッチで楽しいことは楽しいが、、
256色でもそこそこの表現力があるのはGIFで保存したことのある人ならわかるだろ。

Fig. 1



そこで、Intensity GraphをColor Table情報を含めて保存して、グラフィックソフトで開くことが出来るようにしてみよう。できるようになったからって、どうだってこともないが、ひょっとして楽しいかもしれない。
シュミレーション結果をIntensity Graphに表示してファイルに保存、そしてそれを画像データベースで管理する、なんて使い方もできるだろう。

Let's enjoy vi programing!

Happy New Yearは256カラーで!

Nigel Yamaguchi


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