★アカデミー賞発表★

UPDATED 99/3/23

 日本時間3月22日に第71回米アカデミー賞の授賞式がありました。
 結果については下記のとおりです。


作品賞

予想結果作品名
  Elizabeth
  ライフ・イズ・ビューティフル
 プライベート・ライアン
恋に落ちたシェイクスピア
 シン・レッド・ライン

 予想:うーむ。プライベートライアンかとも思いますが、アカデミー受けは今ひとつのスピルバーグだから割り引いておいたほうがいいかも…。「ライフ・イズ・ビューティフル」はイタリア映画で、外国語映画賞とダブルノミネートですが、ちょっとやりづらいでしょう。

 結果:当たりました。どもども。

監督賞候補

予想結果監督名「作品名」
  ロベルト・ベニーニ「ライフ・イズ・ビューティフル」
スチーブン・スピルバーグ「プライベート・ライアン」
 ジョン・マッデン「恋に落ちたシェイクスピア」
 テレンス・マリック「シン・レッド・ライン」
  ピーター・ウィアー「トゥル−マン・ショー」

 予想:一応、例年通り作品賞と連動で考えています。「ライフ・イズビューティフル」ってイタリア映画だしなぁ…。テレンス・マリックだと内輪受けかも。

 結果:ずっと続いていた作品賞との連動パターンが崩れました。アカデミー賞会員のスピルバーグアレルギーもすっかり取れたということでしょうか。

主演男優賞候補

予想結果男優名「作品名」
ロベルト・ベニーニ「ライフ・イズ・ビューティフル」
 トム・ハンクス「プライベート・ライアン」
 イアン・マッケラン「Gods and Monsters」
  ニック・ノルティ「Affliction」
  エドワード・ノートン「American History X」

 予想:ここも難しいです。トム・ハンクスが取ると三回目です。ロベルト・ペニーニは以前「ダウン・バイ・ロー」に出演したコメディアンです。

 結果:穴のペニーニが受賞です。英語圏以外からの受賞は珍しいことです。

主演女優賞候補

予想結果女優名「作品名」
 ケイト・ブランシェット「Elizabeth」
  フエルナンダ・モンテネグロ「セントラル・ステーション」
グウィネス・パルトロウ「恋に落ちたシェイクスピア」
  メリル・ストリープ「One True Thing」
  エミリー・ワトソン「Hikary and Jackie」

 予想:メリル・ストリープやエミリー・ワトソンじゃ面白くないですね。 フエルナンダ・モンテネグロはブラジル人で、この映画「セントラルステーション」はただ今「KBCシネマ」で公開中です。お勧めの映画です。

 結果:予想的中でした。グウィネス・パルトロウはブラッド・ピットと「セブン」で夫婦役を演じ、彼とつきあっていたことで有名になりましたが、彼と別れ今や貫禄ある女優になりましたねぇ。

助演男優賞候補

予想結果男優名「作品名」
 ジェイムズ・コバーン「Affliction」
  ロバート・デュバル「民事訴訟/Civil Action」
 エド・ハリス「トゥル−マン・ショー」
 ジェフリー・ラッシュ「恋に落ちたシェイクスピア」
 ビリー・ボブ・ソーントン「シンプル・プラン」

 予想:ここの候補は目新しさがないですね。最近がんばっている人たちを推しておきましょう。

 結果:大はずれです。今頃ジェイムズ・コバーンとは…(笑)

助演女優賞候補

予想結果女優名「作品名」
  キャシー・ベイツ「パーフェクト・カップル」
  ブレンダ・ブレッシン「Little Voice」
ジュディ・ディンチ「恋に落ちたシェイクスピア」
 レイチェル・グリフィス「Hilary and Jackie」
 リン・レッドグレイブ「Gods and Monsters」

 予想:ここは古株から推しておきましょう。(笑)

 結果:これは予想通りでした。


 総評:結果から見ると結構バランスが取れた受賞でしょうか。音響や編集等の技術系は「プライベート・ライアン」の受賞が多く、衣装や美術は「恋に落ちたシェイクスピア」が多く取っています。なお、脚本は「恋に落ちたシェイクスピア」、外国語映画は「ライフ・イズ・ビューティフル」、短編ドキュメンタリー賞に日本人の伊比恵子という人が取りました。


[ホームへ] [映画の感想のページへ] [前年のアカデミー賞のページへ]