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村上龍の「ヒュウガウイルス」とは対照的にウイルス(寄生体)を徹底的に擬人化し、その観点から書いた「聖女」ヤスミンの話なのだけれど、とにかくもう、読んでみてくださいとしかいえません。本は厚くても、連作長編で、短いお話の積み重ねだから、すんなり読めていけます。そして、読み始めたら、その厚さに、なかなか終わらないということに、感謝することでしょう。
Amyの本はどれもこれもよくって、おすすめです。
どれがいいかっていうと、ほんとうにみんないいです。みなさんも、とりあえずひとつ、手にとってみてはいかがでしょう。