今月のお薦め本         

08月は、
 

 赤神 諒
  「我、演ず」



 こんな武将がいたのか!という驚きと興奮。
 小城主ながら、上杉謙信、北条氏康という強大な勢力に堂々と対峙する辺り、また気心の知れた仲間とのチームワークに魅了されます。お薦め。
 
 




 
(画像をクリックしてください)

 

 奥田英朗
 「普天を我が手に 第一部」



 昭和という時代を戦前、戦中、戦後に分けて描く三部作の第一弾。陸軍将官、博徒の親分、左翼雑誌の編集者、満州の事業人と、複眼的に描くからこそ全体像が見える、という処が見事。
 




 
(画像をクリックしてください)

      

−過去1年分一覧−

【2025年】

 07月
  いとうみく   蒼天のほし 
  木内 昇    奇のくに風土記 
  小池水音    あのころの僕は 

 06月
  上村裕香    救われてんじゃねえよ 

 05月
  佐藤正午    熟柿
  松家仁之    天使も踏むを畏れるところ(上下) 

 04月
  中脇初枝    天までのぼれ 
  岩井圭也    汽水域 
  須藤アンナ   グッバイ・ナタリー・クローバー 

 03月
  彩坂美月    そして少女は、孤島に消える 
  雨井湖音    僕たちの青春はちょっとだけ特別 

 02月
  木内 昇    雪夢往来 
 
 01月
  町田そのこ   ドヴォルザークに染まるころ 
  白尾 遥    隣人のうたはうるさくて、ときどきやさしい


【2024年】

 12月
  砂村かいり   マリアージュ・ブラン 
  今村翔吾    五葉のまつり 
  長谷川まりる  杉森くんを殺すには 

 11月
  中江有里    愛するということは 
  菰野江名    さいわい住むと人のいう 

 10月
  伊吹有喜    常夏荘物語 
  松崎有理    山手線が転生して加速器になりました 

 09月
  町田そのこ   わたしの知る花 
  李 琴峰    言霊の幸う国で 

 08月
  中田永一    彼女が生きてる世界線 
  木内 昇    惣十郎浮世始末 
  里見 蘭    人質の法廷 

                   

          

 Top Page