Bantha Poodoo (Bantha fodder):バンサのクソ/エサ |
これはハット語で[バンサ・ポードー]と読みます。バンサはタトゥイーンに生息する動物で、象のように大きく、長い毛皮に覆われ、大きな巻き角がはえています。乗用や荷役用の家畜として利用されていますが、野生の群れもいます。Bantha Poodoo (Bantha fodder) は相手を侮辱する言葉です。「ジェダイの復讐」でジャバは、ソロに対してこの表現を使います。この表現が「ファントム・メナス」でも再登場し、知っている人にはちょっとした楽しみでした。fodderは「餌」という意味ですが、「ファントム・メナス」ではちょっと汚いですが「糞」という訳が当てられています。セブルバの悪態にも使われていますので、fodderには俗語で「糞 (shit)」の意味もあるのでしょうか。「ファントム・メナス」では語頭が大文字になっていますが、これは再登場のお馴染み表現であることを強調してのことでしょう。
セブルバはレース中に wahota と叫んでいますが、上の文との関係は不明です。shag は slave scum に相当することは明らかで、他のところでも同じ意味で使われています。sleemo = slime-ball も確定でしょう。しかし子供相手にこんなことを言うなんてセブルバはなんて悪い奴なんでしょう。
ジャバが話す時の間の入れ方からして、weenow con bantha poodoo の部分が but now you're Bantha fodder あるいは you're Bantha fodder に当たるものと思われますが、上のセブルバの台詞 Yoka to Bantha Poodoo とはかなり違っています。また、冒頭部分の it's too late for that のハット語は提示されていませんが、聴いてみるとグリードの台詞 soam pee-ta-lay (= it's too late) とは似ていません。しょせんはデタラメですので、これ以上深く追及してもしようがありませんけど。