新型NB8Cのエンジン

新型のエンジンを分解してみた。NA8Cに無理矢理載せてしまう予定なのだ。NBのエンジンをNA8Cに載せて、BPF3(Sr1用)のECUで回す。NBのエンジンを最適なROMで回すとどうなるのか楽しみ。面研で圧縮を上げる為にバラしたのだ。ハイコンプのNBエンジンをチューンドECUで回す!そして軽量なNA8に載せるのだ。NBより速くなる事は間違い無い。


走行距離は1000Kmくらい。キレイなモノだ。


なんと!クランク角センサを回す為の溝がカムに切ってある!そのままNA8のクランク核センサが付くぞ!カムの作用角はNAよりは大きいみたいに見えるが真相は知らん。


これが噂のバルブリフタ。HLAと比べればスカスカなんだけど、内側に出っ張りが有るので、思ったより重い。HLAよりはかなり軽いけど。


NAシリーズに比べるとハイコンプピストンになってますね。盛り上がってます。1000Kmしか走ってなくてもカーボンは溜まる。カーボンなんてそれほど気にする事もないと思う。添加剤などで、カーボンが落ちるに従って徐々に効果が現れるなんて書いてあるモノが多いが、カーボンが溜まったからといって燃費が悪くなるとかパワーが大きく落ちる事はないと思う。カーボンデポジットによるデトネーションの可能性はあるけどね。カーボンを綺麗に落としてから組上げてもその違いなんかわかりゃしないのだ。


燃焼室側。こっちもカーボン溜まってます。バルブフェイスと燃焼室の段差がNAシリーズより小さくなっている。フラットなペントルーフを形成してます。バルブフェイスが薄くなった分だけ、バルブが上にオフセットするような形になった。新型のバルブリフタをそのままNAシリーズに組もうとするとバルブが届かない。バルブとバルブリフタをセットで交換すればそのまま使えるようだ。もちろんカムシャフトはHLA用のモノは使えない。


ザラザラの鋳肌の吸気ポート。磨きたくなるってもの。排気側はかなり段差ブルな形状だった。削りたい...(^^;

このエンジンが組み上がって無事にNA8Cに載ったらまたレポートしましょう。