ど〜だバーエボリューションモデル

ただでさえ強力な剛性を実現するど〜だバーを更に強力にしてしまおうという企画。


これは市販の標準モデル。向かって右側が車両の前側になる。定価98000円。 Dees RS Factory 及び堂田自動車(笑)から発売中。


これはF氏がエボったモノ。アルミのプレートが当ててあるのがポイント。前側にもこれをやってしまったらスゴイ剛性が実現出来そうだなー。内側と外側から当ててサンドイッチにしてしまうと最強だろうな。


これは私のモノ。追加バーを真っ直ぐに入れた。F氏のモノとは角度や位置が異なる。向かって左側が車両の前側。前側の位置はダッシュボードに干渉するかしないかのギリギリの位置である。小さな三角形をたくさん作ると剛性は飛躍的に高くなる。四角ってのは変形するが、三角ってのは変形しないのだ。

ど〜だバーがなぜ優れた剛性を実現するかというと、すべての取付けがフレームに直接ボルトオンされるからである。市販のサイドバーの多くはロールバーに取り付けるモノだ。ロールバーってのは見た目ほど頑丈ではない。手でウニウニと動くくらいのモノだ。自分でロールバーの取り付けをやった事が有る人なら解かる筈だが、位置合わせをする時などは結構簡単に曲がってくれるのを経験していると思う。 そんな簡単に曲がってしまうモノに突っ張りバーを入れたところでメインアーチそのものが歪んでしまうから、フロアパネルやバルクヘッドに対する補強効果は少ないのである。6点式ロールバーなどでも、頭の上を通るバーは長い上に曲がりくねっているので見た目ほどの補強効果は無い。頭の上を通っているバーには曲げの力が掛かるので簡単に曲がってしまうのだ。

一般的な4点式ロールバー+サイドバーの場合を考えてみよう。サイドバーの前側はフロアに直付けなので良いのだが、後ろ側はメインアーチに付けてある。この場合、フロアパネルに曲げの力がかかった時、(サイドバーが真っ直ぐなモノの場合)サイドバーには圧縮と引っ張りの力がかかる。が、それを受け止めるメインアーチには思いっきり曲げの力がかかるのである。これでは弱いのだ。

一方、ど〜だバーは真っ直ぐな目の字断面素材に対して圧縮と引っ張りの力がかかるようになっている。だから強いのである。真っ直ぐなモノに対して圧縮と引っ張りの力がかかるように設計すれば補強と言うのは非常に効果的なものとなる。それが小さな三角形を形成していれば無敵の強度となるのだ! 良く有るサイドバーのように曲がりくねっているようでは駄目なのである(笑)。


これはG氏の車両に実際に取りつけたモノ。私のモノよりも前側の追加バーが少しだけ低い位置になっている。F氏のモノと角度が異なるのが良く解かる。


シートを付けてないのでその構成が解かりやすい。乗り降りは思ったよりは楽みたい。慣れれば問題無い。んが、私の場合は窓の手巻きハンドルが干渉するのは間違い無い。窓の開け閉めはドアを開けてからやるのである。

注: G氏のモノはカーペットの上から締め付けてあるが、本来なら補強パーツはフレームに直付けにするべきである。補強とフレームの間にカーペットが存在すると、ボルトにせん断力がかかるので宜しくないし、補強の効果も減少する。


これはど〜だバーと共存できるように設計されているアルミ製4点式ロールバー。1001レプリカのモノであり、私のも同じモノだ。通称「ど〜だロールバー」である。

すでにど〜だバーの標準モデルを付けている人は、外して送ればエボリューション化してくれる。 追加バーの位置や数は自由に設定できる。 これから買う人は標準モデルでもエボモデルでも好きなように選べば良いかと。ちなみにエボモデルは受注生産である。価格は時価(笑)。つまり、追加バーの位置や数で応談ってことです。

尚、私はど〜だバーの製造及び販売には関わっておりません(笑)。以下のお店で取り扱っています。ご

堂田自動車

.