カムシャフト交換

私のロドスタに256度のカムを組んでみた。その様子を紹介しましょう。250度カムを無理矢理付ける方法もちょっとだけ紹介します。あまりにも重いのでページを分けた。順番に見て下さい。


カムカバーを外す。吸気側に組んであるのはB5エンジンの排気側250度カム。オイル管理が良ければ5万キロ以上走ってもこんなに綺麗なのだ。


これがB5用250度カムを純正スプロケットで無理矢理使う時の組み付け位置。写真の位置で1番が圧縮上死点になっている。キー溝は排気側用を使う。これで私の場合は110度くらいの位置が出せた。


このようにしてカムを外す。タイミングベルトやクランクプーリーは外さない。


これが今回使うカム。HKS関西がプライベーター向けに2本で5万円というバーゲンプライスで放出した奴。手前に見えるのはカムシャフトの仕様書。推奨バルタイやリフト量などが細かく書かれている。もちろん推奨バルタイは無視した(笑)。


左から純正吸気カム、B5用排気カム、HKS関西256度。B5排気カムを流用する場合はこのピン位置の違いを考えてやる必要が有る。


カム山の形の違いが分かるだろうか?左の236度カムは山の頂部が尖っている。右側に行くにしたがって頂部が丸くなってタマゴ型になっている。これがハイカムの特徴。


これがバルタイ調整用に作成したモノ。クランクプーリー外径に合わせた厚紙を使って、0度を境に左右に110度、100度、90度の印を付けただけ。これで十分。


実際に使用している状態。タイミングカバー側の目盛りと合わせて使えば1度単位の違いも把握出来る。


これがバルタイ調整の様子。バルブが最大リフトになった時のクランク角を測定する。実際にバルタイをいくつにセットしたのかについては、また次回のネタって事にしておきましょう。

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