タケニグサ(竹似草)
Macleaya cordata
(2004年7月14日 東京都大田区・大井埠頭)
ケシ科タケニグサ属 花期:6〜8月 分布:本州、四国、九州

高さが1メートルから2メートルにもなる。名前については、枯れた時の姿が枯れた「ネザサ」に似ているところから「竹似草」になったという説が有力だが、一緒に竹を煮ると柔らかくなるので「竹煮草」になったという説もある。葉や茎を切ったときに出る黄色い汁は有毒。

タケニグサの葉。円形ないしは卵形で掌状に中・深裂し、裂片も浅裂する。

タケニグサの花。花弁はなく、細い糸状の部分は雄しべ。

タケニグサの果実。熟すと暗紫褐色に変わる。