月刊LaLaインデックス2006
MONTHLY LaLa INDEX 2006

「月刊LaLaインデックス」に戻る。
 
 白泉社月刊LaLaのインデックスデータ。その2006年版。独断と偏見に満ちた星取表(5点満点)と短評付き。


月刊LaLa 2006年12月号
表紙津田雅美「eensy-weensyモンスター」
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「eensy-weensyモンスター」津田雅美第1回STEP 1 12月はまだ出会う前のふたり★★★
「4ジゲン」にざかなギャグ(第18回)★★★
「桜蘭高校ホスト部」葉鳥ビスコ第42回(第45話)★★★
「金色のコルダ」呉由姫第29回(第33楽章)★★★
「ヴァンパイア騎士」樋野まつり第22回第二十二夜「変わったもの、変わらないもの」★★★
「会長はメイド様!」藤原ヒロ第7回(第8話)★★
「ペンギン革命」筑波さくら第24回 ★★★
「龍の花わずらい」草川為第12回第14話★★★
「ほいきた!りんご組」江咲桃恵ギャグ 
「デーモン聖典」樹なつみ第40回 ★★
「らぶ・ちょっぷ!」森生まさみ第8回 ★★
「ZIG☆ZAG」なかじ有紀第24回第24話★★★
「ああ愛しの番長さま」藤方まゆ第2回其の八
「with !!」斎藤けん第4回(第8話)★★★
「鋼鉄のパール」紫臣読切 ★★
 内容的には引き続き全体に低め安定という感じ。津田雅美が『彼氏彼女〜』以来の連載スタート。内容的には……『彼氏彼女〜』テイストの変奏曲、という印象、かな。いや、しかし、もう12月か……(笑)。
 アニメは終わったけど、『ホスト部』がなかなかいい感じ。アニメを観ていて再確認したんだけど、ホストキングの環=金持ち、才色兼備、ちょっと訳あり=シャール、双子=入れ替わりゲーム=シヴァ&サイファ、と当てはめてみると、見た目がライトタッチのラブコメなのと、1話完結のエピソードが多いので普段は意識しにくいんだけど、意外に成田美名子の『エイリアン〜』とか『CIPHER』あたりのテーマをシリーズ全体の中にちょっとずつ織り込んであるな、と思った。無口で見た目ちょっとこわそうなモリ先輩はひかわきょうこっぽいし、実は今の中堅連載陣の中でこの『ホスト部』が一番昔のLaLaのテイストを引き継いでいるような気がちょっとしてきた、かな。
 LaLaDXの常連陣から今回は比較的新人の紫臣が短編で登場。まあ、あまりひねりのないロボットもので今回は今ひとつ。いまどきめずらしくペンでびっしりと描き込むちょっと偏執的な画力のある人なので、いい原作とかあるとブレイクするかも。(2006/11/23)


月刊LaLa 2006年11月号
表紙呉由姫「金色のコルダ」
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「金色のコルダ」呉由姫第28回(第32楽章)★★★
「桜蘭高校ホスト部」葉鳥ビスコ第41回(第44話)★★★
「会長はメイド様!」藤原ヒロ第6回(第7話)★★
「ヴァンパイア騎士」樋野まつり第21回第二十一夜「有罪」★★★
「ヴァンパイア騎士」樋野まつり LaLaゴージャス☆ドラマCD・ゴージャスレポート★★
「桜蘭高校ホスト部」葉鳥ビスコ LaLaゴージャス☆ドラマCD・ゴージャスレポート★★
「ペンギン革命」筑波さくら LaLaゴージャス☆ドラマCD・ゴージャスレポート★★
「ペンギン革命」筑波さくら第23回 ★★★
「デーモン聖典」樹なつみ第39回 ★★
「ああ愛しの番長さま」藤方まゆ第1回 
「ZIG☆ZAG」なかじ有紀第23回第23話★★★
「4ジゲン」にざかなギャグ(第17回)★★★
「お嬢様と甘い憂鬱」小椋アカネ読切 ★★
「ほいきた!りんご組」江咲桃恵ギャグ 
「らぶ・ちょっぷ!」森生まさみ第7回 ★★★
「お兄ちゃんと一緒」時計野はり第25回第32話★★★
「with !!」斎藤けん第3回(第7話)★★★
「空の少年」ふじつか雪読切 ★★★
 内容的には引き続き全体に低め安定という感じ。まあ、『ホスト部』と入れ替わりで『金色のコルダ』がアニメ化ということで、メディアミックス的には盛り上がっている模様。とはいえ、『ホスト部』と違って、アニメ制作スタッフの名前とかが前面に出てきてないと思ったら、『遥かなる〜』あたりとおおよそ同じらしく、そうなると、アニメ的には全然興味はわかないなあ。いや、『ホスト部』のアニメは近年希に見る傑作でしたが。
 あ、あと、メディアミックス的に、またCDドラマの付録つき。まあ、その辺はたこい的にはあまり興味ないので(笑)。ほか、連載陣はいずれもいつも通りの印象。
 まあ、LaLaDXの常連陣から小椋アカネとふじつか雪が読みきりで登場。このなかでは、ふじつか雪が「触れると相手が自分のことを忘れてしまう」という特殊な力を持った少年、というアイデアストーリーで、なかなかよかった。(2006/10/01)


月刊LaLa 2006年10月号
表紙水野十子「遥かなる時空の中で」
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「ヴァンパイア騎士」樋野まつり第20回第二十夜「ゲーム・オーバー」★★★
「遥かなる時空の中で」水野十子読切特別編★★
「桜蘭高校ホスト部」葉鳥ビスコ第40回(第43話)★★★
「会長はメイド様!」藤原ヒロ第5回 ★★★
「金色のコルダ」呉由姫第27回(第31楽章)★★★
「デーモン聖典」樹なつみ第38回 ★★★
「ペンギン革命」筑波さくら第22回 ★★★
「4ジゲン」にざかなギャグ(第16回)★★★
「with !!」斎藤けん第2回 ★★★
「らぶ・ちょっぷ!」森生まさみ第6回 ★★
「龍の花わずらい」草川為第11回第13話★★
「お兄ちゃんと一緒」時計野はり第24回第31話★★★
「シュガー☆ファミリー」萩尾彬読切 ★★★
「ほいきた!りんご組」江咲桃恵ギャグ 
 内容的には引き続き全体に低め安定という感じ。
 映画公開ということで、『遥かなる時空の中で』が表紙&特別編だが、特別編の内容は設定も展開も説明不足でなんだか今ひとつ。おなじゲーム系でも『金色のコルダ』の方が、ヒロインの持つ魔法のヴァイオリンが使いすぎで魔力を失う、という展開でなかなか緊迫感あり。
 あとは、「会長はメイド様!」がメイド喫茶のメイドさんが男装して執事喫茶をする(笑)、という展開で、やりすぎの感(笑)。まあ、ブームに徹底的に乗ろう、という点ではいっそ潔いか(笑)?(2006/08/28)


月刊LaLa 2006年9月号
表紙樋野まつり・斎藤けん・時計野針・藤方まゆ・水野十子・草川為・呉由姫・藤原ヒロ・なかじ有紀・田中メカ・筑波さくら・葉鳥ビスコ(ララオールスターズ)
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「金色のコルダ」呉由姫第26回(第30楽章)★★★
「桜蘭高校ホスト部」葉鳥ビスコ第39回(第42話)★★★
「遥かなる時空の中で」水野十子第2部・第55回〜追想VII〜★★★
「ペンギン革命」筑波さくら第21回 ★★★
「会長はメイド様!」藤原ヒロ第4回 ★★
「4ジゲン」にざかなギャグ(第15回)★★★
「with !!」斎藤けん第1回 ★★★
「ヴァンパイア騎士」樋野まつり読切特別編「どうして僕にだけ…って質問するのは恐ろしすぎる。」★★
「龍の花わずらい」草川為第10回第12話★★★
「セーラー服にお願い!」田中メカ最終回最終話★★★
「ZIG☆ZAG」なかじ有紀第22回第22話★★★
「ほいきた!りんご組」江咲桃恵ギャグ 
「お兄ちゃんと一緒」時計野はり第23回第30話★★★
「ああ愛しの番長さま」藤方まゆ最終回 
「晴天ナリ!」槻宮杏読切 ★★
 内容的には引き続き全体に低め安定という感じ。
 とはいえ、ボーイズゲー(?)原作の2作品が、いずれも設定の根幹を揺るがすような展開になっていて、それなりに盛り上がってはいる、かも。
 そうえいば、創刊30周年で、冒頭に主要作品の年表とかがあって、ちょっと懐かしかったり(笑)。とはいえ、成田美名子もひかわきょうこもメロディに移籍してしまったのが個人的には残念の限り。LaLaは花とゆめから派生して雑誌として一人立ちしたけど、メロディは最近月刊から隔月刊に移行して、旧LaLa、花ゆめのベテランを前面に出して、仕切り直しを試みているようだけど、まあ、迷走している感じかなあ。
 しかし、どうも「会長はメイド様!」と「ああ愛しの番長さま」に雑誌の軸足をかけつつある編集姿勢にはちょっと危ないものを感じるんだけどなあ(「番町さま」は再連載決定なんですと)。もう少しDXで育ててから本誌連載の方がよかったのでは、という感が否めない。というか、DXの中堅でもう少し力のある人がいると思うのだが、作品の題材とか、月刊連載への対応力とかでセレクトしているんだろうか? それとも、メロディにこれまでのLaLaの読者層を移行させて、住み分けさせるためにわざと世代交代を急いでいるとか(笑)?(2006/07/29)


月刊LaLa 2006年8月号
表紙葉鳥ビスコ「桜蘭高校ホスト部」
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「遥かなる時空の中で」水野十子第2部・第54回〜追想VI〜★★★
「桜蘭高校ホスト部」葉鳥ビスコ第38回(第41話)★★★
「ヴァンパイア騎士」樋野まつり第19回第十九夜「狂う歯車」★★★
「ペンギン革命」筑波さくら第20回 ★★★
「デーモン聖典」樹なつみ第37回 ★★★
「4ジゲン」にざかなギャグ(第14回)★★★
「龍の花わずらい」草川為第9回第11話★★★
「会長はメイド様!」藤原ヒロ第3回 ★★
「ZIG☆ZAG」なかじ有紀第21回第21話★★★
「ほいきた!りんご組」江咲桃恵ギャグ 
「らぶ・ちょっぷ!」森生まさみ第5回 ★★
「英会話スクールウォーズ」マツモトトモ最終回last practice★★★
「セーラー服にお願い!」田中メカ第20回第20話★★★
「ああ愛しの番長さま」藤方まゆ第2回 
「夏目友人帳」緑川ゆき読切 ★★★★
 内容的には引き続き全体に低め安定という感じ。今月もあまりコメントをつけるところがない、かな。
 マツモトトモ『英会話スクールウォーズ』が地味に最終回。よく言えば作風が安定しているが、過去の作品の順列組み合わせ的な印象になりつつあるのがちょっと残念。
 今月は、本誌登場の緑川ゆき『夏目友人帳』が「かつては妖怪を見る力を持っていたが、今はなくしてしまった青年」と少女の姿の蛍の妖怪の間のほのかな恋愛感情を描いて、切なくてマル。まあ、アニメ『ふしぎ魔法ファンファンファーマシィー』のおばあさんのエピソードの変奏曲のようなものだが、この手のストーリーには弱いんだよなあ(笑)。(2006/07/29)


月刊LaLa 2006年7月号
表紙樋野まつり「ヴァンパイア騎士」
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「桜蘭高校ホスト部」葉鳥ビスコ第37回(第40話)★★★
「ヴァンパイア騎士」樋野まつり第18回第十八夜「望み」★★★
「遥かなる時空の中で」水野十子第2部・第53回〜追想V〜★★
「龍の花わずらい」草川為第8回第10話★★★
「デーモン聖典」樹なつみ第36回 ★★
「4ジゲン」にざかなギャグ(第13回)★★★
「ああ愛しの番長さま」藤方まゆ第1回 
「らぶ・ちょっぷ!」森生まさみ第4回 ★★
「セーラー服にお願い!」田中メカ第19回第19話★★★
「ほいきた!りんご組」江咲桃恵ギャグ 
「ZIG☆ZAG」なかじ有紀第20回第20話★★★
「英会話スクールウォーズ」マツモトトモ第11回practice 11★★★
「会長はメイド様!」藤原ヒロ第2回 ★★
「お兄ちゃんと一緒」時計野はり第22回第29話★★★
「with !!」斎藤けん読切 ★★★
 内容的には全体に低め安定という感じ。このところ比較的コメントが多い月が続いたんだけど、今月はあまりコメントをつけるところがない、かな。
 ちょっと気になるのは、今年に入ってから新人の連載が立て続けに入っているあたり。やや世代交代を急ぎすぎという気もするが……。(2006/05/26)


月刊LaLa 2006年6月号
表紙葉鳥ビスコ「桜蘭高校ホスト部」
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「ヴァンパイア騎士」樋野まつり第17回第十七夜「代償」★★★
「桜蘭高校ホスト部」葉鳥ビスコ第36回(第39話)★★★★
「遥かなる時空の中で」水野十子第2部・第52回〜追想IV〜★★★
「デーモン聖典」樹なつみ第35回 ★★★
「金色のコルダ」呉由姫第25回(第29楽章)★★★
「らぶ・ちょっぷ!」森生まさみ第3回 ★★★
「会長はメイド様!」藤原ヒロ第1回 ★★
「4ジゲン」にざかなギャグ(第12回)★★★
「ペンギン革命」筑波さくら第19回 ★★★
「お兄ちゃんと一緒」時計野はり第21回第28話★★★
「ZIG☆ZAG」なかじ有紀第19回第19話★★★
「英会話スクールウォーズ」マツモトトモ第10回practice 10★★★
「桃子マニュアル」橘裕最終回 ★★★
「触れる温度」高木しげよし読切 
「ほいきた!りんご組」江咲桃恵ギャグ 
 アニメスタートの『桜蘭高校ホスト部』が、今回ヒロインとホスト部部長の関係にちょっと進展があるようなないような微妙な展開でいい感じ。いい意味で流れに乗っている印象。因みに五十嵐卓哉SDによるアニメ版は、静岡ではまだ2話までしか観ていないが、原作より面白いかも。期待以上の出来。あと、どうも『ナージャ』繋がりで細田守が演出登板する可能性ありとの噂もあり、今後とも注目していきたい。
 逆ハーレムゲーム(笑)原作の2作『遥かなる時空の中で』『金色のコルダ』が引き続き登場人物の心理描写を突っ込み始めた印象で、なかなか悪くない。しかし、ゲームのストーリーを知らないので、どの辺りまでがゲーム準拠でどのあたりがマンガオリジナルなのかはよくわからないんだけど(笑)。
 なかじ有紀「ZIG☆ZAG」も、引き続きいい感じ。
 2月号で読切登場藤原ヒロ「会長はメイド様!」はなんと新連載(笑)。それにあわせてかどうか知らないが(笑)、今月号の懸賞では〜大流行のメイドカフェ・グッズはこちら!〜として、メイド風ワンピースとウェイトレス風ブラウス&スカートなどがプレゼントの品にあがっていたりする(笑)。いや、世も末ですなあ(笑)。
 そういえば、ひかわきょうこ『お伽もよう綾にしき』がメロディに移籍することがひっそりと告知されていた。また世代交代がひとつ進んだようで、ちょっと淋しいかも。(2006/04/29)


月刊LaLa 2006年5月号
表紙葉鳥ビスコ「桜蘭高校ホスト部」
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「お伽もよう綾にしき」ひかわきょうこ読切(別冊)〜芽吹きの巻〜★★★
「桜蘭高校ホスト部」葉鳥ビスコ第35回(第38話)★★★
「ヴァンパイア騎士」樋野まつり第16回第十六夜「思惑、隠された思惑」★★★
「肩のり神様」津田雅美読切 ★★★
「らぶ・ちょっぷ!」森生まさみ第2回 ★★★
「遥かなる時空の中で」水野十子第2部・第51回〜追想III〜★★★
「ペンギン革命」筑波さくら第18回 ★★★
「金色のコルダ」呉由姫第24回(第28楽章)★★★
「英会話スクールウォーズ」マツモトトモ第9回practice 9★★★
「ZIG☆ZAG」なかじ有紀第18回第18話★★★★
「4ジゲン」にざかなギャグ(第11回)★★★
「桃子マニュアル」橘裕第4回 ★★★
「ほいきた!りんご組」江咲桃恵ギャグ 
「セーラー服にお願い!」田中メカ第18回第18話★★★
「お兄ちゃんと一緒」時計野はり第20回第27話★★★
「しにがみのバラッド」和泉明日香<原作ハセガワケイスケ&七草>読切〜スイカと星の種子。〜★★★
 森生まさみ『らぶ・ちょっぷ!』は、毎回主役が交代する連作短編という趣だが、今回は自分の失恋に気がつけないでもやもやした感情をかかえたヒロインの心理をいかにも森生まさみ風味でうまく演出していてマル。
 逆ハーレムゲーム(笑)原作の2作『遥かなる時空の中で』『金色のコルダ』が今回は安倍晴明に造られた和製ホムンクルスの八葉に「心」が生まれる、というSFロボットもの的なテーマとか、魔法のバイオリンしか弾くことができないヒロインの秘密がばれそうになるとか、それなりに読みごたえあり。
 なかじ有紀「ZIG☆ZAG」が、引き続き恋愛手前でのドキドキ感の描写がいい感じで、★★★★。
 そういえば、「しにがみのバラッド」は、死神が狂言回しになる話の構造が何かに似ているとずっと思っていたのだが、同じLaLaでいうと橘裕の『人形師の夜』と同じ構造だよなあ。
 とかなんとか、その他の連載もそれぞれに盛り上がりがあり、今月はけっこう全体に読みごたえがあった印象。(2006/03/30)


月刊LaLa 2006年4月号
表紙森生まさみ「らぶ・ちょっぷ!」
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「らぶ・ちょっぷ!」森生まさみ第1回 ★★
「桜蘭高校ホスト部」葉鳥ビスコ第34回(第37話)★★★
「ヴァンパイア騎士」樋野まつり第15回第十五夜「盤上の嵐」★★★
「遥かなる時空の中で」水野十子第2部・第50回〜追想II〜★★★
「金色のコルダ」呉由姫第23回(第27楽章)★★★
「ペンギン革命」筑波さくら第17回 ★★★
「セーラー服にお願い!」田中メカ第17回第17話★★★
「ZIG☆ZAG」なかじ有紀第17回第17話★★★★
「江戸ルネサンス」川瀬夏菜読切 ★★★
「4ジゲン」にざかなギャグ(第10回)★★★★
「龍の花わずらい」草川為第7回第9話★★★
「with !!」斎藤けん第3回(最終回)★★★
「ああ愛しの番長さま」藤方まゆ読切 ★★
「ほいきた!りんご組」江咲桃恵ギャグ 
 森生まさみの新連載は、ちょっと外しちゃったかな? という印象。川瀬夏菜の読切「江戸ルネサンス」は、未来版水戸黄門というテーマをわかりやすく処理して好印象。まあ、これも読みきりとはいえ多分シリーズ化されるのでは?
 とはいえ、なかじ有紀「ZIG☆ZAG」が、サークル活動に打ち込む主人公たちの姿が「ハッスルで行こう」にちょっとダブって、これも好印象&恋愛手前でのドキドキ感の描写も時代に合わせてレベルアップしているかなあ。久しぶりに★★★★。
 あと、にざかな「4ジゲン」が独特の味わいで面白かったのでこちらもひさしぶりに★★★★。コンビ復活後、また絵とネタの歯車がかみ合ってきた印象で、今後に期待。(2006/03/18)


月刊LaLa 2006年3月号
表紙樋野まつり「ヴァンパイア騎士」
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「ペンギン革命」筑波さくら第16回 ★★★
「桜蘭高校ホスト部」葉鳥ビスコ第33回(第36話)★★★
「遥かなる時空の中で」水野十子第2部・第49回〜追想〜★★★
「ヴァンパイア騎士」樋野まつり第14回第十四夜「遅れて来た新入生」★★★
「デーモン聖典」樹なつみ第34回 ★★★
「金色のコルダ」呉由姫第22回(第26楽章)★★★
「英会話スクールウォーズ」マツモトトモ第8回practice 8★★★
「with !!」斎藤けん第2回 ★★★
「セーラー服にお願い!」田中メカ第16回第16話★★★
「桃子マニュアル」橘裕第3回 ★★★
「お兄ちゃんと一緒」時計野はり第19回第26話★★★
「龍の花わずらい」草川為第6回第8話★★★
「4ジゲン」にざかなギャグ(第9回)★★★
「春色パノラマ」ふじつか雪読切 ★★★
「ほいきた!りんご組」江咲桃恵ギャグ 
 2006年も引き続き、内容的には全体に低め安定という感じ。
 しかし、これだけ★★★ばかりだと、よくもわるくもコメントのつけようがないなあ(笑)。そんな中では、新人のふじつか雪がちょっと光る面のあり、かな。(2006/01/29)


月刊LaLa 2006年2月号
表紙葉鳥ビスコ「桜蘭高校ホスト部」
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「お伽もよう綾にしき」ひかわきょうこ読切(別冊)〜波乱の巻〜★★★
「遥かなる時空の中で」水野十子第2部・第48回 ★★★
「桜蘭高校ホスト部」葉鳥ビスコ第32回(第35話)★★★
「ヴァンパイア騎士」樋野まつり第13回第十三夜「引き金をひく者」★★★
「星の梯子」森生まさみ読切 ★★★
「桃子マニュアル」橘裕第2回 ★★★
「金色のコルダ」呉由姫第21回第25楽章★★★
「デーモン聖典」樹なつみ第33回 ★★★
「英会話スクールウォーズ」マツモトトモ第7回practice 7★★★
「with !!」斎藤けん第1回 ★★★
「ZIG☆ZAG」なかじ有紀第16回第16話★★★
「4ジゲン」にざかなギャグ(第8回)★★★
「龍の花わずらい」草川為第5回第7話★★★
「お兄ちゃんと一緒」時計野はり第18回第25話★★★
「会長はメイド様!」藤原ヒロ読切 ★★
「ほいきた!りんご組」江咲桃恵ギャグ 
 2006年も(と、いっても実際の時間はまだ2005年だけど(笑))引き続き、内容的には全体に低め安定という感じ。
 表紙はアニメ化決定の「桜蘭高校ホスト部」。あと、なんと樹なつみ「獣王星」までアニメ化(しかも、この2作はいずれも製作BONESとのこと)ということで、DXの方でアニメに先行して進んでいた「クラスターエッジ」もあるし、ゲームも二つ抱えて、メディアミックス戦略もこれに極まれリ(笑)。まあ、「桜蘭高校ホスト部」はSD五十嵐卓哉、脚本榎戸洋司の作風に題材がマッチしているのでそれなりに期待しているのだが、「獣王星」はたこい的には非常に原作の評価が低い作品なので、微妙、かな。(2005/12/31)


月刊LaLa 2006年1月号
表紙筑波さくら「ペンギン革命」
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「ヴァンパイア騎士」樋野まつり第12回第十二夜「あの頃の無力な私たち」★★★
「桜蘭高校ホスト部」葉鳥ビスコ読切〜鳳家スタッフ橘誠三郎〜★★
「ペンギン革命」筑波さくら第15回 ★★★
「遥かなる時空の中で」水野十子第2部・第47回〜夢の浮橋 III〜★★★
「桃子マニュアル」橘裕第1回 ★★★
「金色のコルダ」呉由姫第20回第24楽章★★★
「英会話スクールウォーズ」マツモトトモ第6回 ★★★
「デーモン聖典」樹なつみ第32回 ★★
「ノスタルジア」津田雅美読切 ★★
「4ジゲン」にざかなギャグ(第7回)★★★
「ZIG☆ZAG」なかじ有紀第15回第15話★★★
「セーラー服にお願い!」田中メカ第15回第15話★★★
「お兄ちゃんと一緒」時計野はり第17回第24話★★★
「ほいきた!りんご組」江咲桃恵ギャグ 
「ひよこスクランブル」仲野えみこ読切 ★★
 2006年も(と、いっても実際の時間はまだ2005年だけど(笑))引き続き、内容的には全体に低め安定という感じ。
 今回最大のトピックは葉鳥ビスコ『桜蘭高校ホスト部』のTVアニメ化との速報。単なるアニメ化ならそんなに関心ないんだけど、SDが五十嵐卓哉氏と聞いては、かなり興味をそそられる。『桜蘭高校ホスト部』自体も最近はけっこう楽しみに読んでいるので(余談だが、LaLaにあまり興味のない妻が珍しく読んでいる連載作品でもある(笑))、けっこう期待かも。
 そういえば、橘裕久しぶりのLaLa本誌連載が魔女っ子もので、正体がばれると猫の姿になってしまうとか、ちょっと設定が『どれみ』っぽいのは単なる偶然とはいえわりとタイムリーかも(笑)。
 あと、DXでわりと期待している仲野えみこが本誌初登場だったが、まあ、こちらの期待が大きかった分、ちょっと点を落としてしまったけど、新人の短編としてはまあまとまっている方かと。今後に期待。(2005/12/04)


「月刊LaLaインデックス」に戻る。
「糸納豆ホームページ」に戻る。