月刊LaLaインデックス1989 MONTHLY LaLa INDEX 1989
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白泉社月刊LaLaのインデックスデータ。その1989年版。独断と偏見に満ちた星取表(5点満点)と短評付き。
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月刊LaLa 1989年12月号 |
表紙 | やまざき貴子 | 「GONDWANA」 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「月の子」 | 清水玲子 | 第15回 | ★★★ | |
「CIPHER NEWS NETWORK」 | 成田美名子 | CIPHERスペシャル番外編PERSONAL COOKING | ★★ | |
「淋しいリフレイン-僕のBlueAngel II-」 | なかじ有紀 | 読切 | ★★★ | |
「カメの甲より年の功」 | 笑木田しい | ギャグ | シルバー・エイジ・リポート | ★★ |
「花咲ける青少年」 | 樹なつみ | 第3回 | ★★★★ | |
「フル−ツ果汁100%」 | 岡野史佳 | 第23回 | Flesh10.Miss You (後編) | ★★★ |
「みかん・絵日記」 | 安孫子三和 | 第19回 | その19 | ★★★ |
「Dr.ク−ジョ危機一髪!!7」 | 星崎真紀 | 第4回 | カリブの王子様4 | ★★★ |
「GONDWANA」 | やまざき貴子 | 第3回 | ★ | |
「むかーし、むかし…」 | 笑木田しい | ギャグ | シルバー・エイジ・リポート | ★★ |
「君達のとくべつ」 | 杜真琴 | 読切 | ★★★ | |
「アイドルには手を出すな」 | 山岡まゆみ | 読切 | 第84回LMSトップ賞 | ★★ |
「インナ−・カルテット」 | かわみなみ | 第11回(第3話第2回) | 第3話We'll Be Together 2 | ★★★★ |
「シニカル・ヒステリ−・アワ−」 | 玖保キリコ | 第87回 | ★★★ | |
「ひのまるなかま」 | ひのまる | ギャグ | ★★ |
そんなに特筆することはないけど、あまりコメントしていないギャグの話をすると、この時期、笑木田しいはけっこうオリジナルな絵柄と独特のテンポを確立していて、玖保キリコの域には到らないけど、層の薄いギャグ陣を底支えしていたなあ、と、ちょっと思った。(2006/07/17) |
月刊LaLa 1989年11月号 |
表紙 | 清水玲子 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「フル−ツ果汁100%」 | 岡野史佳 | 第22回 | Flesh10.Miss You (前編) | ★★★ |
「GONDWANA」 | やまざき貴子 | 第2回 | ★ | |
「花咲ける青少年」 | 樹なつみ | 第2回 | ★★★★ | |
「みかん・絵日記」 | 安孫子三和 | 第18回 | その18 | ★★★ |
「秋に来る鬼」 | わかつきめぐみ | 読切 | ★★★ | |
「黄金色の句読点」 | 桑田乃梨子 | 読切 | (犬神くん) | ★★★ |
「月の子」 | 清水玲子 | 第14回 | ★★★ | |
「カラフルBOX」 | なかじ有紀 | 最終回 | 15 COLORFUL GIRL | ★★★ |
「CIPHER」 | 成田美名子 | 第56回 | Scene11.RIPTIDE | ★★★★ |
「ダイエットについて御一考願います」 | 笑木田しい | ギャグ | ★★ | |
「とりさんのおくさんのピクニック」 | ひのまる | ギャグ | ★★ | |
「Dr.ク−ジョ危機一髪!!7」 | 星崎真紀 | 第3回 | カリブの王子様3 | ★★★ |
「インナ−・カルテット」 | かわみなみ | 第10回(第3話第1回) | 第3話We'll Be Together 1 | ★★★★ |
「シニカル・ヒステリ−・アワ−」 | 玖保キリコ | 第86回 | ★★★ |
桑田乃梨子犬神くんシリーズが最終作。まあ、残念ながら尻すぼみかなあ。やはり、たこい的には桑田乃梨子は短編作家で、ワンアイデアのヒット短編をシリーズ化すると尻すぼみになる印象が強い(後年の『ほとんど以上絶対未満』あたりも残念な例の代表かと)。まあ、最初から連載向けにキャラクターを立てたシリーズものには光るものも多いので、桑田乃梨子が短編オンリーの人だとは思ってはいないんだけど。 わかつきめぐみ「秋に来る鬼」は、作者が寺田寅彦、中谷宇吉郎にハマっていた時期の作品で、内容はそれらとは関係ないが(笑)、登場人物の名前がちょっと気恥ずかしい(笑)。わかつきめぐみは、自分の趣味を作品に反映させたがるものの、それが前面に出すぎて気恥ずかしい、というのがけっこう多い人かも(笑)。 かわみなみ『インナ−・カルテット』が連載再開。四重人格がそれぞれの必然性を持って徐々に統合されていく展開は今読んでも圧巻。(2006/07/17) |
月刊LaLa 1989年10月号 |
表紙 | なかじ有紀 | 「カラフルBOX」 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「花咲ける青少年」 | 樹なつみ | 第1回 | ★★★★ | |
「夏もやっぱり一生懸命いしだくん」 | 笑木田しい | ギャグ | ★★ | |
「みかん・絵日記」 | 安孫子三和 | 第17回 | その17 | ★★★ |
「CIPHER」 | 成田美名子 | 第55回 | Scene11.RIPTIDE | ★★★★ |
「GONDWANA」 | やまざき貴子 | 第1回 | ★ | |
「それなりにロマンチック」 | ひかわきょうこ | 最終回 | ★★★★ | |
「月の子」 | 清水玲子 | 第13回 | ★★★ | |
「幸せの青い手紙」 | 河野若菜 | 読切 | 第83回LMSトップ賞 | ★ |
「フル−ツ果汁100%」 | 岡野史佳 | 第21回 | Flesh9.籠の外の傾向と対策4 | ★★★ |
「Dr.ク−ジョ危機一髪!!7」 | 星崎真紀 | 第2回 | カリブの王子様2 | ★★★ |
「カラフルBOX」 | なかじ有紀 | 第14回 | 14 TRICOLORE | ★★★ |
「キミは等身大の夢」 | 森生まさみ | 読切 | ★★★ | |
「シニカル・ヒステリ−・アワ−」 | 玖保キリコ | 第85回 | ★★★ |
樹なつみ『花咲ける青少年』連載開始。確かに、パイロット編の「マハティ編」のラストページで本編が現代日本から始まる、ということが書いてあったものの、導入編としての意外性とキャラクターの立ち方、展開のスピード感にはけっこう脱帽した記憶がある。やはり、マンガ家としての脂がのりきった印象。 ひかわきょうこ『それなりにロマンチック』は、番外編なども含め、一連のウェスタンシリーズの完結編ということで、作品単体のみならず、いろいろと感慨深い。 注目し始めていた森生まさみ「キミは等身大の夢」は、こっぱずかしいほどの正統派少女マンガで、マル。今の絵柄に固まりきる前の、この時期だけの森生まさみの絵柄が、実はけっこう好きだったりする。 やまざき貴子『GONDWANA』は、もともとムシシリーズのSF的評価が低いところにもってきて、スケールだけは大上段に振りかぶってみたけど、設定に追いつかないストーリー、演出力、いずれを取っても受け入れ難く、中堅の作品には珍しい★。後年の『ZERO』と比べればファンの人にも違いは明らかではないかと思う。せめて、このアイデアに手を着けるのをあと5年くらいは待てばよかったのに、というのが正直な印象。(2006/07/17) |
月刊LaLa 1989年9月号 |
表紙 | 成田美名子 | 「CIPHER」 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「みかん・絵日記」 | 安孫子三和 | 第16回 | その16 | ★★★ |
「月の子」 | 清水玲子 | 第12回 | ★★★ | |
「カラフルBOX」 | なかじ有紀 | 第13回 | 13 MILK BOY AGAIN | ★★★ |
「Dr.ク−ジョ危機一髪!!7」 | 星崎真紀 | 第1回 | カリブの王子様1 | ★★★ |
「どこにいても大丈夫」 | 桑田乃梨子 | 読切 | (犬神くん) | ★★★ |
「それなりにロマンチック」 | ひかわきょうこ | 第2回 | ★★★★ | |
「ひのまるなかま」 | ひのまる | 第10回 | ★★ | |
「一生懸命いしだくん」 | 笑木田しい | ギャグ | ★★ | |
「フル−ツ果汁100%」 | 岡野史佳 | 第20回 | Flesh9.籠の外の傾向と対策3 | ★★★ |
「CIPHER」 | 成田美名子 | 第54回 | Scene11.RIPTIDE | ★★★★ |
「荘厳な神殿-エシュマ-」 | 秋里和国 | 後編 | 青のメソポタミア | ★★ |
「COUNTDOWNパートナー」 | 椎隆子 | 読切 | ★★★ | |
「シニカル・ヒステリ−・アワ−」 | 玖保キリコ | 第84回 | ★★★ |
連載陣はいずれもほぼ堅調。外様的なところで、秋里和国は『青のメソポタミア』シリーズが終わったので、LaLaへの登板はこれが最後。あと、増刊に続き、椎隆子が登場しているものの、本誌への登板はこれが最初で最後だったかと。(2006/07/17) |
月刊LaLa 1989年8月号 |
表紙 | 安孫子三和 | 「みかん・絵日記」 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「それなりにロマンチック」 | ひかわきょうこ | 第1回 | ★★★★ | |
「みかん・絵日記」 | 安孫子三和 | 第15回 | その15 | ★★★ |
「月の子」 | 清水玲子 | 第11回 | ★★★ | |
「ブライアン君の休暇」 | しばたひろこ | 最終回 | 豆パン食べたい3 | ★★★ |
「CIPHER」 | 成田美名子 | 第53回 | Scene11.RIPTIDE | ★★★★ |
「カラフルBOX」 | なかじ有紀 | 第12回 | 12 ホワイトラビリンス | ★★★ |
「ぼ−−〜棒のおはなし〜」 | 笑木田しい | ギャグ | ★★ | |
「荘厳な神殿-エシュマ-」 | 秋里和国 | 前編 | 青のメソポタミア | ★★ |
「フル−ツ果汁100%」 | 岡野史佳 | 第19回 | Flesh9.籠の外の傾向と対策2 | ★★★ |
「ひのまるなかま」 | ひのまる | 第9回 | ★★ | |
「だって夏よ」 | 米沢りか | 後編 | (信夫&玉緒) | ★★★ |
「夏休みのおさんぽ」 | 八色祈 | 読切 | 第82回LMSトップ賞 | ★ |
「インナ−・カルテット」 | かわみなみ | 第9回(第2話第5回) | 第2話Blow in the wind 5 | ★★★★ |
「シニカル・ヒステリ−・アワ−」 | 玖保キリコ | 第83回 | ★★★★ |
LaLa WINTER CLUBの前日譚「ミリアム13」に続き、『時間をとめて〜』の後日談『それなりにロマンチック』の短期連載スタート。娯楽マンガとしての完成度はもはや職人芸。 あと、しばたひろこ『ブライアン君〜』が最終回で、また懐かしい顔ぶれが一人LaLaから退場。そういう意味では、1989年は徐々に進んで来たLaLaの世代交代がひととおり終わった年、ということになるのかも。 あとは、「シニカル〜」に★★★★がついているのは、お察しの通り(笑)、ツンタくんの回だということで(笑)。特に今回は、謎のバイキャラクターかわいいコックさんとのからみで、なかなかいい味が。(2006/01/04) |
月刊LaLa 1989年7月号 |
表紙 | 岡野史佳 | 「フル−ツ果汁100%」 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「パッション・パレード」 | 樹なつみ | 最終回 | 第14話 PASSION PARADE・後編 | ★★★★★ |
「月の子」 | 清水玲子 | 第10回 | ★★★ | |
「白昼、サバイバる!」 | やまざき貴子 | 読切 | 若菜&紫野 | ★★ |
「とりのおはなし」 | 笑木田しい | ギャグ | ★★ | |
「みかん・絵日記」 | 安孫子三和 | 第14回 | その14 | ★★★ |
「だって夏よ」 | 米沢りか | 前編 | (信夫&玉緒) | ★★★ |
「ブライアン君の休暇」 | しばたひろこ | 第38回 | 豆パン食べたい2 | ★★★ |
「CIPHER」 | 成田美名子 | 第52回 | Scene11.RIPTIDE | ★★★★ |
「フル−ツ果汁100%」 | 岡野史佳 | 第18回 | Flesh9.籠の外の傾向と対策1 | ★★★ |
「カラフルBOX」 | なかじ有紀 | 第11回 | 11 レボリューションレッド | ★★★ |
「So What?」 | わかつきめぐみ | 最終回 | 蒼天百景 | ★★★ |
「インナ−・カルテット」 | かわみなみ | 第8回(第2話第4回) | 第2話Blow in the wind 4 | ★★★★ |
「シニカル・ヒステリ−・アワ−」 | 玖保キリコ | 第82回 | ★★★ |
この号は、なにはなくとも樹なつみ「パッション・パレード」最終回にとどめを刺す。いささか駆け足で語られる後日談でのそれぞれのキャラクターが何ともいい味を出していて、なおかつ、すべてが納まるべきところに綺麗におさまった大団円。「パッション・パレード」というタイトルの含意も明らかになる。長編の最終回のお手本のような最終回といえるかも。 一方で、わかつきめぐみ「So What?」も地味に最終回。淡々としたこのマンガらしい淡々とした最終回ではあった。サブタイトルがムーンライダーズからの引用であるのはまあご愛敬ということで(笑)。(2006/01/04) |
月刊LaLa 1989年6月号 |
表紙 | なかじ有紀 | 「カラフルBOX」 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「月の子」 | 清水玲子 | 第9回 | ★★★ | |
「CIPHER」 | 成田美名子 | 第51回 | Scene11.RIPTIDE | ★★★★ |
「Dr.ク−ジョ危機一髪!!6」 | 星崎真紀 | 読切 | ひみつのクージョ2 | ★★★ |
「みかん・絵日記」 | 安孫子三和 | 第13回 | その13 | ★★★ |
「フル−ツ果汁100%」 | 岡野史佳 | 第17回 | Flesh8.そして9月の瞳・後編 | ★★★ |
「ひのまるなかま」 | ひのまる | 第8回 | ★★ | |
「パッション・パレード」 | 樹なつみ | 第25回 | 第14話 PASSION PARADE・前編 | ★★★★ |
「So What?」 | わかつきめぐみ | 第29回 | Phase29 春日晨明 | ★★★ |
「耳をそばだてて」 | 桑田乃梨子 | 読切 | (犬神くん) | ★★★ |
「カラフルBOX」 | なかじ有紀 | 第10回 | 10 シグナルレッド | ★★★ |
「ブライアン君の休暇」 | しばたひろこ | 第37回 | 豆パン食べたい1 | ★★★ |
「MILK」 | 原なおこ | 読切 | ★★★ | |
「インナ−・カルテット」 | かわみなみ | 第7回(第2話第3回) | 第2話Blow in the wind 3 | ★★★★ |
「天使も悪魔も君次第」 | 馬城郁 | 読切 | 第81回LMSトップ賞 | ★ |
「シニカル・ヒステリ−・アワ−」 | 玖保キリコ | 第81回 | ★★★ |
前号に引き続き、「パッション・パレード」の盛り上がりに★★★★。「So What?」もラス前なんだけど、こちらはまあ淡々としたもの。 かわみなみ「インナー・カルテット」はタイトルの意味が初めてわかる回。一人の人間の中に四つの人格がある、という意味だったのだが、まだダニエル・キイスという名前がSFファンにしか知られていなかった1989年に多重人格もの、というのは、今にして思えばなかなかに先駆的ではあったかも。そういえば、「シャンペン・シャワー」も内容はほとんどギャグだったけど、Jリーグ発足のはるか昔に世界的なサッカー事情をきちんと押さえた設定だったし、総じてかわみなみという人は、早すぎたマンガを描く人ではあるかも(笑)。(2006/01/04) |
月刊LaLa 1989年5月号 |
表紙 | 清水玲子 | 「月の子」 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「CIPHER」 | 成田美名子 | 第50回 | Scene11.RIPTIDE | ★★★★ |
「フル−ツ果汁100%」 | 岡野史佳 | 第16回 | Flesh8.そして9月の瞳・前編 | ★★★ |
「青のメソポタミア」 | 秋里和国 | 読切 | 第3部<完結編> | ★★ |
「みかん・絵日記」 | 安孫子三和 | 第12回 | その12 | ★★★ |
「パッション・パレード」 | 樹なつみ | 第24回 | 第13話 FINAL | ★★★★★ |
「どどどどとど-とどのおはなし-」 | 笑木田しい | ギャグ | ★★ | |
「月の子」 | 清水玲子 | 第8回 | ★★★ | |
「ひのまるなかま」 | ひのまる | 第7回 | ★★ | |
「カラフルBOX」 | なかじ有紀 | 第9回 | 9 PINKY PINK | ★★★ |
「ヤマダヒロエのやればできる!!」 | ヤマダヒロエ | ギャグ | ロック・バンド編 | ★ |
「ブライアン君の休暇」 | しばたひろこ | 第36回 | ★★★ | |
「インナ−・カルテット」 | かわみなみ | 第8回(第2話第2回) | 第2話Blow in the wind 2 | ★★★★ |
「So What?」 | わかつきめぐみ | 第28回 | Phase28 水天一碧 | ★★★ |
「DEAR TEAR」 | あおしま桃水 | 読切 | 第13回アテナ新人大賞佳作 | ★ |
「シニカル・ヒステリ−・アワ−」 | 玖保キリコ | 第80回 | ★★★★ |
今回は、「パッションパレード」の霖とキングの一騎討ちにとどめを刺す。読んでいてちょっと魂が震えたかも。レジー・キングの存在感、バスケの試合展開の緊張感もあるが、なににもまして「朱鷺色三角」からのストーリーのすべてがこの試合に向かって収束していく感覚は、連載をずっと読み続けてよかった、と思わせるに十二分。連載自体のオムニバス的な、表向きは散漫ともいえるスタイルから、これだけの「長編」としての収束を予測していなかっただけに、リアルタイムで読んだときのインパクトは大きかった。 あとは、「シニカル〜」に★★★★がついているのは、お察しの通り(笑)、ツンタくんの回だということで(笑)。(2006/01/04) |
月刊LaLa 1989年4月号 |
表紙 | 樹なつみ | 「パッション・パレード」 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「カラフルBOX」 | なかじ有紀 | 第8回 | 8 マーマレードの夏 | ★★★ |
「マリー・ブランシュに伝えて」 | やまざき貴子 | 後編 | (ムシ) | ★★ |
「CIPHER」 | 成田美名子 | 第49回 | Scene11.RIPTIDE | ★★★★ |
「みかん・絵日記」 | 安孫子三和 | 第11回 | その11 | ★★★ |
「月の子」 | 清水玲子 | 第7回 | ★★★ | |
「パッション・パレード」 | 樹なつみ | 第23回 | 第12話 REVOLUTION・後編 | ★★★★ |
「ブロントサウルスのおはなし」 | 笑木田しい | ギャグ | ★★ | |
「Dr.ク−ジョ危機一髪!!5」 | 星崎真紀 | 読切 | ひみつのクージョ1 | ★★★ |
「インナ−・カルテット」 | かわみなみ | 第5回(第2話第1回) | 第2話Blow in the wind 1 | ★★★★ |
「ひのまるなかま」 | ひのまる | 第6回 | ★★ | |
「フル−ツ果汁100%」 | 岡野史佳 | 第15回 | Flesh7.Fruit Salad Days 3 | ★★★ |
「ブライアン君の休暇」 | しばたひろこ | 第35回 | ★★★ | |
「So What?」 | わかつきめぐみ | 第27回 | Phase27 夢見草 | ★★★ |
「フレンドシップrunning」 | 馬城郁 | 読切 | 第80回LMSトップ賞 | ★ |
「シニカル・ヒステリ−・アワ−」 | 玖保キリコ | 第79回 | ★★★ |
今回は樹なつみ「パッション・パレード」が霖とキングのラストバトル前の緊張感でクライマックスにふさわしい盛り上がり。試合前にグイドが霖を励ますシーンは何度読んでも目頭が熱くなる。(2006/01/04) |
月刊LaLa 1989年3月号 |
表紙 | 玖保キリコ | 「シニカル・ヒステリ−・アワ−」 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「パッション・パレード」 | 樹なつみ | 第22回 | 第12話 REVOLUTION・中編 | ★★★ |
「カラフルBOX」 | なかじ有紀 | 第7回 | 7 イエローマジック・後編 | ★★★ |
「月の子」 | 清水玲子 | 第6回 | ★★★ | |
「ひのまるなかま」 | ひのまる | 第5回 | ★★ | |
「ブライアン君の休暇」 | しばたひろこ | 第34回 | ★★★ | |
「CIPHER」 | 成田美名子 | 第48回 | Scene11.RIPTIDE | ★★★★ |
「マリー・ブランシュに伝えて」 | やまざき貴子 | 前編 | (ムシ) | ★★ |
「SHORT SHORT 3X3」 | 笑木田しい | ギャグ | ★★ | |
「みかん・絵日記」 | 安孫子三和 | 第10回 | その10 | ★★★ |
「君の青春は輝いているか」 | 桑田乃梨子 | 読切 | (青春は薔薇色だ) | ★★★ |
「フル−ツ果汁100%」 | 岡野史佳 | 第14回 | Flesh7.Fruit Salad Days 2 | ★★★ |
「恋はソラマメ」 | ヤマダヒロエ | ギャグ | ★ | |
「So What?」 | わかつきめぐみ | 第26回 | Phase26 行雲流水 | ★★★ |
「ウワサの隣人」 | 原なおこ | 読切 | ★★★ | |
「シニカル・ヒステリ−・アワ−」 | 玖保キリコ | 第78回 | ★★★ |
表紙が玖保キリコで、掲載作品の方には玖保キリコを筆頭にひのまる、しばたひろこ、新人の笑木田しい、ヤマダヒロエと、ギャグ系がこれだけまとまって載っているのはLaLa本誌では比較的珍しいかも。中でも、新人二人を見ていると、ちょっと独特の画風で、編集部的にはポスト玖保キリコのにらみつつ新人を選考していたのかな? という節がちょっと伺えるかも。ただ、結果的には玖保キリコ的方向性は跡継ぎが出ず、リアル系の絵柄とネタのギャップで読ませる宇野亜由美とかにざかなが出るまで、LaLaのギャグ系は低迷が続くんだけど、それはまた別の物語(笑)。 やまざき貴子のファンには申し訳ないがたこいのSFファン的視点からムシシリーズには点を辛くしているので「マリー・ブランシュに伝えて」も★★。前の平安時代にしても今回の中世フランスにしても、現代の人間がその時代の人間とあまりにもスムースに意志疎通してしまう安直さが最大のネックかと。 桑田乃梨子「君の青春は輝いているか」は、かの傑作「青春は薔薇色だ」のシリーズ化だが、第1作ほどのテンションはなし。(2006/01/04) |
月刊LaLa 1989年2月号 |
表紙 | 成田美名子 | 「CIPHER」 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「月の子」 | 清水玲子 | 第5回 | ★★★ | |
「CIPHER」 | 成田美名子 | 第47回 | Scene11.RIPTIDE | ★★★★ |
「パッション・パレード」 | 樹なつみ | 第21回 | 第12話 REVOLUTION・前編 | ★★★ |
「ブライアン君の休暇」 | しばたひろこ | 第33回 | ★★★ | |
「カラフルBOX」 | なかじ有紀 | 第6回 | 6 イエローマジック・中編 | ★★★ |
「みかん・絵日記」 | 安孫子三和 | 第9回 | その9 | ★★★ |
「インナ−・カルテット」 | かわみなみ | 第4回(第1話第4回) | 第1話Tea for Two 4 | ★★★★ |
「その気にさせないで」 | 米沢りか | 読切 | (信夫&玉緒) | ★★★ |
「フル−ツ果汁100%」 | 岡野史佳 | 第13回 | Flesh7.Fruit Salad Days 1 | ★★★ |
「ひのまるなかま」 | ひのまる | 第4回 | ★★ | |
「OPEN SESAME」 | 秋南弘子 | 読切 | 第13回アテナ新人大賞大賞 | ★★ |
「So What?」 | わかつきめぐみ | 第25回 | Phase25 隠水 | ★★★ |
「イスタンブル物語」 | 森川久美 | 最終回 | ★★★ | |
「シニカル・ヒステリ−・アワ−」 | 玖保キリコ | 第77回 | ★★★ |
今回は作品内容よりイラストの点で一言。「エイリアン通り」から「CIPHER」になって以降、カラーイラストの質が数ランク上がって来ていた成田美名子にしても、今回のイラストは傑出の出来。まず冒頭ページがハルの顔のアップで、ハルのかけているミラーシェイドにサイファが映り込んでいるショット。ページをめくるとそのハルが後景に引いて、手前に大きくサイファがいる見開きイラスト、という構成。成田美名子のカラーイラストの中でも、特にお気に入りの一品である。 あと、創刊当時から退廃的な異国歴史物サスペンスドラマでワンアンドオンリーだった森川久美が、今回の連載の最終回を持ってLaLa本誌から退場。これもまた、ちょっと感慨深いものが。(2006/01/04) |
月刊LaLa 1989年1月号 |
表紙 | なかじ有紀 | 「カラフルBOX」 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「CIPHER」 | 成田美名子 | 第46回 | Scene10.PERSONA | ★★★★ |
「月の子」 | 清水玲子 | 第4回 | ★★★ | |
「フル−ツ果汁100%」 | 岡野史佳 | 第12回 | Flesh6.MOMENT・後編 | ★★★ |
「パッション・パレード」 | 樹なつみ | 第20回 | 第11話 スプーン一杯の愛で・後編 | ★★★ |
「So What?」 | わかつきめぐみ | 第24回 | Phase24 子午線 | ★★★ |
「まるいことはいいことだ」 | 笑木田しい | ギャグ | ★★ | |
「カラフルBOX」 | なかじ有紀 | 第5回 | 5 イエローマジック・前編 | ★★★ |
「ブライアン君の休暇」 | しばたひろこ | 第32回 | ★★★ | |
「インナ−・カルテット」 | かわみなみ | 第3回(第1話第3回) | 第1話Tea for Two 3 | ★★★★ |
「微熱狼少年」 | 桑田乃梨子 | 読切 | (犬神くん) | ★★★★ |
「Dr.ク−ジョ危機一髪!!4」 | 星崎真紀 | 後編 | 怒涛のメリークリスマス・後編 | ★★★ |
「イスタンブル物語」 | 森川久美 | 第6回 | ★★★ | |
「ひのまるなかま」 | ひのまる | 第3回 | ★★ | |
「シニカル・ヒステリ−・アワ−」 | 玖保キリコ | 第76回 | ★★★ |
なんだかんだいって、★★★★がけっこう多いのは、けっこう楽しんで読んでいたんだなあ、と、久しぶりに読み返してちょっと感慨にふけってみたり。修士論文のプレッシャーでけっこう大変な時期だったと思うんだけど(笑)。 増刊の方に書いたけど、桑田乃梨子「犬神くん」シリーズはリアルタイムでは第1作を読んでいなくて、これで初めて読んだんだけど、「青春は薔薇色だ」とこれを読んだところで、たこいの桑田乃梨子への評価は決定的なものになった。そういう意味では想いで深い号かも。(2006/01/04) |
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