『みいファぷー』こぼればなし

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■『みいファぷー』のオープニング「ウキウキ・パラダイス」は米良“もののけ姫”美一氏のヴォーカルであるが、実は、実は第6話から第9話までの1ヶ月間だけ、作詞で参加しているおおたか静流氏がヴォーカルをしたヴァージョンに差し替えられていた。
 これは、当時米良氏に絡んだスキャンダル(笑)が週刊誌などを賑わしていて、そのスキャンダルの性質上子供番組にふさわしくない(?)との判断がおそらくテレビ朝日側に働いたことによるものと思われている。
 しかし、ただでさえTV放映のままの形でのソフト化が行なわれていない『みいファぷー』の、しかもCDにもなっていないおおたか清流ヴァージョンというのは、実は大変なレアものなのではないだろうか。おおたか清流ファンは再放送要チェックかも(笑)。

■因みに、現在のところ、『みいファぷー』はセルビデオ、LDいずれも発売されておらず、レンタルオンリーのビデオのみ、作品ごと別々のパッケージとしてリリースされている。
 そういう訳なので、TV放映版の録画はけっこう貴重かも。特に、「不思議な箱の物語」などは、作品ごとに分けてしまうとイベント性が失われて味わいが変わってくると思うのだが……。

■ソフト化はされていて映像ソースはあるのだから、一般に販売してくれてもよさそうなものだが、そこはそれ、作品の性質上「LDの購買層(笑)」にはあまり売れないだろう、という東映の判断が働いているものと思われる。
 その判断が間違っているとは一概にいえないのだが(笑)、このまま埋もれさせるには惜しい作品なので、できればなんとかして欲しいところ。

■製作スタッフは、作品ごとに独立していた『みいファぷー』だが、キャストのリストを見れば、作品間で(作品内においても(笑))かなりのキャラクターがダブっているのがわかる。
 スタジオや声優のスケジュールの関係かとは思うが、声優という声のプロの「演じ分け」のテクニックがよくわかるので、リストを参照しながらビデオを見てみるのもまた一興である。


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