| 湯野上温泉露天風呂★★★★ |  |
| 湯野上温泉露天風呂★★★★ | |
開放的な河原の露天風呂 ■概要 会津若松から阿賀川を遡って、大川ダムを過ぎたところに湯野上温泉がある。深い渓谷を見下ろすように小さな温泉街がある。 有名な露天風呂は河原にある。温泉街の中央から対岸に渡る釣り橋があって、そこから河原の露天風呂を見下ろすことができる。どうどうと水が放出される発電所の放水路のすぐ近くだ。  露天風呂への道路はとても分かりにくい。国道沿いの郵便局を通り過ぎてから左折して路地に入る。直進してさらに狭い道に入り会津鉄道の小さな踏み切り渡る。さらに狭くて急な坂道を下る。 湯野上温泉の発見は明治時代だ。猿が傷を癒しているのを見つけて温泉を発見したという伝承がある。河原にいくつもの源泉があったが、多くは河川工事で埋めらている。 ■所在地 福島県南会津郡下郷町湯野上温泉居平 ＴＥＬ：０２４１−６８−２８７６ （湯野上温泉旅館組合） |
 ■印象 コンクリートで四角く造ったシンプルな露天風呂だ。落ち葉の季節だがよく掃除されていて気持ちがよい。 玉石を重ねて造った囲いがあるほかは周囲になにもない。もちろん混浴だ。脱衣場もないので浴槽の縁で手早く服を脱ぐ。 お湯は無色透明、サラリとしている。上のほうから太いホースが引かれていて、浴槽内のホースの口からボコボコと泡とともに熱いお湯が出てくる。源泉は熱めだが晩秋の時期なので浴槽内はちょうど適温だ。 湯野上温泉は７本の源泉を集中管理している。泉質はアルカリ性単純温泉、源泉の温度は５４℃から６０℃。成分総計は０．４ｇ程度と、薄い硫酸塩泉系のお湯だ。 先客がたくさんいてにぎやかだ。目の前の川は放水路からの水が勢い良く流れている。見上げると釣り橋が見える。とてもワイルドな雰囲気だ。 混浴だが開放的過ぎるので女性にはかなり抵抗感があるかもしれない。夏はアブがいるそうなので、春秋に訪れるのが良いようだ。河原に下る道路は狭くて急なので、小型車でないと難しいかもしれない。 |
■営業
■交通 磐越自動車道の会津若松ＩＣを降りて国道１１８号を南下、小野を直進して国道１２１号に入って約２ｋｍ。郵便局を見つけたらその先を左折して路地に入る。駐車場は広い。 会津鉄道の湯野上温泉駅から徒歩２０分。  調査日：２００５年１１月 湯野上温泉露天風呂のパノラマ ■追加情報 毎週水曜日午前中は清掃のため湯を抜く。（２００８年１０月かなぶんさんから） |