留寿都温泉★★★


留寿都村営の温泉浴場

■概要

留寿都(るすつ)村は大きなスキー場があるところだ。羊蹄山をはさんでニセコの反対側にある。ニセコ付近には温泉がたくさんあるが、留寿都村には温泉がなかった。最近になって温泉を掘ることになった。

留寿都村の中心部から南にすこ離れた畑の中に温泉をほりあてて、 2000年12月に留寿都温泉が開設された。国道から見えるのだが、気づかないで通り過ぎてしまうような小さな建物だ。



広々とした畑の中に普通の民家程度の大きさの建物がある。温泉施設らしくない雰囲気だ。裏手は雑木林になっていて、その先にはキャンプ場がある。


■所在地

北海道虻田郡留寿都村字留寿都156−2
TEL:0136−46−3131(村役場)




■印象

受付の人に清掃協力金を払う。飾り気のない内装は気持ちがよい。建物を縦に2つに仕切って男女の浴室にしている。小さな建物なので浴槽は部屋の幅いっぱいに作ってある。

お湯が静かに浴槽から溢れている。
大きな窓から緑が見えてとても気持ちがよい。壁や天井は板張り、床と浴槽はタイルで、シンプルで心地よい雰囲気だ。

お湯は薄い黄緑色で、舐めてみるとほんのり苦く塩味がする。泉質はナトリウム−塩化物泉、源泉の温度46.0度、湧出量60L(動力)、成分総計2.95g/kgである。

ルスツスキー場から近いが、札幌かだとスキー場の先にあるのでちょっと寄りにくい。かえってそれがこの温泉にとって良いことだと思う。地元優先の施設なので遠慮しながら利用すべきだと思う。
留寿都村では将来はこの温泉を大型の健康センターにする計画があるそ
うだ。

■営業

営業時間 11:00−21:00
休館日 水曜日
料金 200円(清掃協力金)

交通

札幌から国道230号線を南下する。中山峠を越えて留寿都村市街を過ぎ、2kmほど。国道の右側に小さな看板がある。気をつけないないと通り過ぎる。駐車場は6台程度。



調査日:2002年9月


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