せいわ温泉ルオント★★★


日本最寒の地の温泉

■概要

幌加内(ほろかない)町は道北の内陸にあって、雨竜川に沿って南北に長い盆地である。この付近は国道の両側には見渡す限り蕎麦畑が広がっている。

幌加内の中心部から北に10km程のところに政和集落がある。
せいわ温泉ルオントは、この集落の入り口に1994年にできた新しい公営温泉だ。昔は雨竜川の対岸に温泉旅館があったが今は廃業している。



建物の外観は時計塔があって、メルヘンに出てきそうな雰囲気だ。ルオントとはフィンランド語の「自然」という意味だそうだ。車椅子スロープや車椅子トイレがあってバリアフリーにも対応している。

■所在地

北海道雨竜郡幌加内町字政和第一
TEL:01653−7−2070
FAX:01653−7−2072



■印象

広く明るいロビーはホテルのような雰囲気だ。さっそく浴室へ向かう。浴室には大風呂、泡風呂、サウナ、水風呂がある。外に露天風呂がある。

温泉のお湯はわずかに黄色だ。入るとさらりとしている。泉質はナトリウム塩化物温泉(食塩泉)(中性等張性冷鉱泉)である。

外にある露天風呂は岩風呂だ。露天風呂からは白樺林を背景にした日本庭園が見える。細部はおおざっぱで繊細さに欠けるが面白い趣向だ。



幌加内は人口はそう多くないが、思いのほか混んでいる。国道沿いにあるので遠くからも人は集まるようだ。自治体の温泉施設としては成功していると思う。

■営業

営業時間 10:00−21:00
休館日 第2、4水曜日
料金 500円

交通

道央自動車道の深川ICを降りて国道233号線を西へ。北竜町で右折して、国道275号線を北上する。幌加内中心部を過ぎ10kmほどのところ。深川ICから70km程度。駐車場は広い。



調査日:2000年8月


幌加内蕎麦

幌加内は国内の蕎麦の最大の産地で、幌加内の盆地は見渡す限り蕎麦の畑が広がっている。ちょうど蕎麦の白い花が咲く時季に来て一面の蕎麦の花は清々しい眺めである。

ルオントには蕎麦のレストランがある。(レストラン「そばの里」11:30−20:30)
 

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