光徳温泉
日光アストリアホテル★★★


リゾートホテルの源泉かけ流し

■概要

日光中禅寺湖のさらに奥は、戦場ヶ原とよばれる乾燥湿原だ。戦場ヶ原の北端に観光牧場の光徳牧場がある。光徳牧場の隣に日光アストリアホテルがある。



今回は日光アストリアホテルの光徳温泉を訪れた。付近はは森林地帯で、戦場ヶ原からの道は木々がせり出して緑のドームになっている。アストリアホテルは立派なリゾートホテルで芝生の中庭を取り囲むように建物がある。



敷居が高い雰囲気だが、温泉立ち寄り客も受け入れてくれる。ホテルの開業は1987年、温泉は日光湯元温泉からからの引湯だ。

地名にもなっている光徳牧場は、明治時代に牧場の創設者吉田徳三郎氏が日光の「光」と自分の名前から「徳」をとって名づけたもの。

■所在地

光徳温泉日光アストリアホテル
栃木県日光市光徳温泉
TEL:0288−55−0585
FAX:0288−55−0731



■印象

フロントで料金を払って左奥にある浴室へ向う。浴室にはイオウの香りが満ちているが思ったより強くない。御影石の大きな浴槽がある。

お湯は全体的には緑がかった白濁。源泉かけ流しの温泉だ。流出量をみるとかなりの湯量のようだ。湯口の近くは透明に近く、足元から供給されている。

熱めのお湯に浸かって、イオウの香りにつつまれると、いかにも温泉らしい温泉だと思わず納得する。

泉質は含硫黄−カルシウム・ナトリウム−硫酸塩・炭酸水素塩温泉(硫化水素型)、源泉の温度77.7℃、成分総計1651mg。「温度が高いため加水しています。」の表示あり。



露天風呂は岩風呂。残念ながら塀が高いのでせっかくの森の緑が見えないが、庭が広いので開放感はある。お湯は白に近い緑色、内湯に比べると白濁が濃いようだ。

温泉の立ち寄り客にもホテルらしい丁寧な応対をしてもらった。お湯も白濁硫黄泉でいかにも温泉らしい。日光観光のついでに行くにははよいところだ。

■営業

営業時間 12:30−16:30
休館日 無休
料金 1000円

交通

日光宇都宮道路の清滝ICを降りて、国道120号線でいろは坂を登る。中禅寺湖を過ぎて戦場ヶ原へ入り、光徳牧場の入口を右折して入る。少し走ると日光アストリアホテル。駐車場は広い。



調査日:2006年9月

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