浪岡駅前温泉★★★


黒湯の温泉銭湯

■概要

浪岡に黒湯があると聞いて行ってみることにした。浪岡は弘前と青森の間にあって、津軽平野の東のはずれにある小さな町だ。

やや閑散とした商店街の駅前通に空き地があって、その奥に普通の銭湯のような浪岡駅前温泉がある。思いのほか小さいが、こざっぱりした感じの建物だ。



浴室に次の掲示がある。「当温泉は地下八百米より湧出するPH八・九三、温度四十五度の源泉そのままの温度で、神経痛、リウマチ、美肌に最も特効が有ると言われています。アルカリ性単純泉です。」

■所在地

青森県南津軽郡浪岡町大字浪岡字細田87−14
TEL:0172−62−7879



■印象

受付で料金を支払って浴室に入る。浴室との仕切りがガラス戸なので脱衣場から浴室内がよく見える。なるほど黒湯だ。

L字型の浴槽に黒い湯が注がれて静かにあふれている。ヨードチンキを薄めたような赤みがかった黒だ。さっそく飛び込んだ。

ツルスベ感はないが、さらりとした感じのお湯だ。モール臭を予想していたが香りはほとんど感じられない。泉質はアルカリ性単純温泉、源泉の温度は45℃だ。

やや熱めのお湯はなかなか効くような気がする。カランのお湯も源泉のようだ。お湯を桶にとってみると案外薄い色だ。なめてみるとわずかに塩味がある。

浴後は体がツルツルする。銭湯料金だが意外にあなどれないお湯だ。駅からも近いので寄ってみるのもおもしろい。

■営業

営業時間 6:00−22:00
休館日 無休
料金 350円

交通

東北自動車道の浪岡ICを降りて、国道7号線を南下する。浪岡市街に入って、青森銀行の交差点で右折して浪岡駅方向に、駅近くの左手にある。駐車場は広い。JR奥羽本線の浪岡駅から100mほど。



調査日:2003年1月


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