碇ヶ関温泉会館★★★


あっさりしたお湯の公営温泉

■概要

碇ヶ関(いかりがせき)はその昔、津軽藩の奥羽街道からの入り口だった。現在でも国道7号線、JR奥羽本線が通る交通の要所だ。碇ヶ関温泉の発祥は鎌倉時代に津軽藩主が入湯したのが始まりと言われている。



碇ヶ関温泉会館は村の共同浴場だった。元は平川の左岸にあったが、2003年に対岸の役場のそばに新築された。昔はごく小さな浴場だったそうだが、現在はやぐらの塔がめだつ公共温泉施設らしい大きな建物になっている。車椅子トイレあり。

■所在地

青森県南津軽郡碇ヶ関村字大字碇ヶ関字鯨森8−1
TEL:0172−45−2226




■印象

真新しい建物で、左に浴室、右に商工会事務室と会議施設がある。新築の目玉はトロンサウナという低温サウナだそうだ。受付は銭湯風だ。

小さな中庭をはさんで男女別の浴室がある。窓にそって長い浴槽があって2つに仕切られている。窓の外は目隠しがあって眺めはない。浴槽の小さい方は熱め、大きい方はぬるめで泡が出ている。

かけ流されているお湯は、透明でさらりとしている。においもほとんどない。泉質は単純温泉、源泉の温度45.4度、成分総計916mg。

ごくあっさりした浴感で、期待ほどではなかったが、カルキ臭はなく公営温泉としてはうれしい状態だ。清潔で広い浴室は気持ちが良い。料金も安いので立ち寄りに好適だ。


■営業

営業時間 6:00−22:00
休館日 第3月曜日
料金 200円

交通

東北自動車道の碇ヶ関ICで降りて、国道7号線を2km北上。温泉は平川の対岸にある。駐車場は広い。
JR奥羽本線の碇ヶ関駅から1kmほど。



調査日:2003年11月


津軽自然薯そば

碇ヶ関あたりは自然薯が特産だ。自然薯そばが 有名だというので立ち寄った。コシのしっかりした蕎麦でけっこう満足。

そば処長明庵(0172−45-2138)
 

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