はまとんべつ温泉ウイング★★★


最北の湖を展望する良泉

■概要

浜頓別(はまとんべつ)は北海道のオホーツク海側にある小さな町である。町の北側には日本最北の湖、クッチャロ湖がある。この湖は白鳥の飛来地として有名で、1998年には自然保護のためのラムサール条約に登録されている。



浜頓別温泉はクッチャロ湖の湖畔にある温泉で、民間の温泉ホテルがある。はまとんべつ温泉ウィングは1996年にできた宿泊施設を備えた公営温泉である。立ち寄り入浴もできる。



■所在地

北海道枝幸郡浜頓別町字日の出
TEL:01634−2−4141
FAX:01634−2−2743



■印象

浴室は扇型で、湖の眺めがたいへん良い。白樺の林の向こうに広々としたクッチャロ湖が見える。風呂の構成はシンプルで、温泉の浴槽と、真湯のジャグジーとジェットバスがある。



温泉は薄い黄色のお湯だ。入ってみると体がツルツル、いやヌルヌルと感じる。特段変わったお湯とも思えないのに入ると、そのヌルヌルの浴感に驚いた。

温泉浴槽のとなりに温泉の水飲み場があるので飲泉してみる。海の水くらいに塩辛い。少し昆布味がする。温度はぬるま湯程度だ。泉質はナトリウム塩化物炭酸水素塩泉、源泉の温度47.5度、「美人の湯」と言っている。

残念ながら露天風呂はないが、お湯が良く浴室からの眺めもすばらしい。

■営業

営業時間 11:00−21:00
休館日 無休
料金 500円

交通

旭川から国道40号線で北上、音威子府から国道275号線に移ってさらに北上する。浜頓別市街に入ったらクッチャロ湖展望台の案内を見て左折。湖畔にはまとんべつ温泉がある。駐車場は広い。



調査日:2000年8月

クッチャロ湖畔には美しい芝生のキャンプ場もある。
クッチャロ湖のパノラマ(41kB)

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