バート・ヴィースゼー
Bad Wiessee


南ドイツの保養温泉地


■概要

ドイツ、オーストリアを訪れたので、温泉を探して行ってみることにした。たまたま情報が手に入ったバート・ヴィースゼーBad Wiesseeを訪れることにした。

南ドイツ、バイエルン地方のテーゲルン湖Tegernseeの湖畔にヴィースゼー村がある。緩やか山並みのなかに湖がある。ヴィースゼー村は1920年代に温泉が開発され、ヴィースゼー温泉Bad Wiesseeと呼ぶようになったそうだ。



ヴィースゼーは温泉プールがある保養ホテルがたくさんある。村の中央に温泉センターであるバーデパーク
Bade Parkがある。ここは日帰り客を迎えてくれる。

バーデバークは水着ゾーンと裸ゾーンがある。屋内の水着ゾーンには、プール、子供プール、ジャグジーがある。屋外はプール、ウォータースライダーがある。裸ゾーンには各種のサウナ、水風呂がある。


屋外プール:いろいろ仕掛けあり


子供プールと立体シャワー

■所在地

Wilhelminastr.2-83707 Bad Wiessee
TEL: 0 80 22/86 26 0
FAX: 0 80 22/86 26 15



■印象

自動改札機を通って中へ入ると男女別のロッカールームがある。そこを出ると大きな室内プールがある。深いところは3mもある本格プールだ。

外には屋外プールがある。こちらはジェット水流を肩に受けられる仕掛けがある。こちらは泳ぐよりゆっくり浸かっている家族連れが多い。

浴室の奥には源泉のジャグジーが4ヶ所ある。こちらは(ちょっと温めだが)40度程度に加熱してあって日本の温泉のようだ。お湯は透明でとくに特徴はないが、飲泉もできる。



裸ゾーンはサウナがある。バーデパークのサウナの種類は多い。光セラピーサウナ、熱いフィンランドサウナ(日本で普通のサウナ)、アロマサウナ、ケロ木サウナ(ケロKeloの木のログハウスのサウナなどがある。

サウナは男女別ではなく、いわゆる混浴状態だ。タオルはベンチに敷いて自分の汗が浸みないようにするのが、こちらのエチケットのようだ。太ったおじさんやおばさんがじっくり汗を流している。


パンフレットの写真:ケロサウナ

同行の友人はサウナに入っていたら若い女性が裸で入ってきてとても驚いたそうだ。彼女は逆に裸で入って失礼という様子だったそうだ。やはり男女が一緒にサウナを使うのはドイツらしい習慣なのだろう。

■営業

営業時間 9:00−21:00
休館日 無休
料金 11DM(1時間半)
17DM(2時間半)
27DM(1日)
調査時1DM=55円程度

交通

ミュンヘンからザルツブルグを結ぶアウトバーンA8の97番インターチェンジで降りて、318号線を南下する。テーゲルン湖に出たら西岸を回る。バーデパークは村の中心部。駐車場は広い。





調査日:2001年8月

オフィシャルホームページ


源泉記念碑

ウイルヘルミナー源泉Koenigin Wilhelmina quelle
バーデパークの向かい側の林の中にある古い源泉。




アドリアン源泉

ドイツ語温泉用語メモ

Quell泉,水源
eine warme Quelle温泉
eine kalte Quelle冷泉
sprudel炭酸水,(炭酸を含んだ)ミネラルウォーター
becken洗面器,たらい,湯船
Dampfbad蒸し風呂
テーゲルン湖

テーゲルン湖Tegernseeは野尻湖ほどの大きさの湖だ。湖畔に温泉ホテルや別荘が並んでいる。ヨットハーバーなどがあって保養地らしい雰囲気だ。湖を渡る連絡船の便もある。

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