相泊温泉★★★★ |
知床東海岸の無料温泉 ■概要 相泊(あいどまり)温泉は知床半島の東岸、瀬石温泉よりさらに先の相泊集落にある露天の温泉である。相泊集落は知床半島の先端に向かう道路の終点にある。ここから先は車では行けない。知床半島の先端は船でしか行けない所だ。相泊は車で行ける最果ての地のひとつと言えるだろう。 小石が続く海岸にポツンと温泉がある。小石の海岸を掘って木枠で浴槽が作っている。浴槽は男女に仕切られていて、その周囲ををベニヤ板で囲っている。屋根には建築用の青いシートがかけられている。海側は開かれていて海を眺めながらお湯に浸かることができる。 ■所在地 北海道目梨郡羅臼町相泊 TEL:01538−7−2111 (羅臼町観光課) 羅臼町のホームページはたいへん美しい構成です。 |
■印象 この温泉は相泊の漁師がコンブ漁で冷えた体を暖めるために作ったものだろう。湯船の底の小石の間から熱いお湯が涌き出ている。お湯は澄んだ食塩泉。ときどき温泉の泡も涌いてくる。 訪問した日は水の蛇口が使えなかったので、お湯は源泉そのままでかなり熱い。5分も入っていられない。体が熱くなると外に出て潮風にあたる。非常に気持ちがいい。波の音を聞きながら、遠くにクナシリ島を眺めることができる。 着替えは湯船の脇でする。着物は湯船の側にある棚に置く。海側から覗けてしまうので女性は少し抵抗があるかもしれない。 ■クマコの感想 あまりにも雄大で開放的なので入るのにはちょっと・・・。北海道の露天風呂はこのようなタイプのところが多いですね。 入るとたいへん気持ちがよいのですが、入るまでの勇気が必要です。 女性は損だと思いました。 |
■営業
■交通 |
■ヒカリゴケ 緑色に光っているのかヒカリゴケ |
羅臼から知床公園道路を2kmほど行くと光苔(ヒカリゴケ)の洞窟がある。ヒカリゴケは武田泰淳の戯曲の題名として有名になった。今では北海道指定の天然記念物だ。 苔が自ら発光するわけではなく、光を反射してキラリと光る。ちょうど道路脇の反射板と同じ原理だ。 |
光の色は黄緑色、見る角度によって見えたり見えなかったりする。 |