■印象

浴室棟は階段を下りていく。本館はやや古いが、浴室は建て直したのかけっこう新しい。広い窓があって大きめの浴槽がある。大きな温泉旅館のような雰囲気の浴室だ。

お湯は無色透明、香りもほとんどない。ほんのわずか茶白い湯花がある。源泉の温度が低いので加熱循環と思う。浴槽のふちから少しずつお湯が溢れている。

適温のお湯は気持が良い。窓からは安達太良山山麓の雑木林が見渡せる。人工物がまったくないので、山奥に来たという感じもまた良い。

泉質はアルカリ性単純泉、源泉の温度３３度、成分総計８１２ｍｇ。 特徴が少ないさっぱり系のお湯だ。

小さな温泉旅館の割に浴客は多いようだ。駐車場が少ないので路肩駐車になってしまう。他県ナンバーの車もけっこうあるので、意外に知られているのかもしれない。