選挙制度について



1票の格差に関しては、最高裁判所の判断というのは世の常識を著しく逸脱しているといわざるをえない。何せ1人と5人が同じ価値でも違憲じゃないというのだから。

誰が考えたって1人と2人が同じになったら違憲に決まっているではないか。もともと1票の価値は限りなく平等に近付けるべきである。人口比でうまく割り切れない場合もあるだろうが、百歩譲ったとしても1:1.99が限界だろう。

もし1:2以上になったら即その選挙は無効とすべきである。

1人と2人が同じ価値になるなんて、法の下の平等に反するのは小学生だってわかろうというものだ。

議員定数は国会が決めてしかるべきだが、選挙区毎の割り振りは国会が決めるべきではないのだ。
国会とは独立した選挙管理委員会が国勢調査の結果により、限りなく1.0に近い重みになるように機械的に算出して決めるべきである。

選挙制度をそのように改めるためには、最高裁の判事で、この5倍もの格差を違憲とはしないと判断した人たち全員に不信任の×を付けるしかない。そうして違憲状態の選挙は無効だという判決が出て、やり直し選挙をすることになれば、ようやくまともな選挙ができるようになるだろう。


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