地球温暖化のウソ




今、日本のマスコミでは「地球温暖化を止めよう」という宣伝(プロパガンダ)が盛んに行なわれている。

そして、そのためにはCOの排出を減らさなければならないという。

しかし、これは完全に間違っている。我々は騙されているのだ。


1、本当に温暖化しているのか?

定説では、この100年間で0.4度上昇したとされているが、果して100年前に地球全体の平均気温を0.1度の誤差で観測したデータなど揃っているのだろうか? 世界中に年間を通じて気温を連続的に記録したポイントがそれ程あったとは思えない。

それに、ヒートアイランド現象によって都市部の気温が高くなっているのはもちろんであるが、観測点は都市部に多く存在しているので、その影響を補正しなくてはならないはずだが、果してどのように補正しているのだろうか?


2、本当にCOが原因だと言えるのか?

現在、大気中のCO濃度はわずか0.04%である。窒素が78%、酸素が21%に対してあまりにも少ないと言えないだろうか? COに温室効果があるとしても、こんなに少ないのではその効果など無いに等しいと言わざるを得ない。数10%にでもなれば多少は影響が現れるかもしれないが、0.04%のオーダーでは話にならない。

それよりも、全ての植物はこの空気中のCOを取り込んで光合成によって自分の体を作っているのは小学校でも知っているはずだ。たった0.04%しかないCOが全ての植物のエサなのである。こんなに少ないCOから自らの体を作れる効率の高さには驚嘆するしかないが、なんとも健気なことではないか。米や野菜ばかりでなく、我々の食糧は間に動物が介在するにしても元を正せばすべて植物に由来しているわけで、植物が死滅したら全ての動物ももちろん人間も死滅するのは必定である。だとしたら、COをもっと増やすべきではないだろうか?


3、CO2の排出削減に取り組んできたのは日本だけ。

そもそも、この温暖化問題というのはアメリカのゴア副大統領が著した「不都合な真実」という本から始まったことだ。科学者が言い出したことではないのだ。その当時、科学者たちは地球の気温について、温暖化するという人と寒冷化するという人がいて、どちらかというと寒冷化派の方が多かったと記憶している。つまり、この「地球温暖化問題」というのはきわめて政治的な意図によって作られたムーブメントだということだ。

ではどういう意図か? ずばり日本叩きである。1997年に採択された「京都議定書」によって温室効果ガスの削減を取り決めたにも関わらず、今に至るまで最もCO排出量の多い中国(28%)アメリカ(15%)がまったく何もしてこなかったという事実がある。わずか3.5%の日本だけが削減に取り組んだってどれほどの効果があるというのか? 真面目に取り組んでバカを見たのは日本だけなのである。

COを削減するということはエネルギー消費量を削減するということだ。つまり、日本のGDPを抑え込むのにこれほど簡単な方法はない。30年間日本のGDPがまったく増加していないという事実がその証拠だ。

日本の国力を抑え込もうとする勢力が世界にはあり、その人たちによって仕組まれた罠にまんまとはめられたのが日本なのだ。


4、地球は寒冷化に向かうかも

地球の気温を決める要素はいろいろあるが、最も大きいのは太陽活動だと言われている。太陽の黒点数は11年周期で増減を繰り返しており、黒点が多い時の方が活動が盛んなわけだが、過去にマウンダー極小期(1645〜1715年)という黒点が極端に減少した時期があった。その頃は全世界的に冷害が起こり、テムズ川が氷に覆われてスケートができたという記録がある。そして今、再び同じようなことが起こりそうな兆候があるのである。この寒冷化に備えることの方が喫緊の課題ではないだろうか。


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