消費税を廃止すべし




昔、3%の消費税が導入されたとき、時の政府は絶対にこのパーセンテージを引き上げることはないと明言していたはずである。ところが、その約束は守られることなく、5%、8%とじりじりと引き上げられてきた。そして今回は10%である。

消費税が導入される度に景気が落ち込んできたのは歴史が証明するところである。現在、30年にも及ぶ景気低迷の中で、さらに消費税を上げるなど、狂気の沙汰としか考えられない。

もともと消費税は逆累進制があると指摘されてきた。金持ちには大した影響はないかもしれないが、貧しい者には大ダメージを与えるのである。もともと税金とは、富める者から徴収し、国民全体にそれを行き渡らせるという大事な役割がある。富の再分配によって格差をなるべく少なくすることが、国民全体の幸福に寄与するという思想である。ところが、その真逆を行なうのが消費税なのだ。

こんなものは一刻も早く、この世から抹殺しなくてはならない。


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