推薦図書


私のお勧めの本です。ぜひ、読んでみてください。


●『めもあある美術館』 大井三重子(仁木悦子)

誰もが心の中に持っている記憶の美術館を描いたメルヘン。ヒーリング効果も期待できる。単行本『水曜日のクルト』に所収。

●『智恵子抄』 高村光太郎

純粋な愛の結晶のような詩集 。解説が素晴らしい。

●『胆力〈度胸〉がつく本』 水谷啓二

タイトルどおりの効果が期待できる。高校時代に読んで、救われた本。残念ながら現在では入手困難。再版が望まれる。

●『The 東京』 読売新聞社

1975年当時の東京が多くの写真と共に紹介されている。谷川俊太郎の詩「東京抒情」がいい。

●『オイディプス王』 ソポクレス

運命からは逃れられないというギリシャ悲劇の傑作。

●『若きウェルテルの悩み』 ゲーテ

恋愛感情の機微を見事に描いた文豪の傑作。

●『五重塔』 幸田露伴

五重の塔を造った大工の職人気質を描く。

●『吾輩は猫である』 夏目漱石

猫の目を通して描いた人間社会。

●『こころ』 夏目漱石

人間とは何かを描いた漱石の代表的作品。

●『高瀬舟』 森鴎外

江戸時代を舞台に安楽死問題を扱った作品。

●『蜘蛛の糸』 芥川龍之介

お釈迦様が地獄の男を救おうと垂らした蜘蛛の糸にすがりつくが・・・。

●『羅生門』 芥川龍之介

平安末期、死人の髪をとる老婆を見た下人はどうしたか・・・。

●『山月記』 中島敦

虎に変身してしまった男の悲話。

●『風立ちぬ』 堀辰雄

軽井沢を舞台にしたすがすがしい物語。

●『山椒魚』 井伏鱒二

穴蔵から出られなくなってしまった山椒魚の悲哀。

●『お伽草紙』 太宰治

童話を太宰流にアレンジした小品集。

●『金閣寺』 三島由紀夫

美を独占しようと金閣寺に火をつけてしまう男の話。

●『ロクタル管の話』 柴田翔

真空管の美に魅せられた少年の話。私の少年時代を代弁してくれてるような気がする。単行本『されどわれらが日々』に所収。

●『しろばんば』 井上靖

少年時代の心の動きを見事に描いた自伝的小説。

●『砂の女』 阿部公房

砂の穴の家に取り込まれてしまう昆虫学者の話。

●『沈黙』 遠藤周作

江戸時代、日本にやってきた宣教師の苛酷な運命。神はいるのか?

●『タイムマシン』 H・G・ウェルズ

人類の未来を描いた古典的SF。二つの種族に分かれてしまう人類の関係が衝撃的。

●『マイナス・ゼロ』 広瀬正

タイムマシンで起こるパラドックスを扱った日本のSF。

●『われら動物みな兄弟』 畑正憲

動物に寄せる愛情あふれるエッセイ集。

●『吉里吉里人』 井上ひさし

東北の村が日本からの独立を宣言する物語。東北弁の文法講義もなかなか。

●『「吾輩は猫である」殺人事件』 奥泉光

漱石の文体を見事に模倣した推理小説。

●『ホワイトアウト』 真保裕一

冬のダムを占拠するテロリストと戦うハードボイルド物語。映画にもなった。

●『秘密』 東野圭吾

母と心が入れ替わってしまった娘はどう生きるか。映画にもなった。

●『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』 村上春樹

二つの話が同時進行してゆく物語の元祖? 

●『海辺のカフカ』 村上春樹

二つの話が同時進行してゆく物語。漱石の『三四郎』と通ずるところがあるかも。

●『ねじまき鳥クロニクル』 村上春樹

二つの話が同時進行してゆく物語。頭の皮をはぐ描写がリアル。

●『少年H』 妹尾河童

少年Hが体験した太平洋戦争の実録。

●『星の王子さま』 サン・テグジュペリ

単なる童話のレベルを越えている、哲学的なメルヘン。

●『イエスの遺伝子』 マイクル・コーディ

奇跡的治癒能力をもたらすイエスの遺伝子をめぐる戦い。

●『アルジャーノンに花束を』 ダニエル・キイス

知恵遅れの男が天才に変貌するが・・・。

●『カッコウはコンピュータに卵を産む』 クリフォード・ストール

ハッカーを追跡するコンピュータ管理者の話。

●『ご冗談でしょうファインマンさん』 R・P・ファインマン

天才物理学者ファインマンさんの話。

●『百人一首の秘密』 林直道

百人一首は実は暗号だった。百聞は一見に如かず。

●『聖書の暗号』『聖書の暗号2』 マイケル・ドロズニン

旧約聖書には人類の未来が暗号となって隠されていた。その予言には・・・。

●『神との対話1』『神との対話2』『神との対話3』 ニール・ドナルド・ウォルシュ

突然神と話ができるようになった作者に神は何と言ったか。なかなか説得力がある。「現代の聖書」かもしれない。

●『宇宙人ユミットからの手紙』『宇宙人ユミットからの手紙2』『宇宙人ユミットからの手紙3』 ジャン・ピエール・プチ

すでに地球にいる宇宙人ユミットからのメッセージ。決してトンデモ本ではありません。

●『利己的な遺伝子』 リチャード・ドーキンス

肉体は遺伝子を運ぶ舟に過ぎないのか?

●『暗号解読』 サイモン・シン

情報社会は暗号によって支えられていることがわかる本。

●『宇宙からの帰還』 立花隆

宇宙に出た人間は何を考えるのか?(宇宙飛行士へのインタビュー集)

●『ファインマン物理学』I〜V  R・P・ファインマン

本当に血の通った物理の教科書。物理を独学で勉強するには打って付けの教科書。

●『虚数の情緒』 吉田武

数学の基礎から現代数学までが中学生にもわかる本。

●『臨死体験 上・下』 立花隆

一度死んでよみがえった人は何を見たか。

●『ソフィーの世界』 ヨースタイン・ゴルデル

哲学の世界を平易に解説してくれる物語仕立ての本。

●『パラドックス13』 東野圭吾

究極のサバイバルを描くSF。人間模様がリアルで、考えさせられる作品。映画化が待たれる。

●『脳はなぜ「心」をつくったのか』 前野隆司

心は脳が作った幻想なのか? 受動意識仮説というのが真実なのかもと思わせる本。

●『目で見る美しい量子力学』 外村彰

二重スリットやAB効果など、量子力学的現象を実験で見せてくれる本。

●『分子レベルで見た体のはたらき』 平山令明

たんぱく質がDNAからどのようにして作られるのかを解りやすく解説した本。

●『永遠の0』 百田尚樹

戦争が、零戦の名パイロットの心を蝕んで行く姿を描く。

●『すごい実験』 多田将

実験屋の筆者が、最先端の素粒子論を解りやすく解説。

●『すごい宇宙講義』 多田将

実験屋の筆者が、最先端の宇宙論を解りやすく解説。

●『趣味で物理学』 広江克彦

物理学で有名なサイト「EMANの物理学」の作者が書いた、物理学に対するアプローチの仕方がよくわかる本。

●『趣味で相対論』 広江克彦

一般相対性理論までちゃんと数式を使って、しかもわかりやすく解説した本。


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