ワープロとどう違うか?
■ 構造的に書くことを要求されます。
トピックという単位で文を書くのがアウトラインプロセッサです。
次の図のように三角印の項目ごとに内容を細かく分けて書いてゆきます。
そしてこの三角印をマウスでつまんで自由に移動することができるのです。
だいたいにおいてこの世に存在する情報は必ず構造を持っています。構造というと難しく聞こえるかもしれませんが、要するに階層構造のことです。一編の文章はいくつかの意味段落から成り、一つの意味段落はいくつかの形式段落から成っています。各形式段落はさらにいくつかの文によって構成され・・・という具合です。
分かりやすい文章を書くには、この全体の構造がしっかりしていなくてはなりません。アウトラインプロセッサを使えば、ごく自然に全体の構成を見渡しながら文章を綴ってゆくことができます。
■ 構造を自由に変えることができます。
またアウトラインプロセッサなら、段落を見出しだけにして表示させておくことができます。ですからどんなに大きな文章でも1画面の中で全体を見渡すことが出来るのです。内容を見たければ見たい段落をダブルクリックするだけで見ることができます。段落の順序を変えたければ、そのトピックをマウスでつまんでドラッグするだけです。
ワープロでは構想を頭の中に保留しながら、しかも最初からシーケンシャルに書く事を要求されますが、アウトラインプロセッサでは、とにかく書きたい所から書き始めることが出来るのです。思い付いたことを思い付くままに書き込んでおいてから、トピックをマウスでつまんでドラッグするだけでいかようにも順序や階層関係を変えることが出来るのですから。この自由度の高さはこの上ない快感で、一度なじんだら二度と手放す事はできなくなります。
■ 文書作成法の革命的ソフトです。
Acta7で文章を書いていると、頭の中がしだいに整理されてきて、画面の上に形となってくるのが良くわかります。思考が画面と一体になったような新しい世界を体験することができます。一度この便利さを体験すると、ワープロで文章を書く気がしなくなります。これにはどこか麻薬的魅力さえあるように感じられます。
レポートの作成、論文の作成、企画書の作成など文書作りに携わる人には必携のソフトといって良いでしょう。また、日頃文章を書くのが億劫だという人も、Acta7によってきっと創造力を刺激されることと思います。
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