嘯月楼
Shogetsu-roh

まだ踏まれていない箒の掃き跡の残る庭に出て残月軒の傍から嘯月楼を見上げる。庭園に柿の木というのはここが山荘だからか、あるいは当初はなかったものか。いずれにせよ、生活の匂いがして悪くはない。柿の実はどうするのかを受付のご婦人に尋ねるのを忘れた。   次へ