文武天皇陵
Ancient tomb of the Emperor Monmu

高松塚古墳を見学した後で、近くの文武天皇陵を訪れた。持統天皇は子の草壁皇子のライバルだった甥の大津皇子を倒したが、ほどなく草壁皇子が夭折したため、孫の文武天皇に皇位を継がせた。梅棹忠夫さんは、天照大神が孫のニニギノミコトを地上に遣わしたという天孫降臨神話は、天武・持統政権が自らの継承を正当化するために構想されたものだと語っている。文武帝は15歳で即位し、25歳で崩御した。その後、母・元明天皇、姉・元正天皇が続き、17年後に子の首皇子が聖武天皇となる。文武陵を振り返ってみた。左手遠くに金剛山が見える。
天皇の歌「み吉野の山の下風(あらし)の寒けくにはたや今夜もわがひとり宿(ね)む」(万葉集巻一)    次へ