磯の魚たち > 魚(幼魚)の画像 カ行 クモハゼ タイドプール(潮だまり)や浅瀬で見られる小さな魚たちの紹介

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クモハゼ 〔 クモハゼ 〕ハゼ科
 見られた時期:7月~12月

タイドプールで普通に見られるハゼですが、アゴハゼと比べると個体数は少ないように感じる。

アゴハゼより模様が散漫でコントラスト感がやや強めの印象。第一背ビレの縁端が黄色。

他のハゼ科と同様に口が閉じなくなるまで食べます。従って、小さい魚を同じ水槽に入れる時にはこの子を隔離しなくてはなりません。

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本や資料等による日本近海での分布
千葉県以南
撮影個体:4.0cm(成魚:10cm)
 学名:Bathygobius fuscus
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クモハゼ

9月下旬に採集した個体。

ハゼ類は他の魚を採集している時に、たまたま一緒に網に入ってきたりするものですが、いざ、ある一匹を狙って採ろうとした場合は以外と苦戦します。

撮影個体:2.4cm(成魚:10cm)
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クモハゼ

このような岩の上だと、体のまだら模様はカモフラージュ的な要素だと感じます。

撮影個体:2.4cm(成魚:10cm)
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クモハゼ アゴハゼとクモハゼの比較。

夏のタイドプール(潮だまり)に沢山いるアゴハゼの中にクモハゼがいるので良~く見て、見つけて下さい。

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アゴハゼとクモハゼの出現時期
年によって変動があるでしょうが、当方が通う磯で採集した同じ個体サイズ(全長:24mm)でみてみると、アゴハゼは5月下旬(2016年)、クモハゼは9月下旬(2018年)。

アゴハゼは波の穏やかな所で浮遊しているのが多数見られるのですが、クモハゼはこの個体サイズで着底していることから、もっと小さいサイズでは浮遊しているような感じがします。