ご感想ありがとうございます。
今回の掲示板のこと、「一旦設置された掲示板は公共のもの。勝手に廃止する行為は許せない。」という点、お詫びいたします。深く考えず軽い気持ちで始めた掲示板ですが、いくら「仮だった」と主張しても、設置されてしまったからには、責められても言い訳できません。
が、やはり事情だけは皆様にも知っていただきたく、この機会にお話しします。
「〜〜(てっぽ名)のストック基部の材質は何ですか?」の類の質問が、皆様から情報の投稿をいただくようになってから、私の元へ来るようになりました。私がレポして、未だに所有しているものならば問題はなく、可能な限り私が調べて回答します。問題は、「投稿情報の銃に関する質問が圧倒的に多い」ことです。投稿していただいた方々は、善意で情報を下さるわけで、まさか質問攻めに遭うとは、思ってもいらっしゃらないと思います。が、実際には投稿記事に関して「BB弾をフルに入れてバッテリーも入れてスリングもつけたときの銃全体の重さは?」とか「グリップを止めているねじの長さは?」のような質問が多数来てしまいます。こんな質問を、情報を下さった善意の方々に「転送」して、ご回答にお時間を頂くのは、冒涜行為です。
投稿情報を頂くようになった当初は、基本的に質問は必ず取り次いでいました。ある日、情報を投稿してくださった方が「申し訳ないが、忙しい」と言う理由で回答が頂けないことがありました。その旨、質問者に伝えると、「こちらはオクで同じ銃を落札しようかどうか迷っている。落札期限の3日後までには回答が必要。」との仰せ。回答が必要なのは、この自分勝手な「情報クレクレ、自分で調べるのなんてばかげてる」さんなのであって、情報を投稿して下さった方でも、私でも、大多数の善意のお客さんでもありません。なのに、「こんな簡単な質問にも答えてくれないのか」「(情報を投稿していただいた方は)何様のつもりか」「(管理者の私は)怠慢だ」のように、一方的に責められました。仕方なく、私の方で独自に情報を集め、最終的にそれによって行き着いた別の所有者の方からご回答を頂いて、質問者に回答したこともあります。一件落着でしたが、その質問者からのお礼の言葉(メール)はありませんでした。わざわざ時間を割いて下さった回答者の方には、私から丁寧なお礼を出しておきました。後日、同じ質問者からまた別の質問が来ました。さすがに、質問に時間を割いて下さった回答者の方や、手配に奔走した自分自身にとって納得できず、その旨(社会常識)を質問者に伝えました。・・・「どうして礼の必要があるのか」というのが返事でした。「ネットは相互助け合いの場。社会一般の虚飾(お礼等?)を廃して、実質的な利便を追求するもの。それなのにお礼を求めるとはどういう了見か。もっとネットの勉強をしろ。」とw それに対して私は「私は、そうは思わない。ネットは便利だが、だからこそリアル以上に礼は必要。でもあなたが礼が不要と思っているのならば、それを私は責めない。その代わり、もうあなたの質問は一切受け付けないし、情報提供者に取り次がない。」と答えました。その人からの反論、嫌がらせのメールは、2年経とうとしている今でも、定期的に来ています・・・(メーラーでスパム扱いにしていますので、一々読んでいませんが)。
ここまで極端でないにせよ、「何の面識もない私や情報を投稿下さった方々に対して、ちょっと失礼じゃない?」という質問は、今でもよく来ています。さすがに返事を必要としてるためか、質問は大半がメールできていますので、上記極端な例のようなものは基本的にお断りしています。
- 〜〜(銃の名前)の写真に写っていない方の文字(刻印)はどうなっていますか。
- どこで買ったんですか。まだ売っている店を教えて下さい。
- 発射サイクルはどれくらいですか。
このような質問は、まだましな方です。ひどいのになると、
- 今度貸して下さい。相応のお礼はします。
- 当方の〜〜(銃の名前)と交換しませんか。
- ともだちになって下さい。
という・・・。これを俺に「善意で情報を投稿下さった方々」へ転送しろと言うのか?・・・勘弁して下さいよw これらの場合、全て情報を投稿いただいた方々への転送は断っていますが、それで納得して下さらない方も、根強くいらっしゃいます。
私は、全ての質問を遮断しているわけではありません。質問に答えるのは情報を投稿していただいた方ですので、この方たちに礼を失しないような質問なら、私が責任をもって取り次いでいます。ところが、それがどうも「取り次ぎを拒否された = 礼を失した質問しかできない」方々には、ご理解いただけない。たとえば上の最初の例の場合、「オクで落札しようか迷っている」場合は、自分もその気持ちはよく分かります。高額になると、ちょっとでも疑問があると、入札をためらってしまうのもよく分かりますし、だからこそ情報がほしいのもよくわかります。でも、こちらへの質問は、オクの出品者への質問とは違います。回答の義務はこちらにはありません。義務がないだけではなく、答える筋合いもありません。「そこを曲げて、教えて欲しい」のならば、相応の礼儀は必要ではないでしょうか。情報を取り次ぐ私の立場に立って欲しいと、常々思っています。・・・これがご理解いただけないんですよねw
何故か質問が急増したのが、昨年末頃から。私と質問者、あまりの価値観の違いに、「パスワード設定して、会員制にしようか」「いっそのこと、もうこのサイト、閉じようかな」とまで思い詰めました。例の「死ね死ね団」も、こちらが質問の取り次ぎを拒否した関係のような気もします。
とは言え、質問事項に正当な理由が感じられる(自分でも知りたい)場合や、常連さんからのご質問になると、「情報を投稿いただいた方に、無理を言って質問したくなる」のも事実です。過去、情報を投稿していただいた方にはご無理を言って、ご迷惑をおかけしています。この場でも、お詫びとお礼を申し上げます。
web(ホームページ、ブログ、掲示板等)の存在理由は、究極的には情報だと思います。知りたいことを探して知る、これが「見知らぬ相手」で可能なのがweb-ネットの特徴です。ですから、最初の例の人の意見のように「ネットは相互助け合いの場」というのは真実だと思います。が、「虚飾を廃する」のは程度問題だと思います。メールと電子決済によって、ビジネスは一気に便利になりました(その分仕事が増えましたがw)。物理的に実体のない情報交換・保管が可能になったので、今まで山積みだった郵便物やFAX用紙が姿を消し、文書棚へ行って保管箱を探し漁る必要もなくなり、必要な書類は大半が検索で瞬時に呼び出せます。しかし、メール黎明期にあった「メールはどこまで既存の手紙の形式を残すべきか」という議論は、結局「全て廃止派」が敗れ去り、「簡略化するが既存の手紙に準じる派」が現在の主流になっています。知り合い同士ならいざ知らず、見知らぬもの同士の場合には、虚飾であっても礼儀は必要と言うことです。
挨拶もない、言葉も仲間同士のなれ合い言葉、しかも要件の内容が「図々しい質問事項」・・・これが現代の風潮なのでしょうか。もしそうだとしたら、私はこの現代の風潮には従いません。
注意:トップページにある「感想下さいメッセージ欄」とかメールで私宛に頂いている「感想とかのメッセージ」のことではありません。あれこそ、虚飾(挨拶とか言葉遣いとか)を廃していただいて結構です・・・全て私が「楽しんで」受け止めさせていただいていますから。ここで言っているのは「図々しい質問している人」のことだけです。
このような現状の中で、今年になってからの3ヶ月、HPの更新もままならないほどの質問量になりました。新規の質問もさることながら、「情報を投稿いただいた方に、私から丁寧にお願いして質問を受けていただいた」のも結構な数に上り、そのやりとりに気を使いました。この返事はどの質問に対してだっけ?」「この質問を出してきたのは、誰だっけ?」と、段々全貌が分からなくなり、Exclelで専用管理シートを作製、管理に専念したりしました。質問者と回答者の間で認識違いによるすれ違いが起きたりしてトラブルになり、情報を投稿していただいた方が激怒され、「もうこのHPには来ない!」とお叱りを受けたりもしました(情報の引き上げ・・・ページの削除だけは勘弁してもらいましたがw)。しかし、いずれの場合も、「情報投稿者のメアド等の情報は、決して質問者に教えない」という方針は貫き、全て私が間に立ちました。また、「こんな質問は、情報投稿者に対してできない」「礼儀知らずにもほどがある」「買い取り交渉は絶対ダメ!」という「私の段階でストップさせる質問も多数で、全てを断るのに大変でした(と言うか、現在形で「今も大変です」)。今年の1月からこちら、「最近更新遅すぎ」というお叱りを受けてきましたが、大半の時間をこのように使っていたからです。
で、迎えた3月末。限界になりました。HPの更新作業のみならず、自分の本職にまで影響が出始めました。遂に決断。「全ての質問は、当方では受け付けられません。ましてや、情報を投稿下さった方々には、迷惑をおかけしないように、質問は転送いたしません。」と全ての質問に対して返信することにしました。こちらの立場を理解して遠慮して頂ける(反省する)のが「礼儀を通し、でも情報を必要としている謙虚な礼儀正しい方々」で、収まらない(反省も無しに逆に攻撃的になる)のは「私の段階でストップさせるような質問をしてくる人たち」という図式になってしまいました。社会の縮図ですね、これw
うーむ、困った困った。
で、「善意の人たちには、質問の道を残し」「常識のない人たちには、質問の道を閉ざし」「私の更新作業や本職の時間まで取られないように」する最終手段として、掲示板を導入することにしました。
誠意の見られない発言に対しては、「ググレ カス」「クレクレ君に用はない」と、私も遠慮無く手厳しく対処できますし、誠意のある発言に対しては、私も状況が許せば手配が可能ですし、他のどなたかが答えてくれる可能性もあるだろう・・・非常に軽い、安易な考えで掲示板を導入しました。ですから、死ね死ね団のような「絵に描いたような嵐」さんが来てくれた場合には、迷わず削除の予定でした。
ここに想定外の事態。詳細は繰り返しませんが、18歳未満所持できない法令を違反しているということで、中学生を名乗る常連の方(仮にPさんとします)が非難されました・・・これはまだ、私宛に来た6通の苦情の段階です。このメールを読んだのが3月31日の夜。早速掲示板で事実確認をし、該当発言を削除しようとし、削除理由をどういう文章にするか考えていたら、管理画面に移る前に書き込みがありました。その内容は・・・絶対に非難の的になったPさんには見せられないような内容でした。今までPさんが私宛に送ったメッセージに対して私が送った返答についての非難、中学生のくせに!最近の中学生は!!のような誹謗中傷の嵐でした。いくらPさんがうかつなこと(年齢制限のあるエアガンの所有を書き込んだこと)をしたとは言え、そこまで言われる筋合いはない、Pさんの存在自体を否定する内容でした。当然、この発言も削除することにしました。
ですが、問題はそれで収まるでしょうか。Pさんはうかつな行為(法令違反事項のカキコ)をしただけで、当サイトや他の方への誹謗中傷をされたわけではないので、発言削除で収まると思いました。しかし、それに対する誹謗中傷の発言の人・・・ハンドルネーム:「井戸端」(さん抜きですw)の場合は、今後も問題の発端となったPさんへの誹謗中傷を繰り返す可能性があります。削除だけでは収まらない可能性が大です。
「削除しても解決しない!」と考えつつも、時間が経てば多くの人がその誹謗中傷を目にしてしまうので、とりあえずサーバー上にある掲示板の公開を速攻で止めました。
こうした場合に備えて、「アドレスを指定して参加拒否できる」機能が掲示板にはあります。これを使おうと思いました。が、このときに使っていた掲示板ソフトでは、「ドメイン単位での拒否」しかできませんでした・・・全然関係のない人まで「同じドメイン内だから」という理由で、参加不能なってしまいます。いろいろ調べた結果、他に手段無し・・・この段階で3月31日深夜を越え、4月1日朝に突入。
翌日(当日!)の会議資料もまだ着手してない状況で、段々煮詰まってしまい、「こんなことならば、もう掲示板なんか要らない!」と決断、第1回目の「掲示板廃止について」を流しました。
4月1日の夜、かぼちゃさん、有限弾倉さん、ネオプレーンさん、名無しさんらから「掲示板廃止は寂しい」と、掲示板存続のエールを頂き、掲示板存続について再考しました。自分は、上にありますように、「自分の利便のため」掲示板を設置しようと思っただけで、皆さんの中に掲示板設置のご希望があるとは思っていませんでした。ですから、ここで認識を新たにしました。「自分の利便のための掲示板ではなく、皆さんが望まれる、コミュニティのための掲示板を運営しよう」と。
新たな掲示板ソフト探しです。重要なのは、二度と参加して欲しくない人のアドレスを「ピンポイントで指定できる」ソフトです。いろいろ探しましたら、結局最終候補に残ったのが、今公開しているタイプと「2ちゃんねる風」のふたつでした。2ちゃんねる風の方が気に入ったのですが、どうしても現状のサーバー環境で作動しませんでした。ということで、今公開しているタイプに決定しました。このソフト、ピンポイントで拒否アドレスを設定できます。自宅設置のPC環境の場合、毎回ネットを使う度に、プロバイダへ接続すると言う使い方は、今どきないと思います・・・常時接続がデフォです。だから、ピンポイントのアドレスで拒否しても、ある程度の効力はあると判断しました。拒否されたアドレス以外のアドレスを使う方法はいくらでもありますが、ドメイン単位で拒否するよりはましかと思います。
以上のような経緯で、今に至っています。「質問に対しては、誠心誠意答えるのが常識だ」という質問君から出発して、掲示板の設置、廃止、再出発と、自分にとっては無限にも思える数ヶ月間でした。これからも自分は、皆さんのためになる情報発信と情報の集約ポイント(本HP)の運営を続けていくつもりです。このサイトに来ていただき、貴重な情報やアドバイス、感想を下さって支えてくださっている皆様こそ、このHPを運営してくださっている第一人者だと思っています。皆さんのコミュニティを提供するという役割がはっきりしたため、今後は掲示板存続を最優先します。
ここでお願いです。今回の掲示板の件の発端となったPさんにお願いですが、ハンドルネームを変更して下さい。あなたに誹謗中傷を書き込んだ奴は、ここを同じように見ています。掲示板での発言も、アドレス拒否をすり抜ける方法がありますので、今後のことを考えると、是非、ハンドルネームを変更して下さい。お願いいたします。
では皆様、今後もよろしくお願いいたします。