MP2100とのお別れ

(注)この記事は98年7月の内容を、99年1月に書いています。


結局、MP2100を手放しました。どうしたかは一々書きませんが(私もいろいろ複雑な心境で手放しましたから)、まぁ、言ってみれば、NLK環境が私の望みのようなものではなかった、ということです。

MP2100自体が不具合があったというのとは違います。私はMP130も所有しており、こちらとUniFEPの環境の方が好みだった。速度的な不満はありますが、仕方ありません。


それから、NLKを構築していく上で、ユーザーが積極的に情報をとったりして試さなければわからないこともあったりして、

便利になるために買ったものに、なんで一々時間を割いて不便にならなければならないのだ!

という思いも非常に強かった。

もちろん、NLKは最初の製品であり、最初から完全なものは出ない、それはUniFEPも同じだった、とは言えます。最初の製品を買った以上は、メーカーにフィードバックして、その製品の向上に寄与しなければ、という意見ももっともかもしれない。さらに、最初にいじる製品は勉強をしなければいけないのは当たり前、ということも、ある程度は認めます。

でも、Newtonのような製品は、便利になるために買うのが、基本です。その最低線があるから、多少の我慢はして使う。それはどんな製品でも同じです。
しかし、NLK付きのNewtonはそれ以前の段階だったと思います。もちろん、これから様々な改良が加えられるのでしょう。それにしても、私にはちょっとついていけない世界だった。

フリーの日本語環境があるから、それを試すのも手です。でも、何のために大枚叩いて正式日本語環境を買ったのか?それが、満たされなかったです。


この文章は、便利にMP2100を使ってらっしゃる方々に文句を言っているのでもなければ、エヌフォーに文句を述べているのでもないです。むしろ、「相性があわない場合もある」ということを、書いているだけです。その点は承知おき下さい。


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