大伴連室屋
おおとものむらじむろや
- 生没年 未詳(西暦5世紀)
- 系譜 武持の子(日本三代実録・伴氏系図)、談・御物の父。『新撰姓氏録』に天押日命の十一世孫、道臣命の七世孫とする。
- 略伝 允恭天皇11年、衣通郎姫のため藤原部を定める。雄略天皇即位に伴い物部連目と共に大連となる。雄略2年、百済から貢ぜられた池津媛を犯した石川楯を、来目部に処刑させる。同23年、遺詔を受けて後事を託される。雄略崩後、東漢直掬に命じて兵を起こし、星川皇子の乱を鎮圧させる。清寧天皇2年、諸国に白髪部舎人・同膳夫(かしわで)・同靫負を置く。武烈天皇までの5代にわたり大連として政権を掌握した。
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