----群馬県篇ー1----

----GUNMA----


■群馬県の郷土玩具ガイド■

 総社:挽き物。ケン玉。だるま落し。近代こけし。
 
 吾妻地方:ミニ農具。

 高崎:高崎だるま。招き猫。虫切り獅子頭。えびす講の張り子
 
■施設■

 全国郷土玩具館 :多野郡上野村大字楢原字利根平309-1
         収藏作品15,000点を誇る全国郷土玩具ミュージアム
                   ..TEL.0274-20-7070   FAX.0274-20-7071
 
 達磨堂(だるまコレクション):高崎市鼻高町296・小林山達磨寺内
                       ...TEL.0273-22-8800

 群馬県立歴史博物館:高崎市岩鼻町239...TEL.0273-46-5522

「だるま市」■小林山達磨寺の「だるま市」は日本一の規模といわれ、1月6日、7日の両日にひらかれます。
高崎だるまの他に、座禅だるまや招き猫など変り型の張り子も並べられます。




高崎だるま
高崎だるまは、豊岡だるまとも福だるまとも呼ばれています。これは主産地が旧豊岡村(現在高崎市内)であったことと、また、胴模様に「福」と書かれて養蚕の縁起物とされていたところからです。

高崎だるまが作られるようになったのは、達磨寺の開山(1667)で、中国からの帰化僧心越禅師が描いた一筆書の達磨座像からといわれています。
付近の農家に正月の配り札として書かれた、この達磨座像がヒントとなり、明和年間(1764ー72)に上豊岡の山県朋五郎が、達磨寺九代目住職の東獄和尚に木型を彫ってもらい、張り子を作ったのが高崎だるまの始まりとされています。




(1997.4.28掲載)


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