ピエガCOAX 711スピーカー

黒グリルの秘密

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PIEGA COAX 711を私の部屋に入れると、JBL4344との兼ね合いで、どう見ても黒グリルのほうが似合うのですが、他のPremiumシリーズなどと異なり、COAXはグリル色の選択肢がなくなりました。 銀仕上げ(アルミ素地仕上げ)の標準装備は、
シルバーグリルです。

グリルの裏には黒い鉄板が見えるので、しばらくは裏返しにして使ったりしていました。

 これは裏返しのグリル。ただし周辺でシルバーのサランネットの接着部が見える範囲は黒綿テープで囲っています。

 遠目には問題ないのですが、そばで見ると
縁が自作っぽいのがわかるし、PIEGAのバッチも裏に回ってしまって見えなくなる(接着されていて剥がせません)。

 黒仕上げCOAX 711用に付属の黒グリルを売ってくれないかと販売店からPIEGAに聞いてもらうと、「修理部品として対応可能」とは言ってくれましたが、取り寄せたことがないので価格は未定。別途、スイスから取り寄せるのでは、時間がかかりそうだし、非常に高くつきそうな予感が・・・。

 どうしたものかと考えていましたが、最近、B&O BeoSystem 2300のグリルの再染色(赤)の成功にヒントを得て、COAX 711でも、シルバーのサランネットを、布染色用のスプレーで黒に染色すればいいんじゃないか、と思い到りました。

使ったスプレーは、今回もアマゾンで購入した
「桂屋ファイングッズ 布染めスプレー アリテックス ブラック 80ml 」



 B&Oの小さなグリル二枚でも、1本でやっと間に合ったくらいの小さい缶なので、PIEGA COAX 711の大きなグリル二枚の染色には、スプレーを4本用意しました。(結果、ちょうどぴったりでした)。

スプレーする前には、PIEGAのロゴバッジをしっかりとマスキングします。



左が染色前、右が染色後。
ムラにならぬよう、まず周辺にスプレーし、その後、中央部を染めていきます。
普通のラッカースプレーと要領は同じです。





以下と本ページトップの画像が、染色結果です。




 まったく純正としか思えない綺麗な仕上がりです。そばで見ても、染め直したとは決してわかりません。


PIEGAのロゴマークも黒グリルの方が鮮明です。


すっきりと黒になって、なんだか音までよくなったような気がします。実際は変わっているはずはないですけど、そんな気がすることは、オーディオではよくある話ですよね。


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2019年9月20日
 

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