ゲームのイベント探訪記


球磨拳世界大会


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 球磨拳は日本に残る非常に珍しい拳遊戯である。 詳細は伝統ゲームの項の球磨拳をご覧いただきたい。 球磨拳のイベントしては、人吉球磨拳保存会主催、熊本日日新聞社後援の大会があり、2001年のものを取材したが、 その後、人吉市の保存会は消滅し、この会は行われていない。現在は、人吉市の東、多良木町(たらぎまち) で球磨拳世界大会が行われている。この大会は2013年に始まり第6回の大会が2018年10月に行われた。

 会場は交流館石倉C棟。くま川鉄道多良木駅のすぐ近く、元は御影石づくりの米蔵だったものを町が改造して 集会・イベント施設としたものである。

 午前中は子供の部。参加資格は小学生に限られる。この日は21人が集まった。まず4ブロックに分かれて、総当たりの予選。 上位2名がトーナメント方式の決勝戦に進める。予選は棒5本の取り分けルール。競技者の間に5本の棒を置き、1回勝つと棒を 一本取る。決勝戦は棒7本の取り分け。まだ、よく打てない子供の場合はスタッフが

午後は一般の部。参加資格は中学生以上。この日は子供の部と同じ21人。こちらも4ブロックに分かれて総当たりの予選。 一般の部は棒10本の取り分けで、5対5のときは1本の延長戦。

(2018.10.28)

 

 

 


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