ゲームのイベント探訪記


「深川の力持ち」


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江東区木場。毎年秋に江東区の市民祭りが行なわれるのですが、この中で行われるのが伝統芸能、深川の力持ちです。 力持ちは、重いものを持ち上げ、その力量を比べ合うもので、日本各地にあります。持ち上げるのはだいたい石か餅で、神社仏閣にはこれに使用した「力石」なるものが置いてあったりします。深川の力持ちは、元々は男たちの力比べから始まったものと思われますが、次第に力を見せる芸能と化しました。

 まずは米俵の持ち上げ。単に上げるだけから始まり、片手で差し上げたり、回したり。あるいは2人でパスしたり。入れ替わり立ち替わり、色々な持ち上げ方で力を示します。クライマックスは地面に寝た人間の腹の上に臼を置いて餅を搗くパフォーマンス。そしてその上に船を載せ、さらにその上に人間が3人載って米俵を持ち上げるという豪快な出し物で幕となりました。
(2009.10.18)

 

 

 


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