ゲーム紹介


囲碁

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名称碁(ご)、囲碁(いご)
中国→日本
概要  縦横に罫が引かれた盤上に黒白の石を置いていき、できるだけ広い領地を得ることを目的とする2人用のボードゲーム。

道具

1.盤

 一般に囲碁と言った場合縦19×横19の罫線が引かれた盤を使用する。簡易版として、九路盤(9×9)、十三路盤(13×13)が良く用いられる。他に五路盤(5×5)、六路盤(6×6)、七路盤(7×7)なども使われることがある。

2.石

 黒白の石を用いる。高級品では黒は那智黒、白は本蛤が使われるが、 石、貝、ガラス、プラスチックなどが材料である。先手が黒を使用する。

3.碁筍(ごけ、ごす)

 碁石を入れる容器。

歴史

 囲碁の始まりは、四千年位前の中国と言われているが、正確なところはわかっていない。後漢時代の王族の遺跡から囲碁の道具が発見されている。

 日本への伝来時期もはっきりしていない。中国の古書「北史・列伝」や「隋書倭国伝」に、日本で碁が打たれている記述がある。逸話は多く、後三年の役の原因が碁であることは有名である。
 日本では「続日本紀」(天平十年(738))に、長屋王が碁を打っていて争いになり相手を切ったという記述、「懐風藻」(天平勝宝三年(751))に、唐に渡った弁正法師が碁が巧かったので歓待されたという記述がある。

 貴人、通人らに好まれ、江戸時代には家康他将軍家からも保護されたため、囲碁や棋士の地位も向上した。碁所と呼ばれる職業棋士も誕生。四氏が有名である。
戦後、日本棋院が誕生し現在に至っている。2004年より囲碁殿堂が開始。毎年1〜4名が選ばれ殿堂入りしている。

囲碁のタイトル

名称主催賞金(挑戦手合料含)
棋聖読売新聞4200万
名人朝日新聞3700万
本因坊毎日新聞3200万
十段産経新聞1400万
天元三社1400万
王座日経1350万
富士通杯読売新聞・富士通1500万
碁聖新聞囲碁連盟777万
世界王座トヨタ&デンソー3000万
NECカップNEC1500万
阿含桐山杯阿含宗1000万
新人王しんぶん赤旗328万
NHK杯NHK500万
JALスーパー早碁日本航空500万
竜星囲碁将棋チャンネル500万
JAL新鋭早碁日本航空150万
女流本因坊共同通信580万
女流名人夕刊フジ510万
女流棋聖NTTドコモ350万
女流最強東京精密450万
JAL女流早碁日本航空250万
王冠中日新聞150万


十九路盤
 

十三路盤
 

九路盤
 

販売状況一般の玩具店、デパート等で入手可能。


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