平成13年度千葉県遺跡調査研究発表会

日時:1月20日(日)午前10時30分から午後3時30分
   場所:千葉市文化センター3階
   主催:千葉県文化財法人連絡協議会
   共催:千葉市教育委員会
   後援:千葉県教育委員会

3階文化ホールと5階市民サロンの様子。

講演の様子
出土品展示会場の様子1 出土品展示会場の様子2

プログラム

T.遺跡調査研究発表(3階文化ホール)



1 開会の挨拶10:00〜10:05
2 発   表10:05〜15:30

No 遺跡名 時  間 発表法人及び発表者 ページ
1. 君津市三直貝塚
(縄文時代)
10:05〜10:35 (財)千葉県文化財センター
吉野健一
1、2
2. 多古町志摩城跡
(縄文時代〜中世)
10:35〜11:00 (財)香取郡市文化財センター
荒井世志記
3、4
・・・・休憩・展示遺物見学・・・・
3. 白浜町沢辺遺跡
(古墳時代〜中世)
11:20〜11:40 (財)総南文化財センター
青木俊久
5、6
4. 横芝町遠山瓜ケ作谷他2遺跡
(古墳時代)
11:40〜12:00 (財)山武郡市文化財センター
岩崎祥
7、8
・・・・昼食・展示遺物見学・・・・
5. 千葉市奥房台遺跡
(古墳時代〜奈良・平安時代)
13:00〜13:20 (財)干葉市文化財調査協会
森本剛
9、10
6. 袖ケ浦市上大城遺跡
(古墳時代〜奈良・平安時代)
13:20〜13:40 (財)君津郡市文化財センター
齋藤礼司郎
11、12
7. 光町芝崎遺跡
(縄文時代、奈良・平安時代〜近世)
13:40〜14:10 (財)東総文化財センター
道澤明
13、14
・・・・休憩・展示遺物見学・・・・
8. 船橋市印内台遺跡群
(縄文時代、奈良・平安時代〜中世)
14:40〜15:00 (財)船橋市文化・スポーツ公社
埋蔵文化財センター
白井太郎
15、16
9. 市原市片又木遺跡
(古墳時代〜中世)
15:00〜15:30 (財)市原市文化財センター
櫻井敦史・北見一弘
17、18

U 出土遺物展示(5階市民サロン)10:00〜15:00



発表要旨

発表要旨は、近々スキャニングしてHTM化します。

感想

開会時間には間に合わず、会場に入ったのは、すでに11時50分になっていました。
スライドを使い、発表要旨の補足説明を各文化財センターの方が解説をしてくれました。
午前の部はわかりませんが、後半は、7番目の光町芝崎遺跡、9番目の市原市片又木遺跡の発表は、よかった気がする。
アンケートのうち、ご意見・ご要望に書いたコメントの一部を覚えている限り再現します。

発表者により上手い下手があり、発掘・調査研究を担当した人と、発表者を分離するなどの工夫が必要ではないか。
また、発表もスライドを使うのはいいとしても、このIT時代にもう少し前例に従うのではなく、新たな発表表現を考えたらどうか。
発表要旨についてであるが、図・写真を取り入れ合格点であるが、あくまで今までの報告書どおりであり、発表表現と同じく、新味がない。同様に有料配布の報告書もカラー化したりしているだろうが、やはり同じ考えを持つ。もっとリソースのデジタル化などに挑戦するべきである。
文化財センターの運営について、公益法人なのだから民間並みとは云わないが、もっと経営手法を取り入れ、発掘・調査研究分野は当然としても、広報や普及事業に力を入れ、サービス産業としてもっと市民・県民に働きかけるべきではないか。行財政改革の犠牲にならないように。
といった感じで、これから重要になりかつ私が実践してみたい、博物館経営にも言えることを野心的に書いてしまいました。

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