みかかこ日記

2003年7月


7/2(水)

 えー(^_^; 

 どうぶつの森+eのようすをのぞきに行く

 すみません(^_^;


7/5(土)

 きっと誰も見てないだろう、と思って、みかかこ日記の階層入れ替えをのろのろやっていたら、「見にくい」と言うご指摘のメールをいただいてしまった。すみません。いままでいじくっていた分をドロナワでアップロードします。もっとも古い2年半の日記は(テキストが多くて(^_^;))手つかずです。一番下に「最新の日記にもどる」のリンクが残っているものは、恐れ入りますが、ブラウザの「戻る」でみかかこ日記リストにお戻り下さい。


7/7(月)

 七夕。でも大雨。
 えりちゃんが『スタント・バイ・ミー』の仕上げに来る。えりちゃんが作画なのに、うちに来るのは変だと思われる向きもあるだろうが、実は彼女、SMAPの夏コン札幌の帰り道。でも、原稿持参し、3日で10時間に満たない睡眠時間でもって仕上げをしてたと言うのだ。できた人だ。しかし、ここに来てさすがに脳波が止まり気味。「白いよー」という数ページに、わたしが「こんなのはー?」と背景の提案をすると、右から左に通ってしまう。いいのかな?いいんだろうな?
 わたしも合間に、自分の担当のイラストレポートを仕上げする。本格ミステリ大賞授賞式について1P。どっちも今月24日発売の号に載ります、よろしく。
 午後5時、ほぼ目処がつき、疲労困憊のえりちゃんは帰宅。わたしは、相棒と大山へ。しかし目当てのトンカツ屋は潰れていた。いつの間に。ふらんす亭で、カレーセットを食べた。焙煎カレー、コクがあっておいしい。タラモサラダはしょっぱかったなあ。しく。


7/8(火)

 相棒の誕生日、彼が休みを取ったので、東京タワーに出かける。実は行ったことがないのだ。
 高所恐怖症なのだ。おそれを知らない小さいときに、東京タワーに行ってれば、克服できてたかもしれないのに。

 東京のシンボルでありながら、この場所はかなり妙な場所だ。まず時が止まっている。
 1Fにある大食堂。昭和40年代から変わってないと思われる内装。ビニール張りのパイプイスに、テーブルの上には色あせたホンコンフラワー。壁面の観葉植物も作り物。
 メニューは、ナポリタン(ケチャップであえたスパゲッティだ。まちがってもパスタではない)、チキンライス、ミートソース、カツ丼、親子丼、カツカレーなど。
 お客は、班でコースを分けて東京見物をしているとおぼしき中学校修学旅行生。超団体のご老人一行。
 で。
 懐かしいんだ、この雰囲気。相棒はランチ、わたしはナポリタンを頼んだのだが、焼かないで蒸したのか?と言う食感のハンバーグ。でも、不思議とうまい。ナポリタンも、ケチャップばんばん入っていて、口の周りが真っ赤っか。エビも赤さでみつからないのに、なんかおいしい。ナポリタンの皿がまた、ぶうわんと脳だけタイムスリップしそうな楕円形ステンレスの「昔、どこの家にもあったね」なスパゲッティ専用食器。
 おまけにクリームソーダ、飲んだりしてね。アイスクリームと氷に挟まって、凍ったメロンシロップしゃりしゃりしたりしてね。

 食堂の横には売店。東京タワーのちょうちんも売っている。どうぶつの森に出てきそうな『温度計つきタワー』(仮)も見つけたので、「キリ番取った人に送ろうか」とも思ったのだが、嫌がらせにとられそうな大きさだったので、やめといた。

 で、この東京タワー。行ってから知ったのだがお誕生日の人に「プレゼント」があった。
 大展望台無料券・ケーキ1つサービス券・バースディ絵はがき(これがきれいなのだ)。大展望台券を買った人は、蝋人形館が割引になるのだが、この無料券でも割引可。なんてお得!

 大展望台は後回しにし、4Fの『蝋人形館』へ。ここが相棒の一番行きたかった場所。何故か?は、おいおい。
 入り口には、エリザベス・テーラー、シャロン・ストーン、シュワルツネッガー、などなど。蝋人形の何がおもしろいって、顔立ちの似具合や細工の緻密さはともかく、原寸大ってことだよね。「うわ、こんな背が高かったんだ〜」とか「結構小柄ね」と感じられるのがおもしろい。歴史上の偉人のコーナーで、ガンジーを見たときは、あまりに足が細くてやせていて、ショックだった。蒋介石も、こんな顔だったのか、結構覚えてないもんなんだなあ、と自分の不勉強さに感心した。
 中世の拷問部屋(ちょっと勘弁なコーナー)を抜けて、曲がったところにお目当てのコーナーがあった。無人なんだけど。
 そこ、ロックアーチストの蝋人形をかためて展示しているスペース。
 一番大きなスペース。フランク・ザッパ。でも、人物紹介プレートなし。ここに来るようなひとで、彼を知らない人はおらんと言う訳だろか? コンサートのポスターや雑誌記事など、お宝なもので背景が埋められている。他には『狂気のフラミンゴ』イアン・アンダーソンやロバート・フィリップの蝋人形もあり、更に奥には「ジャーマン・プログレッシブ」と銘打って、その方たちの蝋人形があるのだが。
 知りません。わたし。ひとりたりとも。
 相棒は「誰がわかるんだ。オレはわかるけど」とぶつぶつ言っている。そんな人が来るトコなんだろう、ここ。
 そこから脇に曲がると出口。そこによそではあまり見かけないプログレのCDやビデオが山ほどあるってことで、るりるりお買い物の相棒。
 しかしなんで、東京タワーでジャーマンプログレなのか?
 店員さんは「うち、力をいれてますから」と答えたのだそうだ。
 いや、そういう答えが欲しかったんじゃなくて。
 でも、遠く九州からも、ここのCDを買いにお客さんが来るそうだ。

 ジャーマンプログレの店があるのは、それはそれとして、蝋人形まであるのは何故なのか? いや、蝋人形が先なんだけど、そのモチーフの人形をそもそも誰が作ろうとしたのか。ロックのコーナーになんの説明もないので、余計気になる。
 蝋人形で有名なマダムタッソーの人形もあったが、彼女はフランス生まれで後年イギリスに暮らしたという。ドイツ関係ないのにね。

 目的を果たした後は、展望台へ。
 展望台の望遠鏡のそばには、『ルックダウンウインドウ』などという、恐ろしげな物があった。
 名前からわかるように、足下の強化ガラス窓から、真下が覗けるようになっている。
 真下ですよ、真下。
 足の下に何もないんですよ。
 150mの高さで。
 信じられん。

 窓の存在を知っただけで、気が遠くなった。高所恐怖症なもので。
 窓を気にしないようにしつつ、お茶。

 ぼんやり2Fに戻ったら、70過ぎとおぼしき似顔絵書きの先生がいた。
 50過ぎのおじさんの似顔絵を描いている。
 似顔絵…
 描いてもらったことないなあ。最近、人の似顔絵描くばかりで…
 俄然描いて欲しくなった。
 んで、相棒と並んで描いてもらった。
 おー。似てる〜。自分のはわからんけど、相棒は似てるぞ。
 相棒は相棒で「あんたの顔、すごく似てるなあ」と言う。ちゅうことは、ふたりとも似てるんだろう。
 うれしいうれしい。仕事机の前に飾っておこ。親類にもコピー配ったろ。(おい)

 夕飯は、家の近くのお好み焼き屋でまったり。
 ずっと霧雨だったのが残念だったな。傘さしても、まんべんなく濡れたよ。


7/31(木)

 医療費があまりにかさむので「せめて睡眠薬をやめよう」と決断したのが、ひと月前。
 数日間、昼も夜もモーローとした状態がつづき、生活が不規則に。梅雨だから日中に洗濯しなきゃならないわけでもないし、相棒も協力してくれて夕飯を外食にしたりして、なんとか乗り切ろうとしたのだが…
 結果は、みごとに体調を崩し風邪ひきに。
 整体の先生に紹介してもらって行った近所のお医者さんには「ヘルパンギーナですね」と言う診断をくだされる。ネットで調べると、幼児のかかる夏風邪だった。「抵抗力が落ちてるよ。きちんと寝なきゃいけませんよ」と以前と同じ睡眠薬をもらうこととなる。
 7月まるまる使ったのに。はあ…
 竹本さんのお手伝いに行く予定だったけど、夏風邪が治らないと行けないよ…

 7/24に、ネームを担当した『スタント・バイ・ミー』(原作/霞流一 作画/河内実加&西田りえ)の載っているサスペリアミステリー9月号(秋田書店)が発売になってます。よろしくお願いします。西田りえ先生に伝えたいことのある方は、わたし宛にメールください。(彼女PHSなのです)
 きちんと伝えますので。

 読書。『コッペリア』加納朋子 『被害者は誰?』貫井徳郎 『みなとみらいで捕まえて』鯨統一郎
 『コッペリア』は「加納さん、作風変わったのかあ」と思ったけど…(ネタバレになるからここでストップ)。貫井さんは、キャラクター小説のふりしてるけど…(やっぱりネタバレになるからここでストップ)。
 鯨さんは…他の本が未読なのでわからないけど、この作品は推理小説風味のギャグ(とんち?)小説なのね。男の人のファンが多そうね。
 今、『笑う怪獣』(西澤保彦)の途中。筒井康隆みたいだ(笑)


7/15(火)

 仕事と家事をちょこっと。そして、『どうぶつの森e+』しかしてません。いやはや。そろそろ一段落なので(島が買えそう)、社会復帰しなきゃ。


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