昔の日記
1月〜3月
はー。しんどかった、仕事。「がんばれば何とかなるだろう」程度の覚悟で、がんばっちゃダメだ。がんばれる目算が立った状態で、やらないと。
もー、つぶれた。わたしにとっては、このスケジュールは、確実なオーバーワーク。
今、発売中の『サスペリアミステリー』は、ここに書けないくらい、〆切ひっぱちゃったし。漫画家生活17年(でいいのか?)で、ここまで延ばしたのは、初めてのことだ。
これで、立ち消えになった、もう一件の仕事が無事に入っていたら、わたしの方が無事じゃなかったよ…
とは言え、本当に「やばかったなあ」と思ったのは、原稿渡した足で、最後まで仕上げにつきあってくれた、臨時スタッフのてらぴょんと相棒と、焼き肉屋に行った後。
てらぴょんが「今回は、本当にできないかと思いましたよ」と言った。
彼女は、普段、週間連載の少年漫画家さんのとこに行っている。本当の修羅場は、何度も経験しているはずだ。
そのてらぴょんが、こんな事を。
怖くなったのは、その言葉を布団で横になりながら思い出しているときだった。
…遅い!
しかし、そんなタイトなスケジュールでやったにもかかわらず、『緑の扉は危険』は、なかなかいいと思ってます。
綸太郎さんのキャラ設定に、ご不満の向きもありましょうが(大方の読者はもっとソリッドなイメージを持っていた筈)、穂波ちゃんもちょっとギャルゲーにいそうじゃないかって感じですが(キャラ設定を見た作者の法月さん曰く「眼鏡っ娘の図書委員萌え〜な路線」。「萌え」?)、このキャラのおかげで、終盤乗り切れた気がします。
よろしかったら、ご一読ください。
えーと、扉絵はカラーです。
あと、付録の猫丸先輩の事件簿2に、また倉知淳さんの紹介文を書かせていただきました。
小学館スタディブックスの「看護士さんになろう」は『看護婦さんになろう』と、タイトルが変更になり、多分そろそろ発売の予定です。
連絡がないので、日程がわかりません(涙)
友人の南じゃわさんの楽譜集も、無事3/25に発売になります。詳しくはここ参照。
で、ここから、ゲームの話。
●どうぶつの森にはまりました(爆)●
今、書くとキリがないので、今日はやめてくのだった。
忙しい中、体もガタガタな中、毎日ぽつぽつ続けてしまった。
e-カードももちろん買った。第一弾は、あと5枚。くー、ハンパ。
現実のホワイトデーには、相棒から4束くらいもらって、狂喜乱舞した。
(なんせ、バレンタインデーの前後は、わたし大風邪ひいてて、何もしなかったしなー)
仕上げにはいってたスタッフに、プロフィールを読み上げる始末。
「ねえねえ、うちの村には、いないけど、ビスってペンギンが、面白そうだよ〜。
(前略)こんなにぼんやりしていてダイジョーブなのかと見ている方が心配になってくるが、本人はいたって平然としている。(後略)
すきなことば・ネジがゆるむ
だって、ねー、変なペンギン!」
スタッフから、すかさず「かわちさんみたいだね」
と返事が返ってきた。
その時は抗議したが、今回の修羅場が修羅場だっただけに、あんまり抗議できないかも。いや、わたしが抗議しちゃいけないのかも(汗)
後日、千織さんに話したら、「かわちさんのこと、本当に知ってる5人に4人は、そう思うね」と言われた。
…そうなの?…
くー、ビス。うちの村に来い! どこがどうなのか、比べてやる!
3/29(金)
アニメージュの大森さんのコラムのため、新海誠氏制作の『ほしのこえ』を観る。
よかったぞ。いい話じゃん。どこが気恥ずかしいんだ? 大森さん。
あとは、某ゲラ直し。
3/30(土)
今日、胃カメラ飲んだ。胃壁真っ赤かだそうだ。痛いわけだよ。
「それと」お医者さんは言った。
「食道と胃のつなぎ目が、ゆるんでます」
…また、ゆるむ話か。
ピロリは、相変わらずいるようなので、近々除去に踏み切る予定。
胃カメラで、少し喉を痛めたらしく、水を飲んでも痛い。でも、せっかく天気がいいので、大山方面へ散歩。喫茶店でも水物ばかり頼む。
ついでに、古本屋に入るが、探求中の都筑道夫『吸血鬼飼育法』は無し。急いでないから、別にいいけど。
ふらりと寄ったファンシーショップで、どうぶつの森カード発見。(6つくらいではオトナ買いとはいえないよね)
知らないカードが5枚出てきて、ほぼコンプリート!
あ…あとは024のみ。
なんの動物なの?024。
(ネットで検索かけたけど、あいことばのネタばれにしか、当たらなかったんだよね。それは、別に知りたくないので)
いままで、ダブりも山ほど出たから、千織さんとじゃわさんツマーさんにあげたりしたけど、ダブるものって、本当にダブるのねー。マールとパタヤが、いまだに3枚ずつ多かったりして。
024のために、また買っちゃうんだろうなあ。(ファミ通バージョンのとたけけも持ってるし、もはや意地)
いや、もしや、池袋のコレクターズショップに、バラで売ってたりしないかなあ。
近いうち、別テキストで、『どうぶつの森+日記』を書くつもり。
最近の痛手。『まかみか村』に最初からいた、ワニのホウサクちゃんが、突然引っ越しちゃったこと。大ショック。あとの古株は、アリクイのこまちさんだけだ。なんかさみしいな〜。
最近の困りごと。相棒の在宅時間は、ゲームキューブが、『バイオハザード』にとられているということだ。
わたしは、横で、「あ、階段の横、『くさばなのかべがみ』」「その死体の下、『シックなじゅうたん』」などと言っては、嫌がられている。
バイオ、怖いし…観ているだけでも、面白いことは面白いんだけどね。
でもやっぱり「どうぶつの部屋が、こんなリアルなCGだったら、ヤだなあ」とつい口に出して言ってしまい、相棒は毒蛇にかまれたりしているのだ。
カッパノベルスから、カッパワンシリーズの4冊をいただく。『双月城の惨劇』『見えない精霊』『アイルランドの薔薇』『密室の鍵貸します』。
うーん、なんかみんな面白そう。全員『本格推理』出身者なのね。また、読みたい本がたまってしまった…。
でも、本格ミステリ倶楽部の候補作、まず読破しないとね。