昔の日記

7/21〜7/31



7/21(金)

 アニメージュのペン入れ。それと、由香さんとこの、こた原稿。
 仕上げて梱包しながら、自分の同人誌の打ち合わせで、あやべさんと電話。
 この分だと、多分出る。っていうか、出なかったら泣く。
 つう訳で、夏コミの新刊はあやべさんとの合同誌、腐蝕の街&屍蝋の街のパロディ本(アウトサイドストーリー本?)『偽猫の街』です。
 おおむねシリアスの話。
 あびこくん4コマは出ませんが、よかったら寄っていってください。>コミケに来る方

 ゴルフ中継で、『TRICK』がつぶれた。がくし。

 寝る間際まで、スケッチブックを抱えて、件の飛び込み仕事の準備。
 なんかもう混乱してきた。うわははは。


7/22(土)

 同人誌のペン入れがようやく終わった。もう、トーンは後で。来週末、あやべさんちでやらせて。(おいおい)
 矢継ぎ早に、猫丸先輩の下書き。Photo Shopの作業が間に入ったので、一日7枚やらないと間に合いません。
 でも4枚しかできませんでした(爆)

 ついに、死体の写真を開かなければ。うわはははは。

 寝ながら、ネタ練り。


7/23(日)

 就眠中、何度か咳き込んで起きた。
 気がついたら、13時半。
 午前中に、一仕事するはずだったのに〜。
 そして、シーツの洗濯もしたかったのに〜。
 泣きながら目覚めたが、体が重くて、なかなか体が起こせない。
 めちゃめちゃしんどい。
 うめいていたら、相棒が朝ご飯を作ってくれた。
 それで、とりあえず、復活。風邪なのだろうか。低血糖なのだろうか。

 洗濯はあきらめて、ついに、死体の資料を読む。
 余計、気分悪くなった。が、2回悪くなるより、1回にまとめて悪くなった方がいいから。

 もしかしてわたし、正常な判断ができてない?

 頭を切り換え、夜までに、4コマ漫画のネームを4本切り、FAX。
 夕飯後、ようやく猫丸先輩の下書き。このスピードで大丈夫なのか…?


7/24(月)

 起きた瞬間は、元気だった。
 ワイドショーを見て、水戸泉の婚約破棄情報を見ているうちに、吐き気。お手洗いで、リバース。
 以降、まともな食事は受け付けず。
 ゼリー飲料と、バランスアップの類で、一日しのぐ。

 さっき、ようやく食べられそうのなったので、ファミマで、卵とツナのサンドとトマトジュースを買ってきた。

 そんな調子で、今日は電話での打ち合わせ1件。下書きは5枚。


7/25(火)

 一日Photo Shop。終わったのは、深夜0時一歩手前。
 体調は、昨日おとといに比べればよし。オムレツも作れたし。でも、夕飯は、相棒が作ってくれた豆腐お粥。
 もう、このまま寝る。


7/26(水)

 …ことにしようと思ったのだが、カラー原稿を、できあがってすぐにFTP。午後一で送るんで十分間に合うのだが、なんとなく焦っていたので早めに送ったり。

 サスペリア原稿の日割りノルマを見直し。今日一日で、6枚下書き。余裕のスケジュールではないけど、アシスタントが来てから頑張れば、なんとか立て直せそう。
 昼間は、ほとんど何も食べず。
 夕飯は、にんにく肉じゃがと茄子のおみそ汁とトマト。いっぱい作って、明日の朝も、このメニューなのだ。
 夜、今度は腹痛。わしって、一体…。

 e−NOVELSの『田中哲弥特集』を見る。『やみなべ人生相談』…。W田中さんたちは、別々にホームページ持っとらんで、一緒にサイト立ち上げて、企画ものをやったら、もうかるんではないか?
 1アクセス10円とか。少なくともわたしは払う。


7/27(木)

 まだ、お腹はヘン。果てしなくゴロゴロ言ってる。ちょっと痛いだけで、他の症状はまるでなし。ごろごろごろごろ。
 わしが、ごろごろ寝れんから、お腹だけが勝手にごろごろしとんのか。そう考えると、ちょっと羨ましいこのお腹。ごろごろごろごろ。

 なんのことやら。

 明日からの同人修羅場のため、あやべさんと電話でうち合わせ。
 すごいぞあやべさん、16枚のストーリーなのに、もう台詞貼っている。
 わし、実は、ペン入れ手つかずが2枚あるのだ。
 でも、それは、ひ・み・つ。
 とかいって、ここに書いてるし。

 下書きは、怖い場面ばかり残してしまった。どうしよう。うふ、うふうふ。


7/28(金)

 ちょんまげ占いと言うのを見つけました。わたしは、八丁堀の旦那。相棒は、仕事人。
 知り合いの生年月日でかたっぱしからやってみたけど、面白いのでみなさん自力でやってください。
 一言つけ加えると、大森さんので大笑いした…。

 死に様占いと言うのもあり。

 これによると、うちの相棒は、

 『死亡した状況:警察の爆弾処理係に華麗に転職するも、不治の病であることが判明。
  余命いくばくもないことを知り、呑んだ暮れる毎日を送る。
  ある時、バーのTVにニュース速報のテロップが入る。 『○×原発に爆弾テロの予告状』
  貴方はカウンターに代金を置いて、バーを後にした。
  原子炉の遮蔽扉の前では、同僚たちが立ち往生していた。原子炉を止めている時間はないが、遮蔽扉の向こうは高度の放射線に満ちていて、入ったら助からないのだ。
  そこへ貴方が現れ、同僚たちを押しのけて遮蔽扉へ。貴方は病院のベッドで死ぬことよりも、原子炉の炉心で死ぬことを選んだのだ。
  貴方を見送った同僚たちは予告爆破時刻を過ぎても何も起きないことから、貴方が解除に成功したことを知る。
  死因: 放射能汚染による多臓器不全
  死因の種類: 不慮の外因死
  死亡した場所: 原子力発電所
  あなたの死に様は、 空前絶後のSランク 』

 なんかめちゃくちゃかっこええやん。

 一方わたし。
 『死亡した状況:電車でこっくりこっくりとうたた寝。あなたは夢の中でドッジボールをやっています。
  あ、ボールが顔に当たりそうです。反射的にのけぞったあなたは、ドガツン! と、後頭部を激しくドアにぶつけてしまいました。
  死亡。
  死因: 脳挫傷
  死因の種類: 不慮の外因死
  死亡した場所: 電車の中 』

 あまりの落差に言葉も出ない…。


〜7/29(土)

 「ぶきゃるるる。けええええっ」
 これはあやべさんの叫び声である。
 明け方の静寂の、トーンを貼っている最中に聞こえたので、ゾンビに変わってしまったかと思った。いやマジで。
 けええっって言いますか?普通。漫画描いてる最中に。

 28日午後4時前、あやべ家に到着。そのまま同人誌の修羅場。
 あやべさんは、もともと(漫画家にあるまじき)早寝早起きの人なのだが、この日は殊に、朝5時に起きて作業していたらしい。
 そのままノンストップで修羅場っていたところ、前述のような叫び声が、翌日の午前3時過ぎ頃、響き渡ったのである。
 あやべさんのアシスタントは、この声が上がると、「もうすぐ原稿が仕上がるんだな」と思って、ほっとするらしい。
 ほっとせんわい。
 勿論、意味なく叫び声があがったわけではなく、トーン貼りにミスってしまった瞬間、とっさに出るわけだ。
 しかも、グラデーションのトーン。

 確かにそのままやっていれば、数時間で終わる頃合いだったと思うのだが、「あやべさん丸一日作業してて、大丈夫なんかなあ」と気づかうカワチの方に、腰痛が発生。(あほ)
 4時をまわった頃、なだれ込むように、一斉就寝。
 10時半まで爆睡。

 お昼頃、修羅場再開、元来真面目な二人なので、午後6時、全部の原稿がそろう。
 入稿準備完了。明日発送予定。
 で、新刊は無事『偽猫の街』(腐蝕の街/屍蝋の街本 綾部瑞穂・河内実加合同誌)です。あびこくん漫画の半分の部数なので、領価は400円の予定。


7/30(日)

 朝起きたときは平気だったんだけど、家事を終わらせた頃に昨日の腰痛がぶり返してしまう。下書きはノルマ分の半分。でも、しょうがないのだ。


7/31(月)

 珍しく、元気な日。
 家事やって、下書きの残りを終わらせて、コピーを編集部に発送。水死体を描いたのは、今日。やっぱり最終日までひきずってしまった。
 家賃を払いに行ったり、スクリーントーンを買いに行ったりなど、雑用もまとめてやる。

 一日めいっぱい働いたところ、夜8時の『世界まるみえ』を見ながペン入れをしている時、ついに出ました。腰痛。
 でも、そんなにひどくなかったので、「ちょっと横になろう」と布団に横たわった。
 …気がついたら9時。ははは、一瞬で気を失っていたのねえ(^_^;

 千織さんと電話。
 彼女は、死に様占いに、「おめでとう。あなたは生き残りました!」と言われてしまったらしい。
 宇宙からの怪光線にあたって、不老不死になったようだ。ううむ。なんかすげえ。
 我孫子さんは、ネッシーに食べられるそうなので、みきさんと一緒だね。
 みきさんの旦那の子温さんは、「夫のいる女性と心中」。ひどい…(笑)。
 同人誌の修羅場中、あやべさんにもやってもらったが、
 「お腹がすいて、拾い食い。いままでに味わったことのない刺激的な食中毒の味。死亡」
 ネッシーや心中は、ランク的にはA。拾い食いとドッジボールの夢はBランク。
 死んでも本望、と言うか、納得ずくの死亡なら、ランクがAということなのね。

 それからすると、みゆさんの診断、
 『死亡した状況: あなたは、夢見る少女のような心をもった人です、いつか白馬に乗った王子様が必ず現れます。王子様の後ろに乗ろうとしたあなたは白馬に蹴られて、夢見るように死ぬのです
  死因: 頭部粉砕による脳挫滅
  死因の種類:不慮の外因死
  死亡した場所: 王子様の目の前
 も、やっぱりAランクなんだろうか。すさまじいけど、本望と言なくもない。
 (もっとも、女の人は、馬に乗るとき、男の人の前に乗ると思うがどうか)

 ところで、死なない千織さんの、ランクは何だ?


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