昔の日記
6/16〜6/30
『すぎなレボリューション3巻情報』ありがとうございました(笑)。阿東さん。近々買ってきます。
夜、相棒の自宅に行って、夏用の同人誌の資料を借りてくる。柘植久慶の「ナイフファイティング』(原書房)とか。
相棒が所用をすませているあいだ、『カンビュセスの籤』(藤子不二夫SF短編集)を読む。
東映の子たちは、20才前後だから、年代的に読んだことがないと思うけど(わたしも一部しか読んだことがない。『ミノタウロスの皿』あたり)、これはお話作りの参考になるから是非読んでもらいたいなあ。そう言えば、大分前うちに来ていた20才前半のアシスタントの子に、星新一を貸したらすごくおもしろがってたっけ。ショートショート的な物語の良さを漫画家志望の子にももっと知ってもらえたら。
ほとんど終電で帰り、午前さま。
メール書きと、この日記の更新で、一日おわり(爆)。
東映でご一緒させていただいてる英洋子先生のHPを紹介します。レディリンのように可憐で愛らしいHPです。最近のお仕事のお知らせや、フランスでの漫画アニメファンとの交流を紹介したページなどがあるです。
由香さんからいただいた『エヴリディおさかなちゃん』(竹書房)を読む。1巻だけなんてもったいない気もするが、おさかなは描くの大変そうだなあ。あんまりデフォルメもできないし。いやあ、なんと言っても、えびがいい。
うちの近所のおさかな専門店に、ちっちゃいハコフグがいて、つねづねそれに惹かれているのだが、この漫画を読むと、なまじなことでは熱帯魚が買えないとわかった。あきらめた。
我孫子さんから電話があった。「e−Novelsの作家特集のために、田中啓文さんが『まんまあびこくんのうた』って言うのを作ってくれたんで、挿し絵いれてほしいんだけど」
はいはい、とふたつ返事でOKして、テキストを送ってもらった。
大笑い。
まあ、啓文さんと田中哲弥さんとこの日記と、わたしのメフィスト読んでないとわかんないとこもあるかもしれんが。
啓文さんの日記を読んだら、『黒後家蜘蛛の会』を再読しているらしいが、なんか今、うちの相棒も同じく黒後家蜘蛛を古本屋で探している。
なにかあるのか黒後家蜘蛛。
今日の買い物。
『すぎなレボリューション』3(小池田マキ)講談社
買いました。…ここからが本編? うーん、終わっても終わらなくても、買うのは4巻までかなあ(^。^;)
『かいしゃいんのメロディー』3 4(大橋ツヨシ)竹書房
まんがライフとかまんがくらぶとか適当に買っていて、面白かったので、古本屋で1・2を買ってみた。相棒もこの漫画が大好きだし、今回はじめて普通に買ったら帯がついていた。「文春漫画賞受賞」。そうか知名度のあった漫画だったのか。左右のネコが好きで。
『お迎えです。』2(田中メカ)白泉社
縁あって買ってみました。1巻がありません(;O;)1巻買ったら読もう。
『文鳥様と私』(今市子)あおば出版
いいなあ。鳥は。いいぞ。
電話の山。久々の人とかいつもの人とか。
ほとんど一日電話で話していて、しかも明日のために早く寝る。
東映講師の本番。本番は朝早いので、ちょっと大変なのだ。
クライマックスの書き方の講議を1時間程して、あとは途中のネームを見て回る。それで1限めはあっさり終わる。
2限めは、みんな集中しているみたいなので、放置。女の子は無駄口をしている子も多いが、それでも45分くらいは集中してやっている。よかよか。
3限め、次週の担当のあやべさんが来たので、一緒に見て回る。ほとんどの人大きな問題もなく、順調に進んでいる。皆熱心で、わかりにくい展開の部分を指摘したり、コマ割りのアドバイスをしたりすると、すぐ直している。
初期の頃、オリジナルのキャラが書けなかったりコマ割りできなかったりしたような生徒が、それぞれできるようになって、目を輝かせてやっているので、微笑ましかったり。
他の人が2枚程度で埋めるひきつぎノートを、5〜6枚くらい埋め尽くしてしまった。
帰り、お茶の水地下のコージーコーナーで、あやべさんと世間話。おごってもらっちゃった〜。
夜は、もうへとへとになったので、相棒とデニーズでご飯。
その後、英先生に報告電話。ノートに書いたようなことを全部しゃべってしまう。意味ないじゃん。
6/21(水)
仮面ライダークウガ役のオダギリジョーのページ『マンスリーオダギリ』の三回目がメチャクチャおかしかったので、勝手にリンク貼ってしまおう(笑)
『犬らぶらぶ日記』(早稲田出版)の見本が届いた。ペットの本はやっぱりいいなあ。発売は6/24。よろしく。
そろそろ細かい仕事がつまってきた。はじから終わらせないと、コミケの原稿ができないなあ。とは言え、3つ以上の仕事が重なると、手順がわからなくなるのがわたしなのだった。すでに頭がぼんやり…。
倉知淳さんからOKが出たので、次のサスペリア増刊の仕事は、猫丸先輩になる模様。どの作品を漫画にするかは、担当氏と相談中。『寄生虫館の殺人』だけは、いろいろな意味で避けたいのだが(笑)
次の仕事は猫丸先輩の『海に棲む河童』。
「今回せっかくハートウォーミング路線でやったのに、そんなえぐいシーンのある話選んで大丈夫?」と担当氏に心配された。が、9月売りの台割に間に合うとかで、そこに描くこと考えたら、短く書けそうな話じゃないと、かっちりやれる自信ないんだもん。
最近ただでさえ描くの遅いし、同じ号に載るみきさんはもう下書きやってるし。
しかも、コミケの入稿が重なっている。
大丈夫か。その他いろいろもだ。
昨日の晩から、身体中が痛くて仕方がない。おおむね普通に活動できるが、痛い瞬間には思わず声が出るほど痛い。熱はなし。
肋間神経痛のようだが、主な患部は右腕の付け根。肋間ではない。
肋間神経痛から肋間をぬけば、ただの神経痛。
神経痛って、ご老人の病気じゃなかったのお。
近所の医者(内藤剛志+佐野四郎似)の診断でもしんけいつう。
薬をたくさんもらって帰ってきた。うついけんしはしんけいつう。
きょうも、かわちみかしはしんけいつう。(回文じゃない)
つゆはいやいや。
夕べ遅く津原泰水さんから電話があって、e-Novelsの我孫子特集にやっぱりエッセイを寄せるので、そのカットもと頼まれた。
読ませていただいたが、他の人と同じネタでも津原さんが書くと、なぜこんなに情緒的で涙がでそうなできあがりなのだろう。
『QUIZ』観た。私的には満足。あのラストをよく提案したな、と言う感じ。それにしても謎な竜雷太。なんだったんだ。
宮部は宮部なりに、奥さんが好きだったみたいなので、それはそれで可哀相な気がする。引っ越しのサカイの人も、弱かっただけなのになあ。ただサカイの人は、彼女がいたのに、他の人と結婚したのか、それとも既に結婚していたのかが謎。
ラストで緒沢がそういう気持ちになったのは意外(笑)あの先にあるであろう、単純なコメディドラマが観たいかも。らぶこめ。
ところで、脚本の人は大沢事務所の関係者なのだろうか。
深夜にe-Novelsのカットを送る。起きたら、また別のカット描き。
が、下書きOKの電話が入ったのが深夜だったので、それ以上進めず。
今日は選挙なので、これから実家に帰って投票してきます。
書庫で本を探索したので、くしゃみがとまんない。探索した本は『11枚のとらんぷ』(泡坂妻夫)『さよならは2Bの鉛筆』(森雅裕)。無事見つかる。
一晩のうちに古本屋で買った『天井のとらんぷ』読了。ええなあ曾我佳城。うっとり。
今、枝豆だのトマトだのを大量に持って帰ってきたとこ。
これから洗濯をして(ひさしぶりに雨が止んでいる!)夕飯を作る。
メニューは、にんにくいり肉じゃがと大根のお味噌汁、トマトと赤たまねぎのサラダ、それとゆでた枝豆。
それから、カットのペン入れである。明日からはメフィスト。そして貧血の注射に行かなきゃ。
やってますメフィスト。うーん。だれに言っているんだわし(笑)
だがしかし、至急のカットが割り込んでしまったので、そっちを先にしてしまったぞ。こうしてどんどんずれ込んでいくのだ。
神経痛がぜんぜんなおらん。薬が漢方とビタミンだから、のんびり構えなきゃいけないんだけど、こう痛いと、「もっとどうにかならないのか」と気短になるってなもんだ。
今まで読まずにとっておいた、メフィスト1月号の『曾我佳城の華麗なる推理』(泡坂妻夫)を読む。がーん。ショック。
これまで一番下にあった、栗山製菓の『ばかうけリンク』ですが、会員登録もしたのに(!)なんの連絡ももらえないので、とっちゃいました。メルマガもくるはずだったのに。ちぇ。
少し前に、『半熟探偵団』の韓国版が届いたので、画像を載せてみたりします。
ハングルと共に、虫眼鏡のデザインが入っているのが探偵っぽい。
韓国でも『探偵』と言うと、虫眼鏡なのね。
今日も画像。猫丸先輩の予告カット。(元はモノクロ)
半熟の見事のように、髪の毛が立っていますが、わたしの手癖ではなく、猫にはやはりミミがあった方がいいなあと思ったからなのだった。(みみがよっつ)
だがこれで30才かあ。いくら若く見える外見とは言え、無理があるよなあ<わし(^。^;)
今日の買い物。
『かいしゃいんのメロディー』(5)大橋ツヨシ
『ゾッチャの日常』(1)(2)生藤由美(マーガレットコミックス)
ゾッチャは猫まんが。絵は佐々木倫子系統だが、話はもっとウエット。
これ以上の泣かせが入ると、拒否反応が出るわたしだが、このお話は寸止めと言う感じ。(『犬がぬれぎぬを着せられて、名誉を挽回するために命をかけて、絶命寸前に飼い主が改心する』と言うような漫画が一時期あふれていたが、ああいうのは大嫌い)
基本的に猫が美猫です。もっと笑える部分があると、さらに好みなんだけど。
動物漫画では、今、別フレで連載している『小春びより』(ひぐちにちほ)つうパグ漫画がお気に入りなのだ。
飼い主は無口なヤンキー男子高生。小春は彼に飼われているパグ(犬)のメスで、ちょっとおへちゃなご面相。
ヤンキーの彼には、不良の子分が2人いるのだが、料理が得意でアニキ思いの気の良い人たちだったりする。
単行本にならないかな、と、ずっと待っているんだけど。
新宿の『TSUTAYA』に『うらごろし』のビデオがあることがわかったので、相棒に借りてきてもらう。
メフィストの資料である。
ごく最近まで、近所に貫井さんが住んでいたので、本当なら借りに行けたのに、あっと気づけば、数日前に貫井家はお引っ越ししてしまったのだった。
レンタルの『うらごろし』は最終回のみ。正式名は『翔べ!必殺うらごろし』。96’に松竹ホームビデオから、『必殺最終回シリーズ』として出た中の1本。『必殺仕事人』と抱き合せの120分。
で、相棒と一緒に見る。サブタイトルは『悪用した催眠術!勝てるか先生』
先生、と言うのは、中村敦夫扮する、主人公の修行者である。本名は不明。スタンドカラーにベルボトム、全身黒装束。江戸時代なのに!
梵字の描かれた旗竿を持ち、朝日に祈ると、パワーを得て、殺しができるらしい。(ちょっとちがうかもしれない)
そのパワーと言うのは超能力で、その力は、霊と交信して殺された怨みを感じることらしいが、朝日の中を屋根から屋根へ跳び移る様を見ると、太陽の力で体力も増進しているとしか思えない。
しかも、この『うらごろし』、殺し請負人は依頼を受けない。誰に頼まれるわけでもなく、殺された無念を感じ取った先生と仲間達が、悪者を勝手に殺して回るのである。
必殺、と言えば、皆独特な殺しの獲物で持って、事をなしえるのであるが、この先生の場合、旗竿で相手をくし刺すのである。
ぐっさりと。
つっこみどころは沢山あるが、『うらごろし』で検索かければ、いろんなところでレビューが見れる。面白いので気になる人は行ってみてください。
わたし的に突っ込みたい箇所は「市原悦子扮する『おばさん』の懐剣は、一体何キロ飛んだのか」ってとこかな。相棒は「最後は超能力対決になるんじゃなかったのか」って、残念がってたけど。ただ串刺しにされてたもんね、凄腕の催眠術師。
以前見た『うらごろし』は画質が悪すぎて、カラーなのかどうかさえ判然としなかったのだが、今回79’を中心に放映されてたってことが、ようやく実感できたのだった。