昔の日記

5/1〜5/10


5/1(月)

 わたしは午前2時に寝たのだが、午前5時にちょっと起きたら、相棒は『ゼルダ』をやっていた。
 午前9時にまたちょっと起きたら、まだやっていた。
 完徹のまま、銀行と古本屋に出かけて行ったので、凄まじいなあ、と思ったが、GWなので、まあいいか。
 ひたすらゲームをしていたかに見える相棒だが、夜明けに手製ワンタンスープを作っていたらしく、わたしはそれを朝食にさせてもらう。時間の使い方がうまいなあ。1日にひとつのことしかできないわたしには、真似できない。

 夕方、新宿へ。先月約束を延期した浜口奈津子さんとのご飯。
 しばらくご無沙汰していた漫画関係の知り合いの近況なども聞く。高野のパーラー、台南市場、珈琲貴族のはしごをして、23時にお開き。だらだらと他愛のない話をして楽しかった。まあ、10代との感覚の断絶はどの程度か、と言う話などもしたが。
 帰り道『凍える恋人』(別コミフラワーコミックス)を拝読。正統派少女漫画だ。昔ただの読者だったときのことを思い出すというか、なんか燃える。
 最後に収録されてる作品の頃、浜口さんと最初に会ったのでしたわ。なつかしいな。

 隠れ家に帰りつくと、相棒は英語のHTMLを作っていた。でもわたしのじゃありません。



5/2(火)

 本屋に行って、浜口さんの持ってないコミックスを買う。いっぱいあるなあ。びっくり。そう言えば、体を壊したある年は、トータル1000枚描いたって言ってたもんなあ。わたしは確か、いいとこ4年間で1000枚だった気がする。
 雑誌も買う。みきさん『祈る日』の載っているB−Boy Gold。前にみきさんの載っているときに買っただけなので、このたぐいの本とは、かなり縁遠くなっている。そして、おやじさん達やOLを嬉しそうに描いているみきさん(笑)いや、美青年も嬉しそうだけどね。



5/3(水)

 犬漫画できあがり。他の時間は、もちゃもちゃと掃除。



5/4(木)

 八木健威さんが、G3を持って来てくれる。
 八木さんは今パワーブックユーザーだが、うちに転売されたブルーベリー初代G3以前は、わたしと同じPowerMac 7200/90だったのだ。

 八木さんと、みんなが集まるのならと相乗りしたみきさんの旦那の子温さんが、1時過ぎにやってくる。
 八木さんは、G3を積んだカートを途中で倒してしまい、1万円引きしてくれる気になったらしい(笑)が、ちゃんと交渉した金額をお支払いしたのだ。

 相棒が張り切って早起きをして焼いた、ロールパンとスポンジケーキをみんなで食べる。かわちさんは紅茶をいれただけだ。あ、スポンジケーキにクリームつけて飾りもしたっけか。後は洗い物ですか。
 でも、わたしが洗い物をしている間、Macの設定は結局相棒任せなのだった。そうこうしているうちに、トラブル発生。

 モニタの解像度が合わず、映らない。これは256に設定し直すことでどうにかなる。
 お次は、SCSIのディジーチェーンがうまくいっていないようで、再起動不能。起動画面灰色一色。起動ディスクはどこなんだ状態。
 繋ぎなおして尚、再起動の嵐の後は、八木さん曰く『ノートン先生重度の問題見つけまくり』。相棒に任せて良かった。わたしではお手上げである。
 その他にも、内蔵モデムを認識しなかったり、外付けHDとMOがノーマウントだったりしていたらしいが、台所に逃げてしまったので、記憶にない。

 3時ごろ、池袋で買い物をした南じゃわさんが寄る。凄い重量のCDケース関係を抱え、着いたとたんに腰が上がらなくなっている。忙しいはずなのに、ゼルダもきちんとやっていたのでびっくり。
 キャプテンチンパンジーの公演チケットをもらったので、行くつもり。
 スポンジケーキをむさぼり食ってくださった。気に入ってもらったようでよかった。
 奥さんのお土産のベビースターラーメン七味茶そば味は、香ばしくて美味しかった。ベビースターの中では一番のヒットかも。

 じゃわさんはとんぼ返り。一息ついて、夕飯を食べに行くことにする。ノートン先生には働いてもらうけどね。

 行った先は『焼肉フランス人』
 西口バス通りで見つけて、ずっと気になっていたのだが、名前が恐くて行けなかったのだ。
 だって、意味わからないじゃないですか。
 八木さんは「もしかして『焼きフランス人肉』なの?」と気にし、その割には『フランス人サラダ』を見て「フランス人入ってないよ〜(関西弁)」と探していたりする。
 受けましたか。それはそれは。
 基本的には韓国焼肉の店なのだが、なぜフランス人なのかは、メニューにあったはしがきを見てもさっぱり分からずなのだった。シェフも日本人みたいだし。
 HPがあるらしいので、今度探してみよう。
 味は、おいしかったです。

 8時半までだらだらいて、帰ってまたお茶を飲んだり、ゼルダの蜘蛛屋敷に行ったりする。
 プレイしていたのは相棒だが、わたしと八木さんが後ろでわーきゃーうるさいので、あきれかえった様子。
 いーんだもん。負けないもん。
 誰よりもゼルダを愛している様子の八木さんなのだが、GWになってからも、なんだかんだいって64に触れなくて不満のご様子。昨日はバスジャックのTV見ちゃったし。って、それではしょうがないですなあ。
 子温さんは、遠いので、9時半頃帰途に着く。八木さんに今度うどんを作る約束をさせられた模様。すっかりうどんを打つ人にされてしまったようだが、本当なら、今度うちでもうどん粉用意しておきましょう。
 八木さんは、11時に帰路へ。
 「結局ぴおさん、G3触らなかったですねえ」
 本当ですねえ。
 でもだいじょうぶ。そのあと触ったから。
 めちゃめちゃ速いです。ちがうマシンみたい。あ、そうか、ちがうマシンなのか。



5/5(金)

 ビッグカメラに行って、パソコン関係の小物を買う。
 ついでにCGの書籍も。
 いままで重くて入れられなかったPhotoShop5.0を入れたのだ。
 相棒は、いつの間にかPhotoShopに詳しくなっていて、ヒストリーの使い方等を教えてくれる。うーん。ちょっと悔しい。

 IEも入れたので、あちこちのHPを回ってみる。
 いままでネスケを使っていたのだが、それでも重くて画像を切っていたので、どこもかしこも、新鮮。カウンタが見れるよ〜(爆)ここんちの壁紙はこんな感じだったのか〜(爆)

 お向かいのアパートに、ペンネーム不詳の漫画家さんが住んでいるのだが、どうも修羅場っているらしい。
 GW明け渡し?
 窓から丸見えな後ろ姿を見ていると、トーンなりとも手伝いたくなってしまう。
 よけいなお世話か。
 小路のどん詰まりのアパートにも、親子で住んでいる漫画家さんがいるらしい。
 石を投げると漫画家に当たるかもしれない、この界隈。



5/6(土)

 SCSIのディジーチェーンに失敗し、MOしか繋げないでいたら、相棒が自分用に買ったUSBのMOをつなげてくれた。これで、8Gの外付け復活〜。あわれに思ったのか、やはり自分のUSBのスキャナーとプリンタも共用にしてくれました。(*T^T*)ありがとう〜。

 夕飯の買い物ついでに、ふたりでふらふらと散歩。
 コーヒーでも飲みたいな〜、と以前から目をつけていた、旧じゃわ家の近くの珈琲茶館に行ってみたら、GWで休みだった。
 さらに3丁目方面まで歩いて、通りすがりの喫茶店で、コーヒー。

 懐かしいシャービックを買ってみた。昔、夏休みといえばシャービックだったのだ。
 CMでは、フォークで刺して食べている印象があったのだが、刺すとくだけるのは相変わらずだ。
 最後に、水っぽいところが口の中に残るのが、なんとも言えません。



5/7(日)

 今日ようやく、PageMillのファイルを開く。
 速い速い。
 いままで、打ち込んでから変換まで、1秒くらいのタイムラグがあったのに、さくさく表示されるようになった〜。

 LANを組みたかったが、ダメなようなので、フロッピーのデーターをMOに移す。パソコン買ったばっかりの頃のメールや、初オフの写真なんかを懐かしく見てしまう。'96〜'97年のあたりでござる。
 パソコンを買ったのは、96'1月だった。あの頃は、7200/90を10年くらい使うつもりでいたのにな〜(爆)。4年半弱でこんなに不便になってしまうとは。



5/8(月)

 一足先に『焼肉フランス人』のHPを見つけた子温さんが、URLをメールしてくれる。
 読んでみたら、やっぱりヘンだった。
 相棒が「グルメはフランス語なんだから、そりゃあ『グルメと言えばフランス人』だろう」と突っ込んでいたが、それだけではない問題が山積しているような気も…

 子温さんの日記に、『精神年令鑑定』がリンクしてある。以前、深川拓さんの日記から行って、『実年令と変わりなし』という判定をもらっていたが、ひさしぶりにやってみた。
 『あなたの精神年齢は22歳です』
 下がってるやん!
 『あなたの精神年齢は、もう少しで大人です。しかしまだまだ若者らしさがあり、青春を謳歌している年頃です。社会的には、ある程度人と接する術を知っていて、普通に暮らすことはできます』
 …結局、子供か(T^T)


5/9(火)

 昨日からネーム。
 実家では、上質紙に枠線をコピーして、ネーム用紙に使っていたのだが、隠れ家には自分のコピー機がないので、久々にわら半紙を買ってきて、手書きで用紙を作った。
 タブレットでネームが切れるフリーソフトもあるみたいだけど、わたしはうろうろ歩き回ったり、ふとんに潜ったり、凄い時はおふろに入ってネームをするので、電脳化は無理かなあ。

 夕べの日記に書き忘れたけど、『あいのり』の金ちゃん最終回(笑)を見た。最初の頃良く見ていたのだが、ミドリが帰ってから、あまり見てなかったのだ。子温さんから「今度は見るべき」と言われて、忘れずに見た。
 スタジオの金ちゃんは、思ったよりずっと体がでかかった。

 Macにいろいろ余裕ができたので、メールやこういったテキストを打つついでに、今までインストールできなかったアクセサリの類いをダウンロードして、画面を飾り立てている。
 で、とりあえずは、遅まきながら『Kaleidoscope』
 今使っているスキームは、Nautiqua Lime。
 Hydrurgiaも落としてきて、気に入っているんだけど、うちのアイコンは動物ばかりなので、画面に合わない(爆)
 やっぱこういうのがいいなあ。Macは。



5/10(水)

 久しぶりに、竹本さんのスタジオに行く。
 竹本さんは、ウロボロスの執筆中。次回は150枚〜200枚だそうだ。
 そろそろ次の漫画のとりかからなきゃねえ、と、構想を練る。
 が、現在はまったくの白紙で、目の前に地平線まで見通せる平原が続いているようだと言っている。
 「ここは綾辻くんと一緒に考えた、『麻雀殺人事件』のネタを持ってくる」
 もにょもにょ。
 「こんな話」
 「おお。それは凄い! 不可能犯罪ですね! それで、どう解決してるんですか」
 「そこまでしかできてない。とほほ」
 …しくしく。
 「智久が部屋から忽然と消える。部屋に残されたコーヒーからは、まだ湯気が立っている」
 「幽霊船ですか。
  空中の人間消失はどうですか」
 「いっそ土に潜る。何時間もかけて掘った土の下から死体が見つかる。その死体が死後3分」
 「でも実はまだ生きてたりして」
 「『あー苦しかった』って出てくる」
 「物語になりません」
 「ダレか、ピチピチした活きのいいトリック持って、ここに遊びに来てくれないかなあ」
 誰かが持ってきたとしても、それは人のだから使っちゃいけません(笑)

 これから先のウロボロスで死ぬ予定のメンバーの名前も聞いた。
 「でも、ひとり目に悩んでるんだよねえ。これまで出したあるひとにするか、まだ出てないあのひとにするか」
 誰だろう。推理の余地なし。



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