昔の日記

3/11〜3/20


3/11(土)

 この陽気だから、どこかに散策に行きたいねー、と、上野界隈に行く。
 この日は運悪く、ここ数日にくらべると寒かったのだが、ふらふらできないほどの空気ではない。
 最初、アメ横を横断。リュック2種を各1000円(税込み)で買い、得意満面なわたしだが、アメ横ではこの価格が普通なんだもんね。露店で売っていた『なんちゃってプラダ』にも心動かされたのだが、ロゴが普通の『PRADA』だったのでやめた。『PRYADA』とかだったら、ためらいなく買ったのにな。
 相棒は『ヤマシロヤ』でウルトラセブンのポインターを買う。ここで売っていたキカイダーの限定モデルは、ビジンダーも01も全部かっこ良くて、心動かされたが、一体どこに置くんだ、と我に返りやめた。イナズマンもかっこ良かった。もうおもちゃじゃないよ、これ。

 御徒町方面に、てくてく歩いて『ブラッセリー給食当番』ちゅうお店に行く。
 ここは、しばらく前から、『給食セット』と言うメニューで、なつかしのあげパンランチなどを出してくれるので話題の店だ。
 セットAはあげパンとカレーシチューに冷凍みかん、セットBはミートソースにソフトめん+牛乳にミルメーク(各種の味あり)。各々750円。
 ふたりとも、あげパンを注文。連係プレー、ゼロ(笑)
 久しぶりに食べたあげパンは、昔より柔らかい歯触りだったが、揚げドーナツとはやはり違う食感。カレーシチューは、あきらかにこっちが、んまい。だって、昔のは肉が入ってなかったんだもん。冷凍みかんは、ひたすらつべたい。凍えた。

 ところで、同じ年くらいの人へ質問。ソフトめんを『ハイパスター』と言っていた時期にご記憶がございませんか? 言っていたのだ、うちの小学校では。
 当時、「ハイパスターなんてなんだか薬臭くて苦いような名前ちゅうか、一方で叫んで変身するとき使うような名前でかっこいい気もするちゅうか、不可解だな」って思ってたのだが、今ならただのハイなパスタってだけのネーミングだったのがわかる。当時はピザをピザパイと言っていた頃だったので仕方なかったのだ。
 
 お店は混雑していたが、店員さんも店長も感じ良かったし、内装もおもろかったし、本当なら言うことなかったのだが、店内で実に不愉快なできごとが。
 わたしたちが入店したと同じくらいに、TV局のカメラが来たのである。
 レポーターと記者とおぼしき女性二人が、レジの前に無言で割り込んで来た時点で、すっごいイヤな予感がしていたのは確か。
 レポーターは仕方がないかもしれない。カメラの前でしゃべるんだから。
 しかし、このもうひとりの女性は、なんの為いるんだか、大混雑の店内を客とすれ違っても一言のエクスキューズもない。そう、ラクダ色のコートを来ていた彼女の姿は忘れまいぞ。
 化粧室に立った時、その前をカメラ音声の男性ふたりが塞いでいたので、こちらがすみませんと話し掛けても、嫌そうに退くだけ。
 化粧室から戻ると、またもや通路が彼等に塞がれている。インタビューの間5分以上待っていたのに、目が合っても一言もない。
 待っていたのを、本当にありがたく思ってなくても別にいいよ。一言「すみません」「ありがとう」があってもいいんじゃないかっていうか言うだろう普通。何様だあんたら。日本国民全員がTVカメラを無条件でありがたがると思っているのか! このすっとこどっこい。
 TBS関口宏のサンデーモーニングは金輪際見ない
 レジでも、また塞がれて待たされる。それまでのことを逐一見ていたらしいウェイトレスさんは、しきりに話しかけてくれ、おまけに飲み物代まで負けてくれた。テレビマンと比べて『ブラッセリー給食当番』はとてもいいところだった。
 次行った時は、ソフトめんのセットを頼もう。
 で、これはここの紙ナプキン。

 ぶつくさ言いながら、上野へ戻り、国立科学博物館へ。
 しばらくぶりなのだ。
 小さい時行って怖かった別館が、新館に改装中でちょっとがっかり。追体験してみたかったのに。
 しかし、本館の中央にはあいかわらず鉄球がぶら下がっていた(フーコー振子)し、階段は物々しく、充分ノスタルジー。みどり館4Fには、昔からある干し首がやはり鎮座していた。怖い〜。
 新館B1Fの恐竜のとこは圧巻。ハイテクって言うのはこういうことを言うんだろう>熱海秘宝館
 入館料は420円。これ安いわ。

 本館地下の上野精養軒がはいっている『かはくラウンジ』に入りたかったのだが、閉館時間ぎりぎりまで見回り倒していて、計画は頓挫。すごすごと出る。

 それから地下鉄で浅草。いつもの『ひょうたん』でもんじゃとお好み焼き。意を決し、本当のもんじゃの焼き方を聞く。なるほどそうだったのか! こうだ!


 そのあとは『神谷バー』で電気ブランと海老のデンキ揚げを食べる。怪しいでしょうデンキ揚げ。どんなのか知りたい人は頼んでみるとよろし。

 思えばノスタルで統一したお出かけであった。

 帰ったら『蒲生邸事件』(NHK)のビデオ撮りに失敗していて、ショック。


3/12(日)

 昨日にひきつづき『クウガ』のビデオ撮りまで失敗。後日みきさんに借りる約束をする。

 買い物していたら、ある路地でこんな張り紙を発見。
いつから休業だったかわからないが、12日までは『本日休業』なんだらしい。『9〜12日まで休業』のような波状のお休みなのではなく、毎日毎日朝が来る度にきりっとお休みになっている印象があって、ワタシ的にはいい感じである。
ところで、これはピカチュウかもしれないと思うがどうか。


3/13(月)

 とうがらし麺にはまっている。3種あるみたいだが、わたしの好きなのは『とうがらし麺焼そば』
 粉末とうがらしのふりかけもついているが、それをかけなくても充分辛い。
 キムチの香りもあるが、そこはかとなくナンプラーの香りもする。食べた後部屋中が臭くなるのが難。
 買ってあって食べてないのが『インドメン』。開けるのが楽しみなような怖いような。
 そう言えば、結構好きだったのに『俺の塩』いつの間にか消えたな。


3/14(火)

 数日前の深夜、東京12chで、変な映画をやっていたので、その録画を見る。
 『人間人形の逆襲』
 モノクロ字幕作品である。詳しいことは、新聞をゴミに出してしまったのでわからないが、アメリカ映画なのは確か。
 『あるアパートの1室の人形研究所では、秘書を募集していた。『高給・仕事楽』。そこにうかうかと現れる身寄りのない美人。奥から出てくる白衣の男。皆は彼を博士と呼ぶ。』
 博士? 人形研究で博士号を持っているのかこの人は? 
 が、物語が進んで行くうちに、元サーカスの人形使いだったことが判明。
 博士ちゃうやんけ。
 後半、『人間人形』が『逆襲』していくのだが、その時博士に睡眠薬を盛るも、その後効くも効かないも全く描写がなかったりして謎。って、そこだけじゃなく設定からして突っ込みまくりなんだけど。
 プロジェクターの応用って何?
 見た人しかわかりませんね。

 今晩のご飯は、ラタトゥイユにバーベキューチキン。お客様料理のようになってしまった。
 食後、食費の計算をしていたら、月半ばにして既に1ヶ月分の金額を使い果たしていることが判明。
 うーん。月末まで、今ある食材でやりくりするのですね。うーん。
 大丈夫か? 


3/15(水)

 T社と仕事の電話して切り、FAXが届くのを待っている。が、切ってから気がついたのだが、わたしは今の連絡先を知らない。こういう時に限ってくるはずのFAXが来なくてやきもきなのだ。


3/16(木)

 雨。のせいだと思うが、ひどい頭痛。
 ふとんの中で、痛いよ〜痛いよ〜とのたうちまわっていたら、いつの間にか午後1時。
 結局今日は、それから夕飯を作っただけで終わってしまった。ああ、廃人。
 しかも献立は、いり鶏とじゃがいもと長ネギの味噌汁、かぶの梅和え。簡単。
 明日はもっと生産的なことをしよう。

 若乃花、横綱だったのはたったの2年弱かあ。あの頃は今よりはマトモに相撲見てたんだけど。
 まあ、一番夢中だった時期は、午後いちにBSから見初めて、幕下の呼出しの顔まで覚えてたけどさ。小錦の初優勝の頃さ。


3/17(金)

 ぬーべー先生のアシスタントの帰りに、えりちゃんが遊びに来る。
 隠れ家でお茶を飲んでから、相棒と3人で、いつものタイ料理屋『SIAM』へ。
 ここに、お米のデザートがあって、名前がどうしても覚えられないのだが、その、米の粉を糊状にして柔らかく固めてある甘いようなしょっぱいようなお菓子が最近のお気に入りだ。
 「舌きり雀の食べた糊って、こんな感じだったんだろうねえ」と言うと、両者から異論が出る。
 多分そうだと思うんだけどなあ。

 この店は、食事の後、おまけでタピオカミルクとジャスミンティが出てくるのだ。満腹。

 日中より格段に寒い中、また隠れ家に帰り、えりちゃんとふたりで『THE NEXT TETRIS』の対戦をする。いまだにテトリスをしているのはわたしぐらいだと言われるが、だって好きなんだもん。


3/18(土) 

 火急の仕事がないので、久しぶりにスケッチブックにいたずら描きをする。
 絵が変わった。最近ストマンを描いていないので、気が抜けたのか、非常にまるっこい絵になっている。どちらかというと『おじゃる丸』である。魔女っ子もののようでもある。でも楽。


3/19(日)

 昨日描いた絵をパソに取り込んで、色つけをする。そのうちイラストのコーナーに載せよう。

 ようやく『IN★POCKET』入手。『暗黒館の殺人』、思ったよりいっぱい載っているなあ。今でこの量だと、終わる頃には長大な話になってそう。


3/20(月)

 『暗黒館の殺人』をじっくり読む。あああ続き気になるよー。余りに気になるので、ついPS『YAKATA』を再プレイし始めてしまうあたり、自分でも意味不明。このゲームを初めてやった頃は、まだ南じゃわさんとは面識がなかったので、今しみじみやり直すと「ミズキはみなみざわだいすけくらいピアノが上手いのか。そりゃすげえよ」などという楽しみ方もできて、感慨深し。
 今日は『水車館』悪夢界2までやってしまったが、前回と違って攻略本もあるので(自分の方向音痴をのぞけば)楽勝。ダヴィンチ編集の攻略本には、今回暗黒館の挿し絵の喜国さんが「『暗黒館の殺人』が出るまでこのゲームをやろう」などと帯を書いている。またもやしみじみ。
 思い起こせば『YAKATA』がわたしお初のRPGゲームだったのだが、やっぱり画面酔いするよこれ

 5ページほど漫画を描いたことのある、別冊宝島が文庫化されるそうで、見かけたら読んでやって下さい。4月発売予定だそうです。『これでキレイになりました』です。って、これ全然更新してない作品紹介のページかなんかに載せてるよな。時の流れは早いもんです。予価は524円。色んな人がレポ漫画描いてて面白かったですよ。>ムック当時。 文庫なら多分コンビニなんかでも買えるのでは。

 ひょんなことで、自発的に『2ちゃんねる』なんかをのぞいてみた。幼い時(中学生)からの知り合いの話題が結構沸騰してて驚いた。まあ、その人は別として、徳田みどりちゃんは今どうしてるのだろう。もう前の住所にはいないのだろうか。古いアドレス帳は実家において来ちゃったしなあ。コミケでしか会えない友人にも尋ねられたのだが、わたしも彼女とはトルーパー初期までしか連絡を取ってないのだ。さてさて、平穏無事に暮らしているといいのだが。

 友人からおめでたの報有り。おめでとう。1箇所だけメールしておきました。<私信