昔の日記
10/1〜10/31
大山の古本屋で、文春文庫の「漫画黄金時代」と「少女漫画大全集」を買ってくる(由香さんとこで、以前読ませてもらった本)。カバー有り500円、無しが400円。少女漫画の方は懐かしく読んだけど、「黄金時代」は、大人漫画がメインのせいもあって、時代背景の閉塞感に押しつぶされそう。
あと、LaLaの創刊号も1000円で購入。二階堂さんのよると「普通2500円以上」なんだそう。古漫画お買い得を二階堂さんに誉めてもらうとうれしいなあ。
山岸涼子の妖精さんの表紙絵が、昔の記憶を一気に蘇らせてくれた。本当は、花とゆめ創刊号が見つかればよかったなあ、って考えがよぎったが、少女雑誌と、町中の本屋で出会うだけでも僥倖かも。
●「コスモウォーリアー零」。松本漫画はみんなそうだが、アレも出て、ソレも出た。
おかげで、漫画の方が読みたくなって、『銀河鉄道999』の新しい漫画(エターナル編、と言うのだそうだ)を買ってくる。
小学館のビッグコミックゴールド版は、単行本の1〜14までは、少年画報社の999の復刊なので、15、16、17を手に入れた。勢いで、『火星ホテル』と『ちいさなマキ』も。火星つながりで、安永航一郎の『火星人刑事』の4も。なんのこっちゃ。
『火星ホテル』も、もうひとつ別の『鉄郎』の話のようだ。
それにしても、あちこちよく出てくるよなあ、ハーロック。なんの仕事してるんだ、って感じ。いや、海賊だけど。
●ついでに買った、『犬あそび』(一條裕子)。これは、たしかに犬漫画ですなあ。わたしも小学生の低学年の時、まったくこんな調子でした(笑)なにか、生き物を飼いたいと、今、思っている人には、おすすめ(?)
●「ミスタードリラー」で、掘り進めた深さは784m、相棒は985m。もうちょっとだ。(ライフ5人だけどね)
●ネットで申し込んだ『Adobe GoLive 5.0』。出荷が遅れてるらしい。
●体調。気管支炎と動悸は相変わらず。家の中なら、まだマシだけど、どっちも外出先で起こるとこまるんだよねえ。だから、現在禁酒中。
●10/28。6人で、高野オフ。みきさんと旦那の子温さんと八木健威さんとさつきさん、それとうちの相棒。高野の栗やカボチャや洋梨のデザートを食べるのだ。カラオケで腹ごなしをした後、また高野に戻って、ディナーバイキング。生まれて初めてバイキングで飽食したのだ。(バイキングだと普段はあまり食べられない)
八木さんのメロン飽食ぶりには負けるけど。アンデスメロン15切れマスクメロン15切れも食うなよ。
ポルノグラフィティの『サウダージ』が、「イノキ!ボンバイエ」に似ている話に、深くうなずく。
●10/29。池袋で『キャプテン翼同人誌オンリーイベント』をやっていたので、遊びに行った。えーん。ほとんど誰も知らないよう。みゆさんとめだかちゃんだけだ。
ビデオ上映会をやっていたので、それは嬉しく見る。やっぱり小学生編は面白いよ。
帰りは、みゆさんとお友達2人とで、『TAPA』で軽食。
●10/31は、後期初めての東映講師。みんな春頃と比べたらうまくなったなあ。しかし、来る人が徐々に減ってきている。クラスの半分くらい来ない。書きたい人と書けない人の格差が出てきてしまったのが、原因なのだろうか。それにしても、人の夢に影響している仕事は、楽しい反面、少し怖い。
今後の授業内容に関して、英先生と長電話。
●大森さんのコラムの仕事のため、『ミカヅキ』1話を借りて見る。スゲエ。ほんとにスイカだ。こういうのやっぱりスキかも。2話目は我が家で録画だ。
●田中啓文さんの『異形家の食卓』。しかし、このタイトル(笑)。ざくざくどろどろびよびよなのに、この黒い生き物が、赤ん坊よりかわいく感じるのはどういう訳か?
●講師の帰りに、神保町の古本市に行ってみる、うーん、なんにもない。やはり開催日初日に行かないとダメなのかな。別冊奇想天外の『SF再入門大全集』(1000円)を相棒のために、わたしは、古書店連合の2000年版目録と、翠光堂書店の『レアコミックスカタログ』を買う。
『レアコミックスカタログ』を見ると、昔の青春漫画雑誌(貸本らしい)で『きみとぼく』って本が既にあったのねえ。年代が書いてないからわからないけど、映画の『青い山脈』などやっていたとおぼしき見てくれ。吉永小百合と西郷輝彦みたいな男女の絵が、表紙である。そこのアオリ文句が、『君の瞳に僕が、僕の瞳に君がいる』。今の時代、この感性に近いのは、多分、後発で出てもう既につぶれてしまった、やおい漫画誌かもしれない。
日活アクション的漫画のタイトルも面白い。『太陽を葬れ』『くたばれ青春』『破れかぶれ』『荒くれ』。そんなにヤケにならんでも。ヤケになっているわりにいざとなると怖じ気づくらしく、『危険のきれっぱし』って、言うのがあったりもして、あんまし危なくなさそうである。『しかばね15年』とかの方が危ない。『殺されたくせに笑ってる』どういうことかわからない。
『独眼探偵 逆スパイ 裏の裏の裏』これ、ひとつのタイトルだった。あなたは何者だ。
剣豪忍者ものから。『腐臭の侍』。なんか怖いよう。『残酷帳シリーズ忍者絶命』タイトルも怖いけど、表紙絵も怖いよう。と思ってよく見たら、白土三平と絵がそっくりな、つげ義春の作でした。つげ義春に、そんな時代があったのか。ちなみに15000円(掲載価格)。
ここの本は、わたしが欲しい時代より、10年以上前のようだけど、一度店に見に行ってみたい気がした。
●年末のサスペリアの読み切りは、お休み。でも、同人誌はやるのだ。