昔の日記

10/1〜10/31



10/1(日)
 のびのびになっていた、渋柿シンちゃんの下絵。快調に進むはずもなく、寝たり起きたり。ガスの応急処置のおかげで、お風呂には入れますが、熱が出てきたので、どっちにしろ入れません。
 お医者さんに行きたいのだが、転出してしまったので、実家の国民健康保険が使えないのだ。
10/2(月)〜10/4(水)
 多分、同じ状態だったはず。何も覚えていない。
10/5(木)
 なんとか動けるようになったので、役所に転入届けを出しに行く。健康保険は即日発行。これでやっとお医者に行ける。
 が、あまりにも人が並んでいるので、受け取るのは断念。多分送ってくれるはず。
10/6(金)
 新品の給湯器が入ることになった。午前中からずっと工事していた気のよさそうなおじさん。「午後から出かけるんです」と言うと、急いでやってくれたが、それでも待ち合わせの時間に遅れてしまった。
 待ち合わせの相手は、あやべさん。池袋のHMVで、平沢さんのトークイベントがあるので、その整理券をもらうついでに、わたしと相棒の新居祝いを買ってくれると言うのだった。なんていい人なんでしょう。
 「パジャマとかにする?ピンクのシルクのペアとか」
 わたしはいいけど、一緒に行った相棒のおでこに青筋が立っている。やばい(笑)
 結局、牛柄のパジャマを2つ買ってもらいました。その晩から着ました。
10/7(土)
 我孫子さん、ごめんなさい。今回のアシスタント代を除くと、今わたしの口座には2万円しかありません(爆) 今年のプレゼントは、今日明日には贈れません。でも、お誕生日おめでとう。
 保険証が届く。午後だったので、医者には行けず。
10/8(日)
 えりちゃん、アシスタントに来る。どうにかこうにか、下絵のメドがつきそうなんである。29枚だからよかったんだ。40枚あったら、無理だった。
 わたしは、また熱。頭も痛い。咳をすると響いて地獄なの。
 えりちゃんに「冷えピタ」を買ってきてもらって、何とかしのぐ。
10/9(月)
 ひとりで下絵のフィニッシュ。
 祝日だけど、咳が止まらなくて、熱が下がらないので、近所の救急病院へ。熱は下がったけど、咳が全然止まらない。どうして? セデスも全然効かなくて、頭痛が治まらない。
10/10(火)
 えりちゃんが来て、作業。えりちゃんが早いから助かってるけど、ひとりだったらどうなっていたことか。
 いつもきついきついと言っているわたしであるが、今回は本当に地獄である。
 そんな中、心の潤いは、相棒が買ってきてくれるチョコエッグである。
 日本動物4弾はコンプリート。関東地区ではまだ売っていないペット動物も、海洋堂の本社に行って、買ってきてくれた。
 出てきた、セキセイインコの青。ぴよちゃん〜〜。
 チョコも、日本製より甘いが(卵形の中におもちゃを入れる機械は、イタリアにしかなくて、おのずとチョコはイタリア製になるんだそうだ)、病身のわたしには、ちょうどいい栄養補給なのである。なんせ、食欲が全くないので。
 ペット動物も、半数ぐらい集まる。関東発売が楽しみ。
10/11(木)
 今日もえりちゃんが来るはずだったが、快復しないので、日延べしてもらった。
 結局、新しい医者へ行くのはやめて、池袋のかかりつけの医者へ。診断の結果「気管支喘息」風邪薬では治まらないはずです。アロテック系は体に合わないので、ユニフィルと吸入薬のフルタイドをもらう。胃がやられてきたので、頭痛薬は見送る。晩から、咳が治まりました。反動で、脱力。仕事は全然手につかなかった。
10/12(金)
 背景フィニッシュ。えりちゃんは明日から北海道旅行。帰ってすぐ、ダイエーの応援で福岡。行ってらっしゃーい。
10/13(木)
 実家へ。トーン貼りは相変わらず実家なのだ。でも、具合が悪くて起きられず。仕上げのみゆさんを駅で待たせてしまう。
 皆無さんのクウガ本をいただく。すっかりどっぷりで嬉しい(笑)みゆさんはタイムレンジャーの方に、よりはまってるみたい。
10/14(金)
 今回、画面の白黒コントラストを強くしたのがよかったのだろうか、顔陰も貼らなかったので、日付が変わる前にあっさり終わってしまう。拍子抜けするぐらい。でもよかった。これでちょっと寝込める。ありがとうみゆさん。
10/15(土)
 寝込む。実家で良かった。
10/16(日)
 新居に帰還。相棒が片付けをしやかりきにやって置いてくれていた。わたし、ほとんど手をつけてないもんなあ。ありがとね。 
10/17(月)
 原稿受け渡し。また色々話を聞く。猫丸先輩のアンケートはよかったらしいが、印象が悪い方でもダントツだったらしい。読者の反応があまりない本だそうで「あるからいい」んだそうだ。水死体効果だろうか。
10/18(火)〜10/20(金)
 ようやく家の片付けに手をつけ、真面目にご飯を作ったりする。スイートポテト作ってとか、カブを漬けてとか、ハンバーグ作ってとか。
 咳は治まったものの、夜6時くらいになると、頭痛が起こる。深夜、動悸が激しいのも気になる。

 大山の古本屋で、文春文庫の「漫画黄金時代」と「少女漫画大全集」を買ってくる(由香さんとこで、以前読ませてもらった本)。カバー有り500円、無しが400円。少女漫画の方は懐かしく読んだけど、「黄金時代」は、大人漫画がメインのせいもあって、時代背景の閉塞感に押しつぶされそう。
 あと、LaLaの創刊号も1000円で購入。二階堂さんのよると「普通2500円以上」なんだそう。古漫画お買い得を二階堂さんに誉めてもらうとうれしいなあ。
 山岸涼子の妖精さんの表紙絵が、昔の記憶を一気に蘇らせてくれた。本当は、花とゆめ創刊号が見つかればよかったなあ、って考えがよぎったが、少女雑誌と、町中の本屋で出会うだけでも僥倖かも。


10/21(土)
 動悸は、やはり喘息薬のユニフィルのせいだったらしい。この手の薬は、ホントに体に合わないようだ。頭痛薬をようやくもらう。偏頭痛専用の薬。
 この日は、平沢さんのトークイベントに行ったのだが、それはまた後日。
10/22(日)
 昨日HMVでCDをいっぱい買ってしまったのに、今日またゲームを買ってしまった。(全部カード)
 「ミスタードリラー」「クイズ番組」「コスモウォーリアー零」
 「コスモウォーリアー零」は、40%引きだった。売れてないのか。
10/23(月)〜10/31(火)

「コスモウォーリアー零」。松本漫画はみんなそうだが、アレも出て、ソレも出た。
 おかげで、漫画の方が読みたくなって、『銀河鉄道999』の新しい漫画(エターナル編、と言うのだそうだ)を買ってくる。
 小学館のビッグコミックゴールド版は、単行本の1〜14までは、少年画報社の999の復刊なので、15、16、17を手に入れた。勢いで、『火星ホテル』『ちいさなマキ』も。火星つながりで、安永航一郎の『火星人刑事』の4も。なんのこっちゃ。
 『火星ホテル』も、もうひとつ別の『鉄郎』の話のようだ。
 それにしても、あちこちよく出てくるよなあ、ハーロック。なんの仕事してるんだ、って感じ。いや、海賊だけど。
●ついでに買った、『犬あそび』(一條裕子)。これは、たしかに犬漫画ですなあ。わたしも小学生の低学年の時、まったくこんな調子でした(笑)なにか、生き物を飼いたいと、今、思っている人には、おすすめ(?)
「ミスタードリラー」で、掘り進めた深さは784m、相棒は985m。もうちょっとだ。(ライフ5人だけどね)
●ネットで申し込んだ『Adobe GoLive 5.0』。出荷が遅れてるらしい。
●体調。気管支炎と動悸は相変わらず。家の中なら、まだマシだけど、どっちも外出先で起こるとこまるんだよねえ。だから、現在禁酒中。
●10/28。6人で、高野オフ。みきさんと旦那の子温さんと八木健威さんとさつきさん、それとうちの相棒。高野の栗やカボチャや洋梨のデザートを食べるのだ。カラオケで腹ごなしをした後、また高野に戻って、ディナーバイキング。生まれて初めてバイキングで飽食したのだ。(バイキングだと普段はあまり食べられない)
 八木さんのメロン飽食ぶりには負けるけど。アンデスメロン15切れマスクメロン15切れも食うなよ。
 ポルノグラフィティの『サウダージ』が、「イノキ!ボンバイエ」に似ている話に、深くうなずく。
●10/29。池袋で『キャプテン翼同人誌オンリーイベント』をやっていたので、遊びに行った。えーん。ほとんど誰も知らないよう。みゆさんとめだかちゃんだけだ。
 ビデオ上映会をやっていたので、それは嬉しく見る。やっぱり小学生編は面白いよ。
 帰りは、みゆさんとお友達2人とで、『TAPA』で軽食。
●10/31は、後期初めての東映講師。みんな春頃と比べたらうまくなったなあ。しかし、来る人が徐々に減ってきている。クラスの半分くらい来ない。書きたい人と書けない人の格差が出てきてしまったのが、原因なのだろうか。それにしても、人の夢に影響している仕事は、楽しい反面、少し怖い。
 今後の授業内容に関して、英先生と長電話。
●大森さんのコラムの仕事のため、『ミカヅキ』1話を借りて見る。スゲエ。ほんとにスイカだ。こういうのやっぱりスキかも。2話目は我が家で録画だ。
田中啓文さんの『異形家の食卓』。しかし、このタイトル(笑)。ざくざくどろどろびよびよなのに、この黒い生き物が、赤ん坊よりかわいく感じるのはどういう訳か?
●講師の帰りに、神保町の古本市に行ってみる、うーん、なんにもない。やはり開催日初日に行かないとダメなのかな。別冊奇想天外の『SF再入門大全集』(1000円)を相棒のために、わたしは、古書店連合の2000年版目録と、翠光堂書店の『レアコミックスカタログ』を買う。
 『レアコミックスカタログ』を見ると、昔の青春漫画雑誌(貸本らしい)で『きみとぼく』って本が既にあったのねえ。年代が書いてないからわからないけど、映画の『青い山脈』などやっていたとおぼしき見てくれ。吉永小百合と西郷輝彦みたいな男女の絵が、表紙である。そこのアオリ文句が、『君の瞳に僕が、僕の瞳に君がいる』。今の時代、この感性に近いのは、多分、後発で出てもう既につぶれてしまった、やおい漫画誌かもしれない。
 日活アクション的漫画のタイトルも面白い。『太陽を葬れ』『くたばれ青春』『破れかぶれ』『荒くれ』。そんなにヤケにならんでも。ヤケになっているわりにいざとなると怖じ気づくらしく、『危険のきれっぱし』って、言うのがあったりもして、あんまし危なくなさそうである。『しかばね15年』とかの方が危ない。『殺されたくせに笑ってる』どういうことかわからない。
 『独眼探偵 逆スパイ 裏の裏の裏』これ、ひとつのタイトルだった。あなたは何者だ。
 剣豪忍者ものから。『腐臭の侍』。なんか怖いよう。『残酷帳シリーズ忍者絶命』タイトルも怖いけど、表紙絵も怖いよう。と思ってよく見たら、白土三平と絵がそっくりな、つげ義春の作でした。つげ義春に、そんな時代があったのか。ちなみに15000円(掲載価格)。
 ここの本は、わたしが欲しい時代より、10年以上前のようだけど、一度店に見に行ってみたい気がした。
●年末のサスペリアの読み切りは、お休み。でも、同人誌はやるのだ。


みかかこ日記リスト